聖也っちょ最新情報

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言葉 

聖也っちょが生まれて5年と4ヶ月。自閉症と言う障害をもちながらも、最近では大分コミュニケーションが 
とれるようになりました。 
聖也とのコミュニケーションには言葉かけに加えてマカトン法という障害者向けの手話を使っています。 
聖也からの働きかけは前回の通信に記載した『聖也語』+マカトン法に似た聖也独特の手話です。 
手話なしでも「お皿を持ってきて」「ごめんなさいは?」「ママに頂戴」など、こちらが言う言葉も大分理解できる 
ようになりました。 
楽になったと同時に益々聖也との生活が楽しくなってきました。 
そして先日、とうとう単語を喋ったのです!! 
療育の先生の写真を差し示して「ちぇんちぇ(先生)」と言ったのです。 
今までは親にしか判らないような『聖也語』でしたが、誰にでもそれと判る単語を喋ったのは初めてです。 
もう嬉しくて嬉しくて。。。 
「ちぇんちぇ」と言った後に私の手を引いて療育に行こう!と意思表示したり、こちらが写真を示して 
「先生はどれ?」と聞いても示してくれないので、自分が療育に行きたい時のみに限定した言葉らしいの 
ですが、『単語を喋った』ということは本当に大きな一歩です。 
「そうだねぇ〜。わかったよ〜。」といっぱい誉めて、自信をつけて、どんどん喋って欲しいです。 
ちなみに、幼稚園の先生は「○○先生」と名前を付けて呼ぶ事が多いので、聖也にはまだ理解不能な 
ようです。 
でも、幼稚園の先生方の写真を一人一人眺めて、ある先生の写真に向けては「あー!ぱー!」と元気に 
話し掛け(きっといつもその先生に元気に話し掛けられているのだなぁ)、またある先生の写真に向かっては 
「えー、う〜。」と言っています(きっといつも「聖也く〜ん」と話し掛けてもらっているのでしょう) 
まるで一人ぼっちで別の星に舞い下りてきたような聖也の世界。私たちの世界に歩み寄ってくれている 
聖也の言葉を大切にしていきたいと思います。 

スキップ 

つい最近まで聖也はスキップが上手に出来ませんでした。本人はスキップしているつもりらしいのですが、 
どうしてもツーステップのような格好にしかなりませんでした。 
ところが、最近ちゃんとスキップしている聖也に気付いたのです。 
いつのまにかマスターして修正していたんですねぇ。 
何だか聖也っちょを見ていると、「あぁ、子供って親が教えなくても出来るようになるものなんだなぁ」と 
つくづく思います。 
言っても理解できないだろうからと強いて何も教えずに来ている私ですが、危険なこと・いけない事のみを 
教えてあげれば、それで充分なのかもなぁと思ってしまいます。単に私がのんびりしすぎなだけなのかも 
しれませんが…。 

しまじろう 

聖也は今『こどもチャレンジ』のしまじろうのビデオにはまっています。もう、朝から晩までビデオを見ている 
状態です。 
そして、一生懸命に吸収しています。しまじろうがお着替えをしているビデオを見て、自分からお着替えを 
するようになりました。(ママはいつもビデオと同じ歌を歌っています) 
しまじろうがはみがきをしているビデオを見て、はみがきの時も『泣き』が少なくなりました。 
しまじろうがビデオで靴下を履いていると、慌てて引き出しから靴下を出して自分も履きます。 
『自分でやりたい』という情緒面での成長の時期でもあるのだと思います。でも、どうしてしまじろうが教えると 
素直に聞くんだろう?と不思議なパパとママです。 
ビデオ見たさに「ビー」という言葉(?)も使い始めた聖也っちょです。 
そして、ビデオデッキに見たいビデオを挿入するという作業も身につけました。 

