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自律神経のお話
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人間の体の中には様々な神経が有りますが自律神経とは文字通り自分の意識とは関係
無く自律的に働く神経で主に内臓などの働きに関係しています。

自律神経は交感神経と副交感神経に分けられ、前者は運動や仕事をしたり緊張・興奮している状態の時など栄養の消費傾向の時に活発に働き、後者はリラックスしたり食事、睡眠をした時など栄養を蓄える傾向の時に良く活動します。互いに拮抗する働きを持つ二つの神経が協調し合う事で人間の体は健康に保たれているのです。不規則な生活や過度のストレス・疲労、睡眠不足や過食などでどちらか片方の自律神経が活発になり過ぎると、いわゆる自律神経失調症を引き起こすリスクが高くなります。(どちらかと言うと交感神経の働きが過多になってしまうケースの方が多い様です。)また自律神経は白血球のバランスにも影響を与える為、交感神経が過度に優位になると免疫力が低下するなどの弊害を及ぼす事も有ります。

自律神経は肋間神経や坐骨神経の様に痛みを感じる神経では無いなので、その働きに何らかの問題が発生していても分かり難い場合が多く、代わりに胃腸の不調や動悸、吐き気、不眠などと言った形で症状が現れてきます。カイロプラクティック治療ではこう言った症状の患者さんの治療に背中や腰をボキボキ鳴らす事も有るのですが、これは自律神経の働きを改善する目的で施術している場合もかなり有るのです。



各自律神経の機能亢進時の特徴は下記の通りです。

交感神経の場合
交感神経が過度に優位になる原因
過度のストレス、悩み過ぎ、睡眠不足、働き過ぎ、
不規則な生活、薬物の摂り過ぎなど・・

交感神経が過度に優位になると体内
では・・・

●消化や排泄に関わる器官の機能が低下する。
●リンパ球が減少し免疫力が低下する。
●血管が収縮し血液の流れが悪くなる。
●心拍数の増加により体は常に緊張を強いられ る。
●体内で活性酸素が増加し老化、生活習慣病の原因になる。(活性酸素についてはこちら)

交感神経が過度に優位になる事で誘
発される可能性の有る疾患など

●活性酸素の増加により各種ガンや動脈硬化などのリスクが高くなる。肌の美容上の問題全般。
●血流障害により血栓、しびれ、筋肉の凝り、頭痛などの原因に。
●白血球中のリンパ球が減少し風邪などをひき易くなる。
●胃腸の働きが低下し胃もたれや便通などが悪くなる。




副交感神経の場合
副交感神経が過度に優位になる原因 運動不足、過食、極端にゴロゴロし過ぎて心身共に過度にリラックスetc・・
副交感神経が過度に優位になると体
内では・・・
●排泄能力が亢進し過ぎる。
●リンパ球が増え過ぎ、抗原に過敏になる。
●血流が著しく増加する。
●知覚が過敏になる。
●過度のリラックスはうつ病や無気力の温床に
副交感神経が過度に優位になる事で
誘発される可能性の有る疾患
●排泄能力が亢進し、過食・下痢の原因に
●リンパ球が増え過ぎると抗原に過敏になるのでアレルギーを引き起こし易くなる。
●血流が著しく増加し、のぼせ、頭痛の原因に。
●知覚が過敏になる事で何らかの炎症が有る人は痛みや痒みが増加する。
●うつ病、、無気力症など

この様に交感神経、副交感神経、どちらが過敏に働いても何らかの問題が発生します。
共に協調し合って働いているのですからバランスを乱さない為にも下記の様な点に気を付けてみて下さい。
●一人で悩みや仕事を抱え込み過ぎない。
●細かい事にクヨクヨしたり気にしたりせずに明るく笑って毎日を過ごす。
●適度な運動や活動的な趣味を持ち積極的に体を動かす様にする。但し寝る前に負荷の強い運動をすると体が緊張してしまい中々寝付け無くなる事も有るのでご注意を。
●一日の疲れはシャワーでは無く浴槽に浸かる形で取る様にする。その際熱過ぎる温度は極力避け適度にぬるいお湯にゆっくり浸かる様にする。
●心身共に疲れた時や極度の緊張や睡眠不足などで体の興奮が強い時は深呼吸やゆっくりとしたストレッチ、マッサージなどで緊張をほぐす様にする。
●食事はなるべく体を冷やさない様に心掛け良く噛んで食べる。深夜に食べたり飲んだりする事は極力避ける。
●なるべく規則正しい生活をする。夜は12時までに床に就ければ理想的。
●眼精疲労の強い人や頭痛持ちの人、絶えず肩や腰が重い感じの人はなるべく喫煙はしない。喫煙をする事で益々血管が収縮し症状が悪化する可能性も・・ またカフェインにも同様の働きが有るのでご注意を。

以上の点に気をつけて生活するだけでも自律神経のバランスはかなり良くなると思います。基本的に生活のリズムやストレス、疲労感や睡眠不足などが大きく影響するのでなるべく規則正しい生活を心掛けましょう。
私もかつて自律神経失調症で2年間ほど胃の調子が悪い時期が有ったのですが、この仕事に就く為にそれまで勤めていた会社を辞め学校に入学したのを機に生活のリズムや環境が一変した為治ってしまった経緯が有ります。





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