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「〜全集」なんて書かれてると、ちょっと尻ごみしそうですが、そんな重い本ではないです(内容は)。
どんな内容か、サブタイトルをそのまま使わせていただきますと「時間どろぼうと ぬすまれた時間を 人間にとりかえしてくれた女の子のふしぎな物語」ってとこです。
「なんだ童話かぁ」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、この物語は本当に子供から 大人まで読んで楽しめます。むしろ時間に追われている大人の方に読んでいただきたいですね。
最近では子供も時間に追われてるようですがね・・・。
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掲示板にたまに登場する「かしまにあん」からの推薦。 なんとか学校の図書館から見つけましたが、人気のせいなのか表紙も背表紙も文字が
薄れてしまっていて探すのはなかなかに困難でした。デカイだけあって読み応えがありますが サクサクと読めます。実際ぼくも「童話なんて」ってな感じで期待してなかったのですが、
面白い面白い。展開も素晴らしいくらいに軽快かつ新鮮でした。 「時間」身近にありながら人間の5感では感じとれないあいまいな存在。 明確に定義付けられる人はそうはいないでしょう。
そしてその定義も人それぞれ。「時間は大事」なんてことはわかりきってること。 でもあればいいってもんじゃない。使い道一つでその価値は大きく変わる。
時間もお金も命も。主人公が少女という、子供からの視点によって気づかされる事は 鋭いところをついてきます。忘れていたものを思い出せた気がしました。
河合隼雄のあと書き(解説)もいいですね(1999/10/22)
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