ジャンケン 

年中さんの時、幼稚園でNちゃんは一生懸命聖也っちょにジャンケンを教えてくれました。 
聖也の目の前で「これがグー」と。 
数ヶ月前から聖也は自分の目の前で片手をグー・片手をパーにして笑っています。 
始めは何の事か、何の意味があるのか判らなかったのですが、先日100円やさんで 
それぞれにグー・チョキ・パーが描かれた三色のハエたたきを購入したところ、 
「ウー(グー)」「チー(チョキ)」「バー(パー)」と叫んでいました。 
これは!?と思い、「ジャンケンぽん!」と言ったところ、一緒にジャンケンをしたのです! 
勝ち・負けの判らない聖也っちょは(多分勝つとか負けるという概念がないのだと思います) 
相手が出したものと同じがOKと思っているのか、慌てて相手に合わせたりします。 
幼稚園の先生に報告したら、早速お友だちや先生方とジャンケンをして遊んでもらったそうです。 
余程楽しかったのか、その日は帰ってからも一人で「ウー(グー)」「チー(チョキ)」「バー(パー)」と大声で 
叫んでいました。 
「あー!ばー!えー!(ジャンケンぽん!)」と楽しそうに叫んだりもしています。 

ママから… 

また新学期がスタートし、聖也を取り巻く環境にも変化がありました。 
新しい先生・新しい教室・新しい下駄箱…。 
(ママは無謀にもクラス委員になりました!本当に無謀。。。でも、きっと良い思い出になるでしょう。) 
過去2年の新学期において、聖也は一時的に爪噛みや指噛みやつねり等の軽い自傷行為がありました。 
3年目の今年は過去の経験もあり、ママは何も恐れずに新学期に挑みました。 
現在の聖也は自傷行為こそ目立たないものの、おもちゃを何でも噛んでいます。 
ブロックだって変形しています。強靭な歯です。あまりにもひどい時には「噛まないで」と言ったり、 
無言で口からおもちゃをはずしていますが、きっと落ち着くのだろうなぁと、ある程度は黙認しています。 
様々な変化を受け入れている聖也っちょ。変化に弱いといわれている自閉症にとって、私たちでは 
計り知れないストレスや不安があるのだろうと思います。 
それでも、スムーズに環境の変化に順応している聖也なのだから、多少のカミカミマンは仕方ないと 
思っています。 
最近聖也という存在を考える時、ママは『全てを許し、受容している存在』という気がしてなりません。 
様々な環境の変化に対する不安・自分の思っている事が周りに伝わらないというストレス・喜怒哀楽の 
激しいママ(これが一番大変!?)…。 
沢山の不安やストレスに対して自分で心の折り合いをつけて、受け入れる。 
ママが聖也の障害を受容しているのではなく、聖也がママ達の住む世界を受容している、そう思えて 
なりません。 
そして、やっぱりこう思うのです。「聖也っちょ、ありがとう。」 

H14.03 

☆みかん☆ 
みかんが大好きな聖也っちょ。大嫌いな薬だってみかんと交換ならば泣きながらも飲みます。 
そして何と!みかん欲しさに「い〜あ〜ん(み〜か〜ん)」と言った後、頂戴のポーズをするようになりました。 
「できたね〜。言えたね〜」とついつい与えてしまった結果、とうとう柑皮症(かんぴしょう)になってしまった 
ようです。(柑皮症はみかん等の柑橘類や人参等を食べ過ぎて顔や手足・体が黄色くなるもので、黄疸とは 
異なります。) 
それに気付いてくださったのは幼稚園の警備の方。ママは前日に聖也の顔が黄色っぽいと思っていながら 
『かつての色白少年も日に焼けて逞しくなったのか?薄汚れているのか?』程度にしか考えていなかったの 
です…。一日6〜8個食べていた聖也っちょ。いくらなんでも食べ過ぎですよね。 
でもね、可愛いからあげたくなってしまうのよーママは。 

☆服装の好み☆ 
今まではママが用意した服を何の抵抗もなく着ていた聖也っちょですが、『これを着たい』という思いが出て 
きたようです。その好みはトレーナーやセーター類に限るのですが、気に入らないものを着せると泣き叫ぶ 
ので、引き出しを開けて自分で選ばせるようにしています。 
聖也は引き出しの中をグル〜リ見渡して迷い、選びます。 
『あれがしたい。これがしたい。これは嫌。』と情緒面でまた少し成長したのだと思います。 
自分で選んだ服なんだから着ても泣かないでしょう!と思いきや、着た後必ず泣くのです。 
『一応泣いておくか』といった感じなの? 

