このページでは、普通の対症療法的な治療書を越えて、神経症を完治するためのヒントになる参考図書を紹介します。いずれも、先進的な見識をお持ちの方々により著された書籍です。細部には、疑問に思う箇所もありますが、一冊の書籍として全体的に見れば、私達の精神的な向上の役に立ち、神経症の完治に関して、大きなヒントを与えてくれる好著です。

 私達が生きている本源を追究して、完治するための「究極的な生命の実在」を解明しています。神経症の完治療法を構成する際にも、多大の尊い示唆を戴いて、引用させて頂いた部分もあります。ここに記して感謝の誠を捧げます。あなたも、読書されることをお勧めしますが、ここで、概要だけでも
ご覧になり参考にしてください。それぞれの書籍の紹介では、前半に内容のポイントの解説と、後半に完治のために役立つコメントを付記しましたので、とうぞご覧ください。

                                                    

  瞑想と人間学のすすめ  平井富雄著 日貿出版社 http://www.nichibou.co.jp/
 著者の平井富雄博士は、東京大学医学部付属病院神経科医長として、神経症の医療に尽力されました。高度な精神医学者の立場から、坐禅の瞑想法により、神経症を治癒できることを科学的に研究されたことで著名です。坐禅時の脳波の測定等の科学的研究により、禅の瞑想という宗教行為の中に、心の安定を実現する合理性を検証しました。即ち、現代医学という自然科学の方法により、坐禅の中に秘められている宗教的直観を、合理・客観の証拠として明示したのです。そして、現代から未来にかけての精神医学は、真正な宗教と一致するもの」であることを力説しています。

 一般的に、神経症の方は、禅の瞑想を実践することにより、心に平穏と安らぎを得られる効用があります。さらに継続して実践し、悟りを開き高次元意識を覚醒すれば、症状は完治します。ただし、従来の禅の瞑想だけでは、効率よく症状を完治できない側面があり、長い期間を必要としますので、それを改善して発展した神経症の完治療法を実践することにより、効率よく短期間で完治する可能性があります。そして、現代というストレスの多い時代に、深い瞑想により覚知できた真実の生命力により、強く生き抜くための指針を得ることができます。


  前世療   ブライアン・L・ワイス著 PHP研究所  
  前世療法 2 ブライアン・L・ワイス著 PHP研究所 http://www.php.co.jp/
 著者のブライアン・L・ワイス博士は、アメリカのエール大学・ピッツバーグ大学を経て、マイアミ大学精神科主席教授として活躍されています。精神科医として、患者が、「前世の記憶」を語り始める不思議なドラマに遭遇し、その経験をもとにして記述しています。普段は隠されている潜在意識の底にある根源の心が語った「人生の意味自分とは何か・真の自己との出会い」を探求しています。
 人間は、輪廻転生しながら何回もこの地上に生まれ変わり、それぞれの生涯で経験しなければならないことを経験し、そこから学ぶべきことを学んで、一歩ずつ階段を上がるように自分を向上させながら、宇宙の本質の神・仏に近づいていくために、永遠に生きている精神的存在である」ことを説き明かしています。

 本書の趣旨を、神経症に応用すれば、前世での生き方と、現世での今までの生き方が原因になり、神経症の症状を起こす苦悩を経験することになりますが、そこから学ぶべきことを学んで、一歩ずつ階段を上がるように、自分の心のあり方を向上する努力をして、宇宙の本質の神・仏に近づいていけば、「症状は完治して真の幸福になる」
ということです。

  カルマの法則  五島勉著 祥伝社 http://www.shodensha.co.jp/
 著者の五島勉氏は、ルポライター・ジャーナリストとして、鋭い視点から健筆をふるわれ、幅広く活躍されています。本書は、永遠の生命についての優れた入門書であり、死の恐怖・神経症の不安を解脱することに役立ちます。人間の生命の本質は、宇宙の高次元の生命体であり、死とは、この世を過ごすための身体という衣服を脱ぎ去ることに過ぎなさらに、転生して永遠に生き続けること解明しています。臨死体験・前世の記憶等を素材にして、著者の取材と医学者達の報告により、合理的に永遠の生命の存在を追究しています。

 
「カルマの法則」の≪カルマ≫とは、ヒンドゥー語で、私達の考えること・行うこと、即ち、思考・行為を意味します。本書は、仏教の「倶舎論」・「唯識論」を参考にして、私達の思考・行為は、良くも悪くも「それが原因となり、やがて、結果として現れる法則がある」ことを検証しています。これを神経症の治癒に応用すれば、思いやりのある思考・人のために役立つ行為を実践すると、それが良い原因になり、意識にも潜在意識にも刻印され蓄積されて、やがて、良い結果が現れるようになり、症状が完治する道が開ける、ということになります。そして、この原因・結果の法則は、現世だけの時間のスパンで現れるのではなく、前世・現世・来世を通した永遠の時間のスパンにおいても現れるようになり、人間の生まれ変わりのメカニズムにもなります。

