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楼門 (ろうもん) 楼門。門であることは分かるけども、では「楼」とは何か。漢字字典を調べてみると、二階以上の建物を指すらしい。中国語の辞典をひいてみても、同じような意味が載せてある。だから「楼門」といえば、「二階建ての(あるいはそれより高い)門」ということができる。 実際に古建築では三階建てや四階建ての門はないので(たぶん)、「二階建ての門」に限定される。古建築で「楼門」といえばとくに、下層に屋根の無い二階建ての門を指す。画像を見てもらうとどのような形をしているか分かると思うが、屋根が一つしかないので軽快感がある形となっている。
Suzumeの印象では、神社に行くと見られるように思う。これは京都の楼門がたいてい神社にあるからだろう。神社といっても小さな神社ではなくて、祇園の八坂神社のような大きなところ。朱色に塗られた堂々たる楼門が建っている。京都だとほかでは、下鴨神社や上賀茂神社に行くとみられる。奈良だと春日大社。滋賀では日吉大社などなど。 楼門の基本形は三間一戸、入母屋造(いりもやづくり)。まれに八坂神社西楼門のように、切妻造(きりづまづくり)のものもある。日本最大の古建築楼門は東大寺の中門で、これは五間三戸だ。一間一戸のものもあって、般若寺の楼門が知られている。
楼門といえば滋賀県の楼門が面白いように思う。三間一戸・入母屋造の基本形ばかりであるが、苗村神社楼門や大野神社楼門など少し変わった感じのもあってよい。建てられた時代によって微妙な違いが出ているので、比較してみる楽しみもある。
○いろいろな楼門。
苗村神社の楼門は一度でいいから見てもらいたい。これが楼門かと思うような独特な外観は、一度見ると忘れないと思う。 |
2003年1月19日作成。 ○関連項目○ ○参考文献○ |
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