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さよならをするために

書名:さよならをするために
著者:唯川 恵
出版社:集英社文庫
価格:470円(税抜き)

推薦文
とても切なくて、それでいて前向きな「さよなら」の恋愛の短編小説5編。好きで好きでたまらなかった彼に別れをつげて、自分の時間を過ごそうと決意する。そんな勇気のある別れをする女性達の物語。

中高生には少し早いかも知れない。大学生、特に社会人の女性なら共感する事請け合いの作品だと思います。
感想
以前テレビドラマでやっていた「恋愛偏差値」の原作者唯川 恵。彼女からのオススメもあって、古本屋でみかけたので買ったうちの1冊。

全編、女性が好きな男性にそっぽを向かれる、もしくは振り向いてもらえない、そんな状態から抜け出すように、勇気をふりしぼったり、ちょっとしたきかっけから、むしろ自ら「さよなら」を言う。「かっこいいなぁ」と思うのだろう。男から見ても、たしかにかっこいい。

個人的に恋愛に関しては女性の方が男性よりサバサバしてると思うので、この作品に出てくるような女性は結構いるように思う。

浮気をした男に対してあてつけのようにキスをしたり、ある男性に頼られる事に嫌気がさす女性、昔の彼氏の出る同窓会に出る女性などなど。

ぶっちゃけ、作者としては女性にこう強くあって欲しいと思ってるのだろう。男に振りまわされるのではなく、きちんと自分をもって恋愛をして、仕事をして、人生を過ごすように願ってるのではないだろうか。なかなか面白かった。(2002年11月12日)



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