虚飾の町に別れのキスを(黒いハンカチーフ・L.A.ヴァージョン)

2004/07/31 京都府立文化芸術会館


 初めてのM.O.P.です。'95の「ちゃっかり八兵衛」のチラシを見て「行ってみたいな〜」と思いつつ、10年近い歳月が流れてました(^^;;今回、なおさんに誘われてようやく行くことができました。
 一言で言うと「かっこええ!!」お芝居です。役者さんたちが渋くていい男が多いんですね。声も渋いし。みんな結構キャリアが付いてきているのに、昔ながら(?)の小劇場チックに場面転換も役者さんたちでやっていて、ほんと「劇団」なんだな〜と思いました。




 <以下ネタばれを含みますので、ご注意を!!>




 途中、仲間が裏切ったり、FBIが来て危機一髪というシーンがあるんですが、「実はこれは詐欺師の芝居で実はみんなぐるだったという落ちだったらいいのにな〜」と考えながら観ていたら、本当にその通りになったので、読みが当たった(というのかな?)と同時にホッとしました。アメリカっぽく見せるためか、軽いのりで話が進んでいったので、これで後味が悪い終わり方だったら観ている側もいやだぞ〜と思っていたんですね。すかっとする終わり方でそしてちゃんと落ちもついていて(それは読めませんでした)楽しく観ることができてよかったです。

 さてさて役者さんですが、これは文句なく小市さんに一票!声の渋さは相変わらずなんですが、もうかわいいんですよ、笑顔が。渋い顔も決まっているし、時折見せる笑顔はかわいい。もうやられてしまいました。カーテンコールで三上さんが「おか〜さ〜ん」と客席に対し手を振っていたのですが、そのときの小市さんの表情が「やっているよ〜、しょうがないな〜」というような笑みを浮かべていて、なんて仲がよさげなんだ!とこちらもついほほえんでしまいました。
 もちろん三上さんもいいですよ〜。ちゃらんぽらんに見えてやるときはやる!という役はぴったりでかっこよかったです。今回の芝居、とにかく男がかっこいい!いい男が好きな人には是非お勧めするお芝居です。
 今回のお芝居において、私の中で一番飛び道具だったのが田尻さんです。一幕目はボディーガードというぴったりの役だったんですが、二幕目はちょっとおつむの弱いボンボンの役。これが意外とかわいくて、「これが新感線でパンダとかやっている人か〜!」とつい心の中で叫んでしまいました。すごく細くなっていてそれもまた驚きです。
 もう一度観てみたいな〜。

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