ナツヤスミ語辞典

2003/09/28 近鉄劇場


 観劇10年目にして初キャラメルです。大学で演劇と出会って最初に上演した台本がキャラメルの「広くてすてきな宇宙じゃないか」。新人公演という名目だったので、1年生全員(といっても2人)舞台に出され、しかも全く演技経験のない私がクリコちゃんの役をやったという思い出に残る舞台です。キャラメルの舞台は映像でこそ観たことがありましたが実際に観にいくまでには至らず、今日まで経っていました。今回、なおさんのお薦めで初めて観にいくことになりました。

 まずは噂の高い加藤さんのコーナー。席が遠くてはっきりと顔が見えなかったせいか、キャラメルのHPの写真より若くみえました。声も一度聞いたら忘れられませんね〜。総合指揮という裏方さんとは思えないほど次から次へと言葉が繰り出される様は、ただただ感心するばかりでした。頭の回転が速い人なんだろうな〜と回転の遅い私はぼんやりと考えてました。ただね〜、裏の準備待ちだったのかもしれませんが、加藤さんのコーナーが本編を押してどうするよというくらい時間がかかってて、お芝居始まったのは10分くらい後でした。ここの引き際と芝居の始まりが間髪入れないものだったので、それもまた驚きでしたね。もちっと間があるかと思っていたもんで。

 「夏休み」なくなってずいぶん経ちます。学生時代も後半は夏休み中も返上で部屋に行ってたし、社会人になってからは一応「夏期休暇」という名目の休みがとれますが、学生のときほど1、2ヶ月も休めるものじゃないですしね。私はすでに玉手箱開けてます、きっと。最後の西川さんの長ゼリが私の中ではなんとなく浮いてる感があったのですが(せりふの内容がです。はっきりとは覚えてないんですけどね)、それ以外では素直に観てました。水泳の授業をしたくないからといってプールの水を抜いてしまうヤンマ。人に迷惑をかけてまでやりたくないことってなかったな〜とか私がやりたくなかったのは持久走だったな〜でもあれはこの身一つでできるものだからやらざるえなかったしな〜なんて観ながら思いました。ある意味うらやましいぞ。
 そしてモモコと浦島と  。旦那さんが女友達と事故死したらそりゃあ奥さん憤るっしょ、しかも妊娠中だったし。でも心の底から怒るというより情けないやら腹立たしいやらせつないやら。死んで15年後に誤解を解くために戻ってきた浦島。私だったら嫌いで別れたわけじゃないから、15年後にひょんと姿を現したら泣きそうになるくらいうれしいだろうな、きっと。でもその分別れがつらくなるよね。こちらの1年が向こうの世界だと1日にしか感じないって設定だから、死んだ人だと4,50日で再会できるからいいけど、生きた人だと死ぬまでに4,50年待たないといけないから辛いよな。あ、でも死ぬときに愛しい人に会いにいけるのね、と考えることができるのはいいことだな。なんて考えてました。ウラシマが帰るシーンでは涙がこぼれそうになるのをこらえるのに必死でした。
カーテンコールでは1人1人のご挨拶。結構時間をかけていて、ファンならうれしいだろうな〜などと冷静にみてました。

  阿修羅城の瞳 へビューティフル・サンデイ  へ

観劇記録 目次 へ

index へ