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ザ・スクープ

書名:ザ・スクープ
著者:落合 信彦
出版社:集英社文庫
価格:定価350円

推薦文
大韓航空機事故にはじまり、その他米ソの利益追求のためだけの冷戦状態の犠牲となる陰謀。その事実を知るダブルスパイの死によって一人の日本人ジャーナリストが事実を追い求める。
感想

まとめて買ってきたうちの1冊。「叩き潰される日本」を先に読んでいて、米ソの冷戦の背後にある陰謀をある程度把握したつもりだったが、今回はその大きな陰謀のなかで動く一人一人に焦点をあてて書かれている。
大韓航空機事故の陰謀を明かし、さらなる情報を日本人ジャーナリストの主人公に与えようとしていたダブルスパイが殺される。命の危険まで犯してその情報を渡す、そこに男の生きる姿がある。その情報をもとにCIAのありとあらゆる阻止活動をかいくぐり真実を暴こうとする主人公。

妨害をかわし見事真実を手に入れる。しかし、今度は発表に対しての圧力がかかる。どんな脅しにも屈指ない男。世界を揺るがすほどの情報でありながら、一人の女のために全てを白紙に戻してしまう。かっこよすぎる。男だ。(2000/10/24)


 


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