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下鴨神社 (しもがもじんじゃ) その3

賀茂御祖神社(下鴨神社)橋殿(重要文化財)

橋殿は、朱色が鮮やかな楼門をくぐってすぐ左手にある。パッと見た目は拝殿のような感じに見えるが、近くまで寄って行って観察してみよう。「橋殿」の名前が示すとおり、川の上に建っている。川といっても幅2メートルくらいの小川だ。「足つけ神事」で知られるみたらしの池から流れてくる小川。

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下鴨神社橋殿。西側から。

桁行(東西)四間、梁間(南北)三間の入母屋造(いりもやづくり)・桧皮葺(ひわだぶき)。1628年に建て替えられたもののようだ。用途は説明版によると、「御蔭祭(みかげまつり)のとき、御神宝を奉安する御殿」云々と書いてある。中秋の名月のときに行われる神事、名月管弦祭はこの橋殿で行われる。

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小さな川をまたぐように建てられている。南側から。

神社に行けば、よくありそうな感じの建物だ。基本的に質素な造りで、組物は舟肘木(ふなひじき)。垂木も二軒ではあるけど疎になっている。橋殿ということで、橋をイメージして造られたせいか、きちんと欄干のようなものが付いているところが面白い。

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欄干のように見える。後ろの朱の建物は楼門。

橋殿という建物は、上賀茂神社にも存在する。同じように川の上に建っている。どちらかというと、上賀茂神社の橋殿のほうが有名であろうか。というのも上賀茂神社の橋殿のほうが、ずっと「橋」に近い建物で、それなりに話題になるからであろう。このあたりは実物を見に行って、お互いの建物を比べてみると面白いと思われる。


賀茂御祖神社(下鴨神社)舞殿(重要文化財)

上の橋殿とよく似た建物である。桁行(南北)四間、梁間(東西)三間と平面は同じ。入母屋造・桧皮葺である点も同じ。1628年に建て替えられたというのも同じである。同時期に建てられたものということで、様式的な違いは無いようだ。組物は舟肘木であるなど、シンプルな建物となっている。

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下鴨神社舞殿。南側から。

ただ、建物の格という点では、舞殿が上に位置するようだ。内部には舞殿も橋殿も天井がはってあるけど、舞殿のほうが手の込んだ造りになっている。床も舞殿のほうが高くなっているし、舞殿の垂木の先には金属の飾りが付いている。

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舞殿内部。


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下鴨神社境内。
右が橋殿。中央が舞殿。

2005年6月27日作成。

○撮影時期○
2005年3月下旬。

○アクセス○
京都駅、四条河原町から市バス4系統・205系統、下鴨神社前下車徒歩。

京阪電車出町柳駅より徒歩10分くらい。

下鴨神社と上賀茂神社の間は、市バス4系統が走っている(所要25分くらい)。

出町柳方面から歩くと、国の史跡に指定されている糺の森(ただすのもり)を通って下鴨神社へ。

○関連項目○
下鴨神社その1・その2は近々作成予定。

○参考文献○

○関連サイト○
下鴨神社(公式ホームページ)


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