さて、あなたも経験されているように、神経症の症状はとても苦しく、精神的な行き詰まりを感じますが、これから神経症の完治療法を実践することにより、その症状を完治すれば、精神的に解決して自分の生活を進展することができます。
 神経症の完治療法を実践すると、精神的な真の生命力が発現して、充実した気力が湧いてきます。それに伴い症状が改善し、さらに継続して実践すれば、完治への軌道に乗ることができるようになり、希望のある生活を築くことができます。症状の完治を願望する方には、決め手になる方法です。


 そのために、まず、このページでは、神経症の完治療法の序章として、「本質の理念・考え方と、研修方法のガイド」を解説します。詳しくご覧になれば、神経症を完治できる理由が、明確に納得できるようになります。なお、具体的な実践的方法は、次ページ以降に記述しますからご了承ください。

 ところで、あなたは、日頃から、「自分の症状は、なかなか完治しない」と、思っておられるのではな
いでしょうか。神経症の治療法として、従来から、薬物療法・森田療法・精神分析療法・自律訓練法・行動療法・催眠療法等が行われていて、それぞれの役割を果たしていますが、その人により、効果がある場合とない場合があり、効果がある場合でも、症状を軽減する程度であり、完治は困難です。

 一般的な病院の神経科・精神科・心療内科では、薬物療法が中心であり、補充的に一般的な普通のカウンセリングが行われている場合もありますが、なかなか完治できません。そして、よくある催眠療法でも、一時的な効果に過ぎないことがほとんどです。経験された方はお分かりのように、これらの通常の対症療法では
症状を軽減することはできても、とらわれの意識の状態を、真に改革することはできませんから、それ以上の精神的な高い次元に到る方法が必要になります。
 それでは、「どうすれば、完治できるか」ということになりますが、それはこれから詳述するように、完治を実現するための「高次元意識」、即ち、「悟りの意識」=「至福の意識」を開発する方法を、継続して実践することにより可能になります。これは、初めに、基盤として次のような根拠があります。

 まず、神経症の完治療法の医学的根拠は、心身医学の泰斗・九州大学医学部の池見酉次郎教授が、症状から脱却するように自分の心身をコントロールするためには、「仏教の坐禅・ヨガ等が有効であるとして、実際の治療に用いられたことにあります。さらに、精神医学の重鎮・東京大学医学部付属病院の平井富雄神経科医長が、禅の瞑想法により、神経症を治癒することができる」ことを科学的に研究して、活用されたことを基盤にしています。
 また、浜松医科大学の高田明和名誉教授は、うつ状態やパニック障害の治療に用いられる抗うつ剤・SSRIも、長期に連用すると、脳細胞の変化による思考力障害・チック症状・性不能障害等の重い副作用があるので、このような薬物を服用するよりも、本質的な治療法として、「ヨガ・気功の呼吸法を初め、宗教的な高い心を求める実践が大切である」と説明されています。( NHKテレビ「こころの時代」・健康雑誌「ゆほびか」等参照 )


 このように、高度な精神医学者が研究して実践されたように、神経症の症状を完治するためには、仏教・坐禅・ヨガ・気功の実践的方法が有効です。これらの実践的方法により、自意識のとらわれを解脱する「高次元意識」悩みを越えた純粋な「悟りの意識」心因の苦しみを解消する「至福の意識」を開明して、完治することができるようになります。
 なお、この実践的方法については、精神文化協会−完治療法センターでは、従来の特定の宗派に拘束されることなく、神経症の完治のために役立つものだけを、自由な立場で幅広く採り入れ、誰でも実践できるように工夫し活用しています。この実践的方法は、新興宗教等のカルト的なものではなく、数千年の英知が蓄積された純粋な宗教的方法ですから、安心して取り組んで頂くことができます。

 さらに、宗教的な見地だけでなく、科学的な事実の面から裏付けて、完治する理論・理念を検証するためには、「新時代科学」の観点から解説した「最新の科学が示す完治の根拠」(クリック)のページをご覧ください。きっと目からウロコが落ちて、この世に生きるための「人生観が180度変わる」ことでしょう。そして、また、このページに戻り、続きをご覧ください。
 新時代科学の科学的真理と、純粋な宗教とは、共通項がありますから、新時代科学を理解すると、宗教に対する抵抗感がなくなり、真の宗教の英知を取り入れて、完治できるようになります。


