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観心寺 (かんしんじ) 大阪府の南のほう、ちょうど奈良県と和歌山県との府県境が交わるところあたりに、河内長野市がある。このあたりは歴史的にも古いところのようで、日本史の本を読んでいると何度もその地名が出てくるようなところ。そういう土地に観心寺がある。 観心寺といえば、楠木正成で有名であろうか。山門の横には楠木正成の騎馬像がある。そして境内には大楠公首塚もある。聞くところによると、楠木正成は少年期をこの観心寺で過ごしていたそうだ。境内の「建掛の塔」も楠木正成による建立で、正成の戦死により未完のまま残っているという話をよく聞く。ただし、建掛塔の年代は1502年とされているから、ちょっと年代は合わないのであるが…。 観心寺金堂(国宝) 観心寺は古建築でも知られている。国宝金堂は折衷様と呼ばれる様式の代表例とされている。和様を基本として、大仏様(だいぶつよう)や禅宗様が散りばめられている様式。正面七間・側面七間の大規模仏堂で、入母屋造(いりもやづくり)の本瓦葺。正面には三間の向拝(こうはい)が付いている。室町時代前期。
近年修理が行なわれたようで、朱色と白色のコントラストがよく映えている。私が訪れたときは雲っていてあまり映えていないけど、よく晴れた日ならば金堂の美しい姿を見ることができると思う。形も優れていると思うので、なおさら映えるように見えるのだろう。
金堂には国宝の如意輪観音坐像が安置されている。秘仏になっているので、年に2日しか開帳されないので、見る機会が限られるのが残念…。 |
2007年5月6日作成。 ○撮影時期:2005年2月中旬。 ○アクセス: ○関連項目○ ○参考文献○ ○関連サイト○ |
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観心寺建掛塔(重要文化財) 上で少し触れた未完成の塔である。金堂あたりから見ると、めずらしい茅葺の仏堂かなと思ってしまうが、近づいてみると組物が三手先で実にアンバランスなことに気付く。これから上層の工事に取り掛かろうとしていたところで、何らかの事情により工事を中止せざるを得なかったのだろう。肘木に墨書があるらしくて、それは西暦で1502年にあたるそうだ。
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