結晶の大きさ1.2mm
白銀色の結晶が砒白金鉱です。母岩は黄銅鉱を多く含む橄欖岩のような岩石です(自信はありません)。写真に写っている部分は茶色い褐鉄鉱のようなものがほとんどですが、これが、磁硫鉄鉱が分解してできた褐鉄鉱なのか、橄欖岩が分解してできたものなのかはわかりません (赤石鉱山の橄欖岩の風化面のように橄欖岩が分解して褐色のものができることがあります。)。
ヴァーミリオン鉱山は砒白金鉱の原産地です。タルナフのように大型の結晶を産出しないので、標本の知名度としてはいまいちです。また、ヴァーミリオン鉱山を含むサドバリー複合岩体も、ニッケルの鉱床としては有名ですが、白金の経済的な生産ではタルナフ鉱床を有するロシアやブッシュフェルト岩体の南アフリカが90%を占め、カナダはそれほど目立つ存在ではありません。