| Schwedenplatz なんやらな?湖国館 | ||
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明通寺 (みょうつうじ) 若狭(わかさ)湾に面する福井県ですが、結構東西に幅のある県でして、旧国名の若狭国(現在の嶺南地方)あたりは京都府のすぐ隣です。京都市からだと三千院のある大原から、国道367号線を通って行くことが出来ます。滋賀県からだとちょうど北側に位置する地域。 国道367号線は、これはいわゆる「鯖街道」に相当する道。大消費地であった京の都に、若狭の海産物を運ぶための道でした。その起点とされている場所が福井県の小浜市にあります。江戸時代や明治時代には多くの人で賑わっていたようです。 この鯖街道の歴史は結構古いようです。多くの人が行き来すれば、その道を通って文化も行き来します。街道の起点、小浜を中心とする若狭国に都文化の影響が及んでいたというのは考えられること。明通寺の2棟の国宝がこの鯖街道と関連があるのかは分からないですけど、いろいろと想像できて面白いところです。 福井県には2棟の国宝建造物がありますが、その2棟とも明通寺にあります。明通寺は小浜の市街地から少し離れた山の中にあります。滋賀県境までは直線距離でわずか5キロ。こうやって地図を見ていると福井って意外に近いんですよねぇ・・・。 拝観料を払って参道を歩いていきますと、本堂が見えてきます。参道からは本堂の側面が見えていて、正面に三重塔がくるような感じです。たいていは参道を進むと、本堂の正面に出るのですけど、このお寺では少し違っているようですね。 |
2003年1月12日作成。 ○撮影時期:2002年12月下旬。 ○アクセス: |
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明通寺本堂(国宝) 密教本堂としての五間堂は、この明通寺の本堂が唯一の例だそう。しかもその歴史は古く、鎌倉時代(1258年)に建てられたものです。正面五間・側面六間の入母屋造(いりもやづくり)・桧皮葺(ひわだぶき)の建物。
外観前面は五間とも蔀(しとみ)になっていて、軒下の蟇股(かえるまた)など和様の建物ですが、角のところに一部新様式が見られます。内部では、組物のところに蟇股が付けてあったり、内外陣の大虹梁(だいこうりょう)やところどころに見られる繰型(くりがた)など、当時としては新しいものが取り入れられていたようです。
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明通寺三重塔(国宝) 本堂に向かって左側の少し高くなったところに、三重塔が建っています。桧皮葺(ひわだぶき)の美しい姿。鎌倉時代(1270年)に建てられたもので、高さは約22メートル。本堂と三重塔が現存する中世密教寺院で、最古の例が明通寺になります。
塔という建物は、結構形が決まった建物ですけど、よく見ると微妙な違いがそれぞれの塔にあります。この明通寺の塔では、初重の組物だけ拳鼻(こぶしばな)が付けられています。尾垂木(斜め下に突き出ている材)の上に、ちょこんと付いています。
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