| 大学4年生・追い出し山行・追い出しコンパ |
毎年12月には4年生を追い出す追い出し山行が行われる。場所は谷川の一ノ倉パーキング。バスをチャーターして夜行ででて、翌朝、土合駅から一ノ倉パーキングまでスノーハイク。一ノ倉パーキングで雪合戦などアトラクションをする。そして昼食。下級生が卒業生のためにおにぎりを作ってくる。その具が問題なのだ。飴やキャラメルはかわいいもの。中には正露丸の入ったものも。それを卒業生は残さず食べる。最後の最後までバカげたことで送り出す。 |
![]() 土合駅前 |
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| 一ノ倉パーキングで記念写真 | |
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| これは3年生の時の追い出し山行の写真 | 恒例の尻相撲 |
| 1月にはホテルで追い出しコンパ。卒業生ひとりひとりに追い出し状が読み上げられて、これで完全に卒業・引退となる。追い出し状を読まれたあとには、卒業生が最後のスピーチを行う。私はその最後のスピーチで「10年後・20年後の私を見ていてください。きっとビジネスの世界でも成功してみせます。」と大口をたたいた。 卒業後、後輩からあの言葉覚えていますよ、と何度も言われた。しかしあれから20数年経ったが、結局何者にもなれていない。ただ、また山の登っているだけである。山登りというものは、自己完結的なところがあり、マスターベーション的な満足度がある。だからそこでの成功体験が、錯覚というか「自分はできる」という思いを強くさせるような気がする。 自信を持つことは成功への第一歩だとは思うが、それは例えばスポーツのような勝ち負けで結果が明確にでるものや、芸術のように人から認めてもらって一人前というように、客観的な判断で自分の立ち位置がわかって自信を持つのであれば、もっと上へと階段を上がれるように思う。いまから思えば若さゆえの思いこみの成せる技であった。 もちろん人生をあきらめた訳ではない。しかしそろそろ折り返し地点を過ぎたかなと思えるこの頃、自分にはあと何が出来るだろうかと考えると、自分の持っている駒があまりにも少ないことに気づかされる。人生は旅であると考えれば、何かを成さなければいけない必要はなく、ただひたすら歩くのみである。山登りをやっていて、ひとつだけ得たものと言えば、ただ歩くことそれ自体が楽しいこと、である。自分はどこに向かって歩いているのか、よくわからないが、とにかく止まらずに歩くのみである。いまはそれだけである。 |
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