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豊国神社 (とよくにじんじゃ) 京都国立博物館の北側。七条通りから大和大路を上って行きますと、立派な石垣のところに鳥居が見えてきます。豊国神社は正式には「とよくに」神社と読むようですが、「ほうこく」神社とも呼ばれています。「豊」の字からも察しがつきますが、この神社の祭神は豊臣秀吉です。 豊国神社唐門(国宝) 鳥居をくぐってすぐ正面に見えています。京都の向唐門(むかいからもん)では一番すばらしいものではないかと思っています。この唐門は伏見城の遺構と伝えられているもの。秀吉の伏見城には一体どんな建物が建ち並んでいたのでしょうか。
まず規模が大きいです。やっぱり大きい建物だと圧倒感がありますよね。そして軒下の蟇股(かえるまた)などに見られる大胆さ。大きいとどうしても鈍重な感じにもなりがちですが、この唐門では軽快感すら感じてしまうほど。入母屋造・桧皮葺(ひわだぶき)の屋根の前後に唐破風を付けたタイプの唐門です。
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2004年9月25日作成。 ○撮影時期:2002年11月上旬。 ○アクセス:JR京都駅から市バス206・208系統、博物館・三十三間堂前下車徒歩。 |
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方広寺鐘楼 神社境内の北側に、方広寺というお寺があります。そこに巨大な梵鐘を吊るした鐘楼があり、その梵鐘は日本史上有名なお話のご当人です。方広寺にやってくる観光客の目的はこの梵鐘。この鐘(重要文化財)にはたくさんの文字が刻まれていますが、その中の2つの熟語「国家安康」「君臣豊楽」。大阪の陣の発端になったといわれるあの銘文が刻まれています。
お客を乗せてきたタクシーの運転手が、客を案内してよく説明をしています。たいていは基本的なことしか話していませんが、中には博識な運転手さんがいて、見事な説明をしていることがあるので、そんなときはLucky!。しばし近くで聞かせていただきましょう。
普通は鐘楼の柵の中には入れませんが、方広寺を拝観しますと(有料)、入れてくれます。鐘の中にある白い影を指して、淀君の亡霊だのなんだのと言ってる人がいますけど、どうなんでしょうねぇ(詳しくは知らないですけど、大仏七不思議の一つだそうです)。 さて、大仏という言葉が出てきました。実はこの方広寺には秀吉が命じて建てさせたとてつもなく巨大な大仏殿が存在しました。奈良の東大寺にある大仏殿よりも巨大であったといわれています。江戸時代の中ごろまではあったそうですが、雷で焼けてしまったそうです。 冒頭の豊国神社の立派な石垣。これは秀吉の大仏殿の名残になります。現在三十三間堂の南側にある南大門(重要文化財)が方広寺の門であったと言いますから、いかに方広寺が巨大なものであったかが想像できます。 |
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耳塚 近くに秀吉と関係のあるものがありますので、そちらにも行ってみましょう。 豊国神社から西の方へ50メートルほど行くと、左手に塚があります。頂上には割合大きな石が積まれており、なにやら刻んであります。これは耳塚と呼ばれています。秀吉の朝鮮出兵の際、現地で首の代わりに耳を切り取って持って帰ったとか。それをここに埋めて供養したそうです。
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