 また、神経症の完治療法の心理学的な根拠は、人間の心の深層には、悩みを越えた純粋な意識が潜在しているという、グスタフ・ユング博士が研究された「深層心理学」です。私達の心の意識は、表面に現れて活動している顕在意識と、普段は、あまり意識することができない潜在意識があって、神経症の症状は、「潜在意識の状態を解明することにより治癒する」という心理学です。
 さらに、意識の最深層に到達すると、純粋な潜在超意識があり、これを自覚すれば症状が完治するという心理療法です。神経症の完治療法は、深層心理学を参考にして、潜在超意識を開明して自覚することにより、完治を実現する方法を実践します。

 もうお気づきのことでしょうが、深層心理学と、仏教・坐禅・ヨガ・気功等の真の宗教とは、精神的な共通項があり、潜在超意識は、高次元意識=悟りの意識=至福の意識と同一のものです。
 以上のように、次元の高い立場では、真の医学と、真の心理学と、真の宗教は、融合一致するようになります。なぜなら、そこには、共通する真実の精神性があるからです。
                                                    

 次に、神経症が完治する原理を、心の向上の観点から検証するために、「心のあり方の10段階」について解説します。ちなみに、精神的に混迷する現代においては、大ぜいの人々が、心のより所を求めて、仏教に関心を持つようになっています。
 そのために、この「心のあり方の10段階」も、精神文化の最高峰である「仏教の十界論」を原典にして、神経症の完治のために、現代的に分かりやすく表現しました。心の悩みを解脱して安心立命するために、お釈迦様が説いた人間心理の洞察であるだけに、私達の心のあり方を、ズバリと的確に表現しています。そして、上記の高度な精神医学者・心理療法学者が、神経症の治療のお手本にしている「症状を完治するための心理洞察」です。

(1) 自意識に固着するために、そのとらわれの症状による「地獄のような非常な苦悩」。
(2) 欲望に執着するために、その反動として現れてくる心の中の強迫的な恐怖感」
(3) 本能に停滞するために、その結果として現れてくる「強度の不安や抑うつの心理」
(4) 対人的な好悪の感情にかられ、人と争うためのイライラした人間関係のストレス」。
 〔注〕=この(1)から(4)までが、神経症の症状で苦しむ心のあり方です。このままの段階にいては、薬物療法・催眠療法等のような、どんな対症療法を試みても、完治することはありませんが、心のあり方を、下記の(9)(10)の高い段階へ向上すれば完治するようになります。
(5) 一応安定した一般的な普通の人間の心情による「平凡なあたりまえの生活行動」
(6) 仕事や勉強に打ち込み、業績・成績を上げて、努力したことによる喜びの気持ち」。

 〔注〕=この(5)と(6)は、世の中の普通の人の心のあり方です。これらの段階は、一応安定した状態ですが、確かな心の基盤があるわけではなく、油断したり、有頂天になったりすると、転落するようになりますから、最終的に目指す境地ではなく、通過地点と考えるべきです。
(7) 精神的に向上することに、心の高い価値を感じて、神・仏の英知を学び、充実感を覚える」。
(8) 自然現象や社会現象を教訓にして、そこにある「正しい真理を探求し、心の次元を高める」。
(9) 他の人や世の中のために行動する=「利他の行為を実践する」ことが、真に自分を生かす
   道であることを認識し、意識が拡大して活性化する。「人と社会に奉仕する生きがいの発見」。
(10)悩みを越えた純粋な高次元意識、即ち、悟りの意識至福の意識を開明し覚醒する。
   この世の本源の「宇宙の本質=神・仏」に向かい一体化して、本質的な幸福感を実現する。

