|
|
2005/04/15 ル テアトル銀座 1階1列3番 去年の「椿姫」の観劇記録に書いたあと、今年は「黒蜥蜴」と聞いて喜んだものです。去年一緒に観に行った友人と観劇。 今回の客席もまたすごかったです。ゴスロリではない、ロリータファッションをしたカップル(たぶん)がいたり、不思議な着物を着た女性がいたりと、始まる前から楽しめました。実際の芝居はというと、椿姫より断然おもしろかったです。元々美輪さまに当て書きしていたということもあり、はまっています。明智小五郎役の高嶋政宏さんを舞台で見るのは初めてだったのですが、テレビで見るよりずっとよかったです。声のトーンの変え方もよかったし、せむし男に変装しているときもまるっきりそういう感じにしかみえなかったし。黒蜥蜴の愛人役の木村さんは・・・う〜ん、椿姫での印象が強いせいか、それとも私の好みでないせいか、今回も一人だけお芝居が浮いて見えたんですよね。正直に言うと、なぜ美輪さまが彼を重宝しているのかがわからないくらい微妙です。 話はというと、結構つっこみどころ満載です。大正か昭和初期くらいの設定かと思っていたら、「FAX」という単語が出てきたので現代であることがようやく分かるほど。「いやいや、これじゃ業務上過失致死罪になるだろ!」とつっこみを入れながら見させていただきました。ま、全てが「美輪さまの舞台だから」の一言で済んでしまうんですけどね。 黒蜥蜴の屋敷にあった、人間の銅像に、本物(いや話の設定もそうなんだけど)の生きている人間を配置していたのが、なかなか楽しくて。私が座っていたのは下手端だったので、そっち側のマッチョな男の人しかはっきりと見えなかったのが残念。真ん中らへんの額縁には裸体の女性もいて、私の方から見える部分だけでもかなりきれいな身体だったので、正面からみたかった〜とついつい思ってしまってました(^^;; 舞台美術や美輪さまの服は「豪華絢爛」という文字がホントふさわしい仕上がりになっています。美輪さまが最初に出てきたときに来ている漆黒の羽根でできたコートなんか「これ一着で何百何千万という単位なんだろうな〜」と思わずにはいられないすごさがあります。そこいらの人が着こなせる品物ではないのがまたすごい。黒蜥蜴の屋敷もすごいことになっているし。檻はある種のネタに使われてて思わず笑ってしまいました。 黒蜥蜴は本当におもしろかったです。再演があったら見たい。あと見てみたいのは「毛皮のマリー」ですね。前のミッチーバージョンを見損ねてしまったので、見てみたいです。
|