嘔吐反射が強い

 歯医者で口の中に器具を入れられると、オエッともどしそうになる。歯科医師のしているゴム手袋のにおいで吐きそうになる。これらは、歯科治療中によくみうけられる嘔吐反射です。その詳しいメカニズムについてはいまだわかっていませんが、精神的な因子が深く関与していると言われています。したがって、このような場合、精神鎮静法が有効です。

 精神鎮静法とは?

 歯の治療中は、自分では意識していなくても、肩に力が入っているものです。治療が終わってから手に汗していたり、背中がびっしょりぬれていたというような経験をされた方も、なかにはおられるのではないでしょうか?精神鎮静法とは、このような精神的緊張を取り除き、意識を失うことなく痛みの知覚を和らげ、治療後に治療中のいやな出来事(本当は治療しているのですから良いことなのですが)を忘れて頂けるよう意図して行うものです。この方法には、鼻から笑気ガスを吸入していただく吸入鎮静法と、点滴を利用した静脈内鎮静法とがあります。日本では、使用する薬剤に関する専門的な知識や技術を要することもあり、あまり有名ではなく、大学病院や歯科麻酔を専攻した歯科医師のいる医院でしか行われていません。しかし、欧米では、親知らずの抜歯など、患者さんにストレスのかかる処置をする際には有名な方法です。

 当院院長は、日本歯科麻酔学会認定医です。このページをご覧になり、興味をお持ちになられた方は、一度ご相談ください。笑気吸入鎮静法は保険適応となっております。

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