 〔注〕=この(7)から(10)までが、精神的な高い価値を求める心のあり方で、神経症を完治する効果があります。仏教用語では、(7)を「声聞」(しょうもん)といい、精神的な向上を志して、神・仏の英知を学習し、その教えを聞くことであり、(8)を「縁覚」(えんがく)といい、物事の真実のあり方の機縁を見極めて認識する心のあり方です。
 さらに、(9)を「菩薩」(ぼさつ)といい、人間性の幅を拡大して、「自他一如」の意識に目覚め、主体的に他の人々を思いやり、世の中のために奉仕する実践を行うことであり、(10)を「仏」(ほとけ)といい、この世の万物を構成している「宇宙の本質=神・仏」と一体になるように精進し、自分の心と身体も、宇宙の本質の現れとしての存在であることを自覚します。
 その自覚の成果として、自我に執着した自意識のとらわれを解脱して、悩みを越えた純粋な高次元意識を開明することができます。神経症については、症状を完治できる境地です。
 以上のように、仏教十界論の「心のあり方の10段階」の結論として、神経症は、精神的向上の道を進んで、神・仏と一体化して、高次元意識を開明すれば、症状は完治して真の幸福になれる、ということです。つまり、私達自身の心のあり方の最高段階である神・仏に到れば、全ての悩みが解決して完治するようになります。
                                                    

 さて、次ページからの神経症の完治療法の実践により、「症状が完治するプロセス」を、前もって承知しておきましょう。ちなみに、神経症の症状は、うつ病でも、対人恐怖症でも、パニック障害でも、強迫神経症でも、自律神経失調症でも、そして、どのような各種の症状でも、自意識のとらわれにより発症するという共通項があります。そのために、ここでは、まず、対人恐怖症の一種の視線恐怖症について、具体的な例を挙げて完治する過程を説明しますから、客観的な見方で冷静に読んで頂いて、それから、あなたの個人的な症状に引用し応用して、完治するための参考にしてください。

 さて、人間は、幼児・児童の時代には、視線恐怖の症状になることはありません。時により、本能的な恐怖の目つき・視線をすることはありますが、意識的に執着して葛藤することはありません。しかし、思春期・青年期以降になり、自意識が発現してくると、他の人と話をする時に、目を見ることが自由にできなくなり、目つき・視線が意識的でぎこちなくなります。やがて、どこを見てよいか分からないような苦悩に陥り、とらわれを起こして葛藤を感じ、視線恐怖の症状として固着してしまうことがあります。( あなたの場合は、思春期・青年期以降に、自意識が発現してから、どのようなことに注意が向いて、 どのような症状になっていますか。注意が向く対象は、その方の個人的な事情によります。

 この自意識の執着状態は、素質・遺伝や、過去から今までの自分の思考・行為による生き方、そして周囲の生活の環境・職場での状態・学校での状態、さらに人間関係のあり方・心理的なストレス等の様々な要素が集積した心のあり方の状態です。
 神経症には、なりたくてなる人はいませんが、このようにして、
自意識に執着する心のあり方が形成されて、症状に苦しむようになります。しかしながら、今さら、素質・遺伝や過去の生き方・現在の境遇等を悔やんでも仕方のないことですから、これから将来に向けて、完治する立場で考えてください。
 そして、あなたの神経症の症状は、人間としての意識・精神が、これから向上して完治するために、神・仏が与えた「乗り越えるべき課題である」として理解するようにして、前向きに建設的に前進するように心がけてください。

 そして、自分の心についての真摯な内省と、これまでの生き方に対する必要な洞察と、次ページ以降の実践的方法を行うことにより、精神的に向上するように努力すれば、高次元意識が開明してきます。
 そうすると、精神的な生命エネルギーが発現してきて、心が強靱になり、自由に進展するようになりますから、視線恐怖症の場合では、自分・他人の視線にこだわらなくなり気にしなくなります。さらに、思考がプラスに転換して、視線は、人の様子・人の心を認識する便利な機能として自覚し、日常生活を積極的に推進することができるようになり、精神的な真の幸福を実現することができます。
 ここでは、視線恐怖症を例に挙げて説明しましたが、上記のように、すべての神経症は、それぞれの個人的な差異はあっても、そこには共通して、自意識のとらわれの執着であるという点で、同じような事情がありますから、どのような神経症の症状も、同様な過程で完治することができます。

 それでは次ページから、神経症の完治療法の実践的方法ガイドとして入門編の概要を説明します。より詳しい具体的内容と、お一人お一人の神経症に適した実際の完治の過程は、あなたが、症状を解決するために、後記の
「完治実現研修カウンセリング」を受講される時に、電話または面接により親切に分かりやすく説明して、完治を実現できるように、ご指導してサポートします。
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