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2005/04/16 シアターコクーン 1階C列20番 かなりお久しぶりの蜷川作品。一緒に行った友人が「これ見たい」ということで行って来ました。私も役者鴻上さんはともかく、杉田かおるさんや津嘉山正種さん、大石継太さんなどをちょっと見たかったので、いっかと。 前回の遠征時、夜見て嫌〜な感じになり、「スケジュール立てるにも良さそうか楽しそうなものを後ろに持ってきたほうがいいな」と思ったので、今回「ルル」と「KITCHEN」を秤にかけて「KITCHEN」のほうが楽しそうだと夜に。しかし、さすがイギリス演劇。ノー天気な話では全くなく、いろいろと考えさせられてしまいました。 最初に感じたのは仕事に対する態度。コックの一人が「客なんか待たせておけばいいんだ」なんてセリフを吐いていて、そのくせ、「仕事が忙しすぎる」「オーナーは最悪だ」みたいなことをさんざん文句言っている。「仕事をきちんとした上で、文句言うなら言え〜〜!!」と思わずぶちぎれそうになる私。もちろんそんなことをやっているのは主人公を含む一部なのですが、おまえらプロ意識なさ過ぎ!主人公のピーターなんか感情の起伏が激しすぎて、見ているこっちがイライラ。もちろんパティシエのようにどんなに忙しくても「仕事」と割り切ってやっている人達もいます。そういうこともあってか、主人公には全く同調できず。 あと、これを日本でやるなら、脚本の書き換えなどをやっていたほうがいいんじゃないかな?と思いました。イギリスの階級社会や人種差別による人々の壁具合というのは、遠いアジアに住んでいる日本人にはわかりにくいと思うんですよね。所々母国語で話し合うシーンがあるのですが、その必要性がほとんど感じられませんでした(文句言っているとき以外)。きっと本来なら生粋のイギリス人以外はちょっと訛りのある英語を話してて、自分の感情を母国語ではない英語では言い表しにくくて、つい母国語を話してしまうという設定なんでしょうね。たぶん。題材自体が微妙だったのでは。
今回のこのお芝居は若手の俳優さんがたくさん出ているというのも売りだったのですが、私の一押しは大石さんでした。主人公役の成宮くんは髪型で何とか判別つくくらいで、他の若手にいたっては2幕に入ってようやく区別がついてくるほど。成宮くんの背中の筋肉の付き加減がいいなあ〜とかそのレベルになっていました。そういや今回の遠征、人の身体ばっかりチェックしていますね〜(^^;; 1幕の騒々しさで目が回りそうになりました。2幕は最初に人数が減った分、落ち着いて見ることができました。この日は長いお芝居を2本観たせいか、ドッと疲れが出てしまいましたね。もうちょっとスケジュールをうまく考えなければ。
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