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いちご同盟 純愛−中学編

書名:「いちご同盟 純愛−中学編」
著者:三田 誠広
出版社:集英社文庫
価格:定価410円

推薦文
サブタイトルからして、ちょっと読むのにためらう。純愛なんか正直ぼくのキャラではないと思うのだが。 しかも中学編と銘打ってあるモノを大学生のむさい男が読んで居るのだから恥ずかしい。しかし、侮るなかれ、 登場人物は中学生と言えども考えてることはもう大人である。「純愛」と書いてあると、子供っぽく思われがちだが、 子供っぽい恋愛をただ書いているのではない。おそらく多くの人も、この主人公と同じように 恋愛、将来、人生、生と死などに悩んでいた時期があったと思う、そういったものを書いたのがこの作品である。 ストーリーは中学3年の良一が同級生の野球部のエース・徹夜を通じて、入院中である少女直美に出会い、 恋愛、友情、生と死などを考えていく。と言ったちょっとありふれた感もあるが、現役中学生はもちろん それ以上の方もこれを読んで昔の気持ちを思いだしてみてはいかかがでしょうか?
感想
これもまた、平野くんの推薦である。 この作品、懐かしいと言えば懐かしいが、中学生にしてはませてるような気もした。 中学生の内面を書いた作品なので、内へ内へとなってしまうのはわかるが、少なくとも ぼくが中学生の頃はこんなにいろいろ考えてなかった。最近の中学生の方がこういった傾向は強いのだろうか? 試しに家庭教師の生徒の中3の女の子読んでもらったが、共感したような感じは受けなかった。 ストーリーがあまり一般的ではないのがその理由なのかも知れない。 中学の時に身近に「死」というモノを感じていなかったせいであろうか。 だが決して悪い作品ではない。(1999/6/23)

 


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