| 山の道具パート2 |
| |
ピッケル:ブラックダイヤモンド・レイブン70p(¥11,550)・レイブンプロ55p(¥13,650) 2009年3月 好日山荘にて購入 アイゼンを買った時、一緒にピッケルも買おうか迷った。ストックがあれば事足りるようにも思う。お金もなかったので見送った。でもお店の人はアイゼンを着ける状況ではピッケルを携行するのが基本だと言った。ストックでは滑落停止は出来ないからだ。もっともである。月が変わったので(給料が入ったので)やっぱりピッケルを買うことにした。 ICI石井スポーツでアイゼンを選んでいる時、ピッケルも見ていた。お店の人からそれぞれのメーカーの特徴などをレクチャーしてもらった。もちろん我々が使うのは氷壁用ではなく縦走用である。その中でブラックダイヤモンドのピッケルはシャフトの付け根の部分が細くなっていて持ちやすいと説明してくれた。実際持ったら、他のメーカーのものとは明らかに違った。それに非常に軽かった。軽いのは携行するのには便利ではあるが、例えばブレードを使って凍った斜面を削って足場を作る場合は、軽いと斜面にはじかれて用を足さないので一長一短があるそうだ。我々のレベルではそういう場面は少ないだろう。 ICI石井スポーツで買ってもよかったが、合うサイズの在庫がなく取り寄せになる。それもあってその時は買うのをやめた。月が変わって今度は好日山荘に寄ってみたら、ここは種類・サイズとも多く置いてあった。またお店の人に話を聞きながら、ちょうど長さの合うブラックダイヤモンドのピッケルがあったのでそれに決めた。私のはレイブン70p、セフコHのはレイブンプロ55p。レイブンプロの方が軽量である。その分値段は高い。ちょうどそれしか在庫がなかったので必然的にそれにした。レイブンプロの重さは300g代である。(正確な数字は忘れてしまった)持った感じ、本当に軽い。これなら気軽にザックに付けて行っても気にならない。レイブンとレイブンプロで色が違っているのもかえってよかった。 実際使った感じは、これもアイゼン同様、他のメーカーと比べたわけではないので、なんとも言えないが、軽量で持ちやすい点では縦走用としては十分であると思う。凍った斜面ではやっぱりストックではなくピッケルが安心する。ちょっとした雪の壁を乗り越える時もストックでは乗り越えられない場面で、ピッケルに持ち替えて、しっかり斜面に差したら乗り越えられた。やはりアイゼンとピッケルはセットで使うものであると実感した。 |
|
| |
10本爪アイゼン(エキスパートオブジャパン) 2009年2月 ICI石井スポーツにて購入 \15,262 いままで6本爪のアイゼンで我慢していたが、それなりの雪山に登るには12本爪のアイゼンが必要である。ICI石井スポーツに靴を持参して、靴に合うアイゼンをチョイスしてもらった。まずセフコHの靴が小さいので12本爪のアイゼンでは大きすぎて合わない。そこで10本爪のアイゼンを勧められた。10本爪もちゃんと前爪があり、急斜面を蹴りこんで使うのにも問題はないそうだ。私の靴は12本でも合うが、氷雪などに登らないのであれば10本でもいいのではと勧められた。 エキスパートオブジャパンという日本のメーカーである。爪の数が少ない分、軽量であり、値段も安くバックも付いている。ということでそのメーカーのものに決めたが、在庫がないので取り寄せになった。後日引き取りにに行ったがセフコHの靴は小さく金具の部分が飛び出るので切断してもらった。女の人の場合はほとんどこうやって切断加工をしてもらうことになるのだろうか。バンドの巻き方は意外と簡単で昔持っていた12本爪のアイゼンとは大違いであると感じた。踵部分のワイヤーが特徴で、これでうまく締めることが出来てフィット感がいいように思う。 ただ爪の先端は本格的氷雪用12本爪のものより鋭くはない。ただ尖っていても岩の上を歩いたりするとすぐに丸くなってしまうのであまり気にすることはないとお店の人に言われた。