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2005/11/27 サンシャイン劇場 15列19番
なおさんに誘われて行って来ました。キャラメルの新作は初めて。んで劇場も実は初めて。かなり遠くて驚きました。 東京公演がまだまだあるので、ネタバレが気になる方は下の文は読まないでくださいね。
結論から言うと、つっこみどころ満載の話なのに、泣いてしまうくらいよかったです。「彼が最初から勇気を出していれば一回飛んだだけで彼女を助けることができたのに。結局うだうだしているから、ようやく助けたと思ったら約4000年後にとばされる羽目になるんだよ。自業自得じゃないか。なのに・・・彼のひたむきさに感動して泣いてしまったんだよな〜」という感じです。正直ちょっと悔しい(^^;; 中学時代から好きだった女の人が事故で死んでしまう。それを助けるために会社で極秘研究中だった過去に飛ばす機械「クロノス・ジョウンター」を使おうと試みる。だが、この機械には重要な欠点があった。 なんて始まり方をします。主役の菅野さんは初見。彼自身を主人公と同一視してしまうほどのはまり役。他のお芝居もああいう感じなのかな?キャラメルの中のお気に入り、西川さんはいいとこ持っていくおいしい役でした。 私は自分を犠牲にしてまで好きな人(しかも恋人でもない)を助けに行くというのは正直やらないと思います。しかも助けて代わりに死ぬのならまだしも、助けたあと、4000年後に飛ばされるんですよ。その時点で人類が生きているかもわからないしましてや生物が生きていける環境のままなのかもわからない。自分がそこまで苦しい状況に置かれるのは耐え難いことです。でもそうまでしても彼女を助けたい主人公はすごいな〜なんて。最初に書いたように、始めの一回で助けることができていれば、何回も飛ばず、また最終的に4000年後に飛ばされなくても済んだのにとは思いますけどね。 終演後。彼女を効率よく助けるには、という話をしていて、その中で「道に飛び出してきた子供さえ止めておけば、タンクローリーが彼女に突っ込まず死ななかったのでは?」との話がでました。確かに「未来から来た」なんて話は普通の人にはなかなか信じてもらえないので、それよりは子供に「危ないよ〜」と言って飛び出さないようにすれば、そもそもの原因が無くなるから、彼女も死なずに済むんですよね。あれだけの人がいてなぜそこに気が付かないんだ〜!でもそうじゃないとそのドラマは成り立たないもんな〜なんて話をしていたのでした。 また、その会話の流れで、菅野さんが前説で言っていた人だと知りました。「大学で虫の研究をしている○○君がサンシャイン水族館でプロデュース水槽をしているから是非観にいってあげてね」と言ってたんですね。若手の人で大学と劇団員を両立させている人がいるんだ〜と勝手に思っていたのですが、それが主役をやった菅野さんだったとは。1年に1回出るかでないかという頻度で、あの演技のクオリティを保つことができるのはすばらしい。普通は芝居と研究というのは両立できないものだから、これが両立できている彼はすごくいい人生送っていますよね、ホント。生物屋さんで且つ虫を扱っているというのが大きいかもしれませんね。冬は野外実験がほとんどないからこの時期はお芝居できるわけだし。同じ理系でも化学屋さんは室内で年中研究だからなかなか他のことをやる時間はないです。ので、うらやましいぞ、菅野さん。 原作を読もうと思い本屋に立ち寄ったら、なんと映画の原作コーナーに置いてありました。他のバージョンを映画化していたのね。そのおかげで本屋をはしごすることなくゲット。
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