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医学生

書名:医学生
著者:南木 桂士
出版社:文春文庫
価格:定価419円

推薦文
新設して間もない秋田大学医学部に、それぞれの不安や挫折を胸に集まった医学生たち。不本意にも入学してきたもの、流されてきたもの、少女的夢に憧れてきたもの、高尚な目的をもったもの。それぞれが生死を通して人生を考えて歩いて行く。無駄がなく、すごく読みやすいです。
感想

平野君からもらった数十冊のうちの一冊。特にお薦めって事で読んで見た。あまりお堅いのを読む気分ではなかったのだが、タイトルとは違ってすごく読みやすかった。なんだか回りくどさがない。理系人間の書く本ってのはやはりおもしろく、読みやすい気がする。

医学生四人。嫌々秋田の田舎の大学で勉学する和丸。ぼくは彼が一番好きで感情移入出来た。嫌々ではありながらもいろいろな事を学んで成長していく様が良く描かれていた。

他3人もそれぞれ個性的な魅力を持った登場人物であった。生死をそれぞれの視点から描き、また受けとめていく。人生観を見つめなおす。

ストーリーとしてはそれほど興味をひくものでもない気がするのだが、それが逆に良いのかもしれない。何度も言うがすごく読みやすかった。ぼくもちょっと大学で勉強するということについて考え直さないとならない。とは言え、もうかなり手遅れな気もするが。(2001/3/19)


 


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