あとは自分で削って鋭くすればいいらしい。たぶん自分達はガチガチに凍った斜面を歩くような山には行かないだろう。実際にそれなりに凍った斜面で使用した感じでは問題なく使えた。3,000m級の山では不安があるかもしれない。アンチスノープレートも標準装備で、雪がダンゴになることなく歩ける。 他の12本爪のアイゼンと歩き比べたわけではないので、なんとも言えないが、新潟県の雪山を登る分には、軽量で嵩張らず、歩いた感じも悪くはないので買ってよかったと思っている。 |
|
| |
スノーシューズ(ワカン)L・M(エキスパートオブジャパン卍) 2009年1月 ICI石井スポーツにて購入 L \7,310 M\7,069 山を再開して雪山にも登ろうと思った時、まずは6本爪の軽アイゼンを買った。その次に必要なのはワカンだろうと山のお店に買いに行った。ワカンの隣にスノーシューがあって、どちらにしようか迷っていたら、店員の人が、もうワカンの時代じゃないよ、とスノーシューを勧められた。スノーシューは値段が3倍位する。でも浮遊力・登坂力とも断然スノーシューの方が優れていると聞かされると、高くてもスノーシューを選んだ。 それで2シーズン、スノーシューで雪山を過ごしてきたが、使ってみてスノーシューの欠点も見えてきた。浮遊力・登坂力が抜群なのは使ってみて本当に感じた。店員の言ったことに嘘はなかった。でもそれが生きるのは歩き出しからスノーシューをつけて歩ける場合と、あまりはっきりしたトレースがない場合。歩き出しの時点で雪がなかったりトレースがしっかりしてつぼ足で歩ける場合はザックにつけて歩くことになる。その場合、スノーシューの重さと嵩張るのがマイナスとなる。またトレースがあってももぐる時はある。その場合もスノーシューだと大きい分、歩きづらい。 その点、ワカンは軽くて嵩張らず、トレースがあっても歩きづらくない。浮遊力・登坂力はスノーシューには劣るが、思ったより登れる、というのが実際使ってみての印象だ。我々の持っているスノーシューは踵がフリーになるタイプで、これは登りには有効であるが、急な下りでは歩きづらいというか、ちょっと危険である。その点ワカンは下りでも歩きやすい。まったくトレースのないラッセルを強いられる場合はスノーシューの方が断然有利である。ということでスノーシュー・ワカン共に長所・短所はあり、行く山・季節・トレースのありなし等、条件によって使い分けるのが当然必要になってくる。 ただし両方揃えるのは金銭的にも大変なので、どちらかひとつと言われると、もちろん行く山にもよるが、意外とワカンの方が重宝するというか、出番が多いような気もする。理想を言えばワカンにスノーシューのような前爪というかクランポンがあれば登坂力が増していいように思う。単純な構造のワカンの威力はバカに出来ないというのが使ってみての感想である。 |
|
スノーシュー:MSRデナリ・アセント 2007年1月 パーマークにて購入 \18,851 パーマークの新春セールがあったのでワカンを買おうと思い寄ってみる。やはり雪山を登るにはワカンは必需品と思い、買っておかねばと考えていた。でもスノーシューにも興味があった。ワカンの方が軽いので、取り敢えずザックにくくりつけておくには便利かな。それに安いし。 お店の人にワカンとスノーシューで迷っていると言ったら、断然スノーシューがいいと薦められた。もうワカンの時代じゃないと。(スノーシューの方が高いから商売を考えれば薦めるよな)平らな雪原を歩くにはスノーシューの方が断然いいだろうが、急な尾根道をラッセルして登るにはどうなんだろう。こればかりは実際に使ってみなければわからない。 お店の人が強く薦めたのが、MSRデナリ・アセントである。ワカンより断然浮力があり、アイゼンがきいて急坂も登れるし、長靴にもつけることが出来る。バックカントリーのスノーボーダーはこれを指名買いするとのこと。