                                                    

  超人覚醒法  斉藤啓一著 学習研究社 http://www.gakken.co.jp/
 著者の斉藤啓一氏は「解脱・覚醒」をメインテーマにして、根本仏教・ヨガ・神智学等の求道に励む独創的な研究家として活躍されています。本書は、著者が、アメリカ滞在中に出会った真の指導者のファウスト博士の教えにもとづいて、精神的覚醒を実現する過程を興味深く記述しています。
 
私達の心身に潜在する超意識を覚醒すると、あらゆる悩み・苦しみが解消して超能力を発揮できる」ようになり、超人になれることを説明しています。また、ニューサイエンスや神智学を基盤にした悩み・苦しみを解脱し覚醒するプログラムが記載されてあり、神経症の完治に活用できるものです。

 本書の最大の趣旨は、精神的に覚醒して悟りを開き、悩みを解脱するためには、「苦しみこそが、精神的な最高の導師・先生である」ということです。私達のような神経症者は、とかく、苦しみを回避しがちですが、安易なところへ逃げている間は、症状が完治することはありません。神経症の苦しみを解決するためには、為すべきことから逃げないで、その時に必要な生産的な苦しみを覚悟して、積極的に苦しむことにより、意識が、高い次元に飛躍して向上し、症状を解脱することができます。つまり、生産的な苦しみこそが、私達を完治に導いてくれる最高の導師・先生なのです。

  未来を開く「あの世」の科学   天外伺朗著 祥伝社 
  ここまで来たあの世の科学  天外伺朗著 祥伝社 http://www.shodensha.co.jp/
 著者の天外伺朗氏は、企業に勤務する博士号を持つ技術研究者として、多くの書籍を著作し活躍されています。本書は、「あの世」とは、普通の意味の死後の世界を指すのではなくて、現在生きている私達の中に潜在する高次元の生命の世界を意味している」、と解説しています。
 つまり、目に見える現実・現象の「この世」に対比して、本質の世界としての「あの世」が存在していることを力説しています。その本質の生命の世界に、新時代科学・東洋哲学・深層心理学の三つの側面からアプローチしていて、神経症を完治するためにヒントになることがたくさん書かれています。

 私達は、この世の現実・現象だけにとらわれると、不安・恐怖に追われて、神経症を起こすようになります。例えば、対人恐怖症の場合でも、この世の現実・現象だけの視点で見れば、自分と他の人は、別の存在であるように見えますから、相互の関係にとらわれて、ある時は、他の人から恐怖を与えられるように感じてしまい、症状を起こすようになります。また、ある時は、自分が他の人に恐怖を与えるように振る舞ってしまうこともあります。このような状態から脱出するためには、高次元の本質世界へ参入するように努力し、自分と他の人が融合一致した
「自他一如」の世界へ到るように、精神的に向上する必要があります。

  精神エネルギー          正木和三著 旺文社 http://www.obunsha.co.jp/
  驚異の超科学が実証された 正木和三著 廣済堂 http://www.kosaido-pub.co.jp/
  この世に不可能はない 正木和三著 サンマーク出版 http://www.sunmark.co.jp/
 著者の正木和三博士は、大阪大学で長年にわたり工学・医学を究め、天才発明家として活躍されています。物質化現象やテレポート等の超能力を発現し、いくつもの前世を自覚され、精神エネルギーによる生命体の活動により、不可能がなくなることを説いています。
 「この世に不可能はない」ということは、ナポレオンのような傲慢な思い上がりからではなく、むしろ思い上がりを捨て、欲望を解脱した高い境地に開かれる「高次元の生命体の無限の可能性」により奇跡が現れて、この世に不可能がなくなることを実証しています。

 この事実を神経症に応用すれば、症状を完治することは不可能ではありません。症状の対象を回避する本能的な欲望の執着性を解脱して、高次元の生命体の純粋な意識力を開明することにより、完治できるようになります。また、これらの著書で、神経症の完治に関して参考になるところは、自分の為すべきことに打ち込んで、「人のためになり、世の中のためになる善行を積む、ということです。私達のような神経症者は、他の人や社会のためになるような行為を、あまり実践していないのに、いたずらに自分の不幸を嘆きがちですが、そのような心の迷路を脱出して、人のためになり世の中のためになる行為を実践して積極的に善行を積むことにより、自分の意識の次元を上げ、自他一如の大きな心になり、神経症を完治するべきです。

     
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