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ザ・ゴール2 It's Not Luck

書名:ザ・ゴール2 It's Not Luck
著者:エリヤフ・ゴールドラット
訳:三本木 亮
出版社:ダイヤモンド社
価格:各1600円(税抜き)

推薦文
前作「ザ・ゴール」で閉鎖目前の工場を立て直した10年後。主人公アレックス・ロゴは多角事業グループ担当副社長となって活躍していたが、今度はグループ会社の売却問題という壁にぶちあたる。同時複数の企業の利益を短期間であげようと、再び「思考プロセス」を使って問題を解決していく。

前作では生産管理手法というのが前面に出てしまっていたが、それは著者の「思考プロセス」の極一部でしかない。本作ではさらに応用させるために一般化されている。さらに幅広く使えるのではないかとおもう。
感想

前作と同様、社長から借りた。前作を読まないと理解するのはかなり難しいと思われる。「思考プロセス」という、より理論的な話しになってきてるし、主人公の立場も上なため現場というのが、あまり良く見えてこないせいもあって、同じところを何度も読みなおさないとならなかった。

しかし、繰り返し出てくる「現状問題構造ツリー(何を変えれば最大の効果が得られるかを明確にするための手法)」や「雲」と呼ばれるコンフリクト(対立)解決のための手法などは読みすすめるうちに慣れてくる。

前作では、自社の工場のみばかりで、市場という考えがあまり考慮されていなかったように思えるが、今回は市場競争という中でのプロジェクトプランに興味がもてた。

また、前作では離婚直前まで行った夫婦関係はうまい事いっていて(妻は結婚相談アドバイザーだと)、子供達もよい子に育っている。しかし、いくらなんでも、父親が仕事の相談を家族にする家庭があるだろうか。それも副社長レベルの人がである。なんだかこっけいだが、まぁアメリカならありえなくもないのかもしれない。それに、ビジネスを知らない子供からの視点というのは読者にとっては疑問を解決するのに役に立つのである。

と、まぁ、それなりに理解は出来たつもりだが、この「思考プロセス」を身に付けるには、何度も練習しないとならないだろう。(2002/10/21)




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