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善水寺 (ぜんすいじ) 滋賀県にある国宝本堂建築をすべて見てみようということで、最後に残った善水寺の本堂へ向かったのはいいのですけど、道が分かりにくくて迷ってしまい、思い出の訪問となってしまいました。それもこれも何も予習をせずに行ってしまったせいなのですけどね…。 善水寺の本堂があるのは、滋賀県甲賀郡甲西町。琵琶湖の南側、いわゆる湖南地域になります。京都からですと名神高速道路を使って30分くらいでしょうか(竜王インターチェンジ経由)。工業団地があって、工場が多いというイメージがあります。 この甲西町の周辺は古建築が多いので、よく訪れる場所です。北側には竜王町や野洲町、西側には石部町がありますが、この4ヶ町にある国宝建築物はなんと7棟。神社建築3棟に、本堂建築3棟(善水寺本堂含む)、三重塔1棟と、よりどりみどり…。 善水寺は眼下に野洲川をのぞむ山の中腹にあります。最澄(伝教大師)がこの地を訪れた際に、湧き水を汲んで桓武天皇に献上。それにより桓武天皇の病が癒されたので、「善水」という名が付けられたのだとか…。現在もその湧き水が境内に出ています。 善水寺についてはもっといろいろ知りたいところなのですけど、なかなかその機会には恵まれません。何か調べる手はあるのでしょうが、地元というわけでもないですからねぇ。 |
2003年10月18日作成。 ○撮影時期:2002年9月下旬。 ○アクセス:車が便利だと思います。 |
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善水寺本堂(国宝) 何も予習をしていかなかったこともあって、山の中腹だから小さなお堂だと思い込んでいたのですが、実際に見てみると正面7間・側面5間という大建築です。室町時代(1364年)に建てられたもので、入母屋造の桧皮葺(ひわだぶき)。
基本的には和様で建てられていますが、実肘木(さねひじき)には禅宗様の繰型。とびらは桟唐戸(さんからど)など、禅宗様を取り入れているのが分かります。内部には薬師如来坐像(重文)の安置された厨子(国宝、本堂と同時代のもの)があります。
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