SASORIIX約束

2006/03/12 松下IMPホール  L列18番 


 

 月影シリーズ第二番から見始めて早十年。とうとう最終番です。7/10の割合で見てるのは多い方なのか少ない方なのか。

 前半はナンセンスコメディな雰囲気も漂うような作り。後半、伊勢さんが演じる野瀬容子が出てくる辺りから話は加速度を増して上がっていきます。

 全体的にやりたいことを入れすぎてとっちらかってしまった印象があります。前半も悪くはないのですが、なぜ高田さん演じる奈美子がああいう行動を起こすのか、と明らかにされるのが遅すぎて、いまいち入り込めなかったです。野瀬さんが登場してからは話がきゅっとまとまっておもしろかったですけどね。

 とにかく、女女!の話です。男はツマのような印象。池谷さん演じる様々な女性も全部演技を分けていておもしろいし、千葉さんの気っ風のいい女っぷりもステキ。木野花さんの主婦ぶりもめちゃくちゃいそうだし。
 そして何よりも、伊勢さんの野瀬。クールビューティーです。高田さんとの二人のシーンなんかもう最高です。かっこええ〜と思わず惚れそうになりましたわ。
 みんなみんなどこかに傷を負って生きている女達を描くの千葉さん得意だな〜と思いながら観劇。

 それに比べると男の人の比重はかなり軽いです。
 特に成志さん。演出やっていることが一番大きいと思うんですけど(これを終演後のお茶で言ったら、「身も蓋もない」と言われてしまいました(^^;;)、女達のじゃまにならないような演技をやっていたような気がします。カーテンコール見てても、普段の役者成志のときのお辞儀とは違っててるような気がしたし。全体を見まくっていたからこそ、うさんくさいオーラを消していたのかな〜なんて思ったんですが、どうでしょ?ちなみに奥さんに浮気される夫役が案外ツボな私です。

 また、後半高田&伊勢に絡む加藤さんは、女の役者たちとのレベルが違いすぎてあっぷあっぷしていたような気がします。もちろん悪くはなかったですよ。ただ彼以上に二人にばかり目がいってしまったので。まだ若いはずだしこれからだ!加藤さん。

 これが最終番だと言われるとちょっと物足りない気もするのですが、女の戦いが見られたという点ではかなりよかったと思います。

 番外編的にまだ続かないかな〜と思う今日この頃。

 

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