| 「ON」と「OFF」 |
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| 推薦文 |
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ソニーの会長兼CEOの出井伸之。ソニーの社内向けホームページ「InterSony」に掲載されていたエッセイをまとめたもの。CEOの仕事というと、いったい何をしてるのかよくわかりませんが、多忙なのはよくわかる。アメリカ、ヨーロッパ、アジアを飛びまわって、各地でワインや料理を楽しみ、ゴルフをして、たくさん本を読む。
仕事の事(ON)よりも、趣味のワインやゴルフの話し(OFF)が多いのだが、それらにたいする造詣の深さ、好きなことへに熱中度合いもまたすごい。ソニーという日本を代表する大企業のCEOが何を、どう考えているかプライベートな面ものぞける、面白いエッセイ。 |
| 感想 |
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図書館で見つけたの借りた。率直な感想で言えば、やっぱりすごいなと。
ぼくもまかりなりに毎週朝礼という形で文章を書いてるが、当然ながらくらべものにならないくらい内容が充実していて、おもしろくて、好奇心をかきたてられて、ためになる。出てくる話のほとんどが海外出張。ほとんど毎週行ってるんじゃないかってくらい。とにかく、海外に出ることが多い。 さらに驚くのが、趣味にたいする深さ。大のワイン好きらしく、出張先では現地のワインを飲み、料理を楽しんでいるようだが、やはり、それらは知ってるからこそ楽しめるのだ。そして、各国GMやマイクロソフトの社長、ジャックウェルチなんかと会話の共通性が保てるのも、こうした趣味の分野での話があるからだろう。とにかく、そのアンテナの広さと深さには驚くばかり。 もちろん、経営に関しても多少書いてあるのだが、たくさん本を読んでいる。そんな時間あるのかと思うのだが、映画も好きだし、演劇なんかも好きだという。デキる人間ってのは違うなぁと。 出井さんも言っていたが、「OFF」を充実させることは「ON」にもつながるということ。ビジネスの世界において、ビジネスパートナーと仕事の話ばかりではなく、ゴルフであったり、芸術であったり、車であったり、と共通の話題というのがあるのにこしたことがない。 ビジネスに限らず人間関係においても、自分の世界をもってる人と会話するのはすごく刺激的で楽しいものだ。仕事が出来ることも当然のことながら、「OFF」の充実度がその人の器を決めるんではないかとおもう。(2002年11月15日) |