お店の人が実際にそれを使っているらしく、数あるスノーシューの中でもこれが一番いいと。そこまで薦めるなら、ちょっと高いがセールで1割引きでもあるので、思い切って買うことにした。ついでにダブルストックも。 でもって実際に使った感想だが、お店の人が言った通りの優れ物だった。他のスノーシューや最近のワカンも使ったことがないので比べたわけではないのだが、このスノーシューの浮力と登坂力は抜群である。新雪の腰までもぐるラッセルも急な尾根の登りもおもしろいように進んでいく。最初は革の登山靴につけていたが、長靴ではどうかとつけてみたが、長靴でも快適である。 つぼ足では行けない所でもこれをつけただけでどこでも登っていける感覚は、大げさに言えば魔法の靴を履いた感じである。スキーでもそういう感じはあるのだが、あれだけ長い板ならもぐらないのは理解出来るが、スノーシューの浮遊感と推進力と機動性には不思議な感覚を覚える。冬はこのスノーシュー歩きに最適な場所を求めて、地形図とにらめっこすることになりそうだ。 |
||
| 六本爪軽アイゼン:ベルモント 2006年11月 パーマークにて購入
\5,954 新潟県の雪山はスパイク長靴が定番になっているようだ。それでも軽アイゼンくらい一個は用意しておきたいと購入。アルミ製のものは軽量だが岩場などで使うとすぐに減ってしまうから、鋼材のものの方がいいとお店の人に勧められた。六本爪にしては前後に長く、その分、効き目もあるようだ。バンドも簡単に装着できて便利である。1月の白山で使ったが快適であった。しかし2月に浅草岳方面に行った時、新雪の下のアイスバーンには歯が立たず、説明書にあるように、本格的な冬山には使用しないでくださいというのは本当だと実感してしまった。軽量でコンパクトなのでそれなりに実用的ではあるが、冬山にはやっぱりアイゼンは12本爪を用意すべきであろう。 |
||
| 長靴:ダンロップ 2007年1月 シュープラザにて購入 購入金額\3,270 上記の軽アイゼンで書いたように新潟県の雪山はスパイク長靴が定番である。ホームセンターでも安く売っている。でも人から聞いた話によると安物はスパイクがすぐに抜けてしまうとのこと。やはり日本製がいいみたいだが、釣り具の上州屋に売っていたのは一万円近かった。(冬の弥彦山を登るのはこれが一番といったコピーが書かれてあった。)長靴に一万円も払う気になれず、かといって安物を買うのもためらわれた。いままでスパイク長靴ではないが、ホームセンターで買った長靴で弥彦山等を登っていたが、歩くと疲れる。 いろいろ迷った結果、ダンロップの長靴を買うことにした。もちろん中国製だが、やはりメーカーブランドには安心感がある。ホームセンターに売っているのより高いが、デザインもかっこよく、作りもしっかりしていて疲れない。底はスパイクではないが、柔らかいゴムのボツボツがいっぱいついていて、滑りにくくなっている。 スパイク長靴をはいて山に行ったことはないので何とも言えないが、こういうゴム製の方が山にはやさしいのではないかと思う。お店でスパイク長靴をはいた時のスパイクが床にゴツゴツ当たる感じが気になった。(雪の上で歩く分には関係ないが)車のタイヤもスパイクタイヤからスタッドレスタイヤに変わったように、ゴム製でも同じような原理で滑りにくくなっているのではないか。(ダンロップはタイヤも作っているので) 長靴は軽くて、靴紐もなく履くのも楽で歩きやすいのだが、それがかえって足首のホールドがなく、特に下りでは足を痛める危険性があるように思う。やはり雪山は革の登山靴にアイゼンで行くべきなのだろう。ただ雪解けの頃のドロドロの登山道には長靴が一番だと思ってしまう。 |
||
山の道具パート1:登山靴・ザック・ストック |
| 山の道具パート3:ガスコンロ他 |
| 山の道具パート4:山の本 |
| 山の道具パート5:GPSガーミン |