☆お誕生会☆ 
1月に幼稚園で「1月生まれのお誕生会」がありました。ママも参観しました。 
本当はお母さんは子供たちの後ろの席で参観なのですが、ママをいち早く見つけた聖也っちょがママから 
離れないので、ママだけ最前列で聖也っちょと一緒の席に座りました。 
聖也っちょのインタビューの番です。先生がマイクを持って聖也に話し掛けると、聖也は自分の方にマイクを 
引き寄せて「ばーばー。ばーばーばーっ。」と言った後、見たことがない程の得意顔をして先生にマイクを 
返しました。まるで「あと、通訳頼むね!」と言っているように(笑)。 
もしかして、4月からずっと自分の番になるのを待っていたのかな? 
昨年のお誕生会ではイスに座るどころかマイクを向けられただけで怒って喚いていたのに、きちんとイスに 
座ってインタビューにも応じて…また一つ成長したんだね。 
始め、ママの傍を離れず後ろの席に居た聖也に「聖也っちょはここじゃないんだよ。前に行こうね」と言って 
いた所、他のクラスのお友だちが「いーんだよ。聖也っちょは。邪魔しなくていいの!」と言ってくれました。 
同じクラスのお友だちばかりではなく、他のクラスのお友だちまで本当によく聖也を理解してくれているんだ 
なぁと感涙の聖也っちょママでした。 

☆ジュース☆ 
『みかん』より一足先に『ジュース』のジェスチャーを覚えました。片手を口の前でキュッキュッと握って 
「ん、ん」と言います。本当はこの仕草は『ミルク』と教えたのですが、自発的にミルクを断った後そのまま 
ジュースのジェスチャーとして残ってしまったようです。 

☆パパ☆ 
パパの肩をポンポンと叩きながら「パ・パ」と言うようになりました。『この人がパパ』と解ってきたのかも 
しれません。パパが仕事で居ない夕食時は「パパ」と言って玄関を見て、また「パパ」と言って泣いて 
いました。家族の欠員も理解出来てきたのかな? 
でも一度だけ、外に出たがる聖也を連れて買い物に出た時、偶然パパに会ったために『外』=『パパ』と 
結びついてしまったのか、何処かへ行きたい時も「パパ」と言う聖也っちょです。 

☆一人“笑って笑って60分”☆ 
“笑って笑って60分”という番組を覚えて(知って)いらっしゃる方が果たしてどれほどいるでしょう…? 
ママがまだ子供の頃に放送されていた番組で(歳がバレる〜)、オープニングの曲が流れている間に 
子供に着せた服を全てお持ち帰りできるというコーナーがありました。 
聖也はまさに毎日がその“笑って笑って60分”状態。台所に居るママの前に姿を現す度に違う服を 
着ています。しかも全て重ね着。着膨れして雪だるまのようになっている時もあります。 
『今あの番組があったらなぁ』と思う日々です。 

ママから… 

昨年10月に更新して以来、少し御無沙汰してしまいました。 
紙新聞を創刊して、このホームページを開設してから丸二年が経とうとしています。 
その間お付き合いして下さっている皆様に心から感謝致しております。 
「聖也っちょ通信」を読んで下さっている方々から「聖也っちょママは怒ったことないでしょう」そんなありがたい 
お言葉を頂くことしばしば…。 
いえいえ、皆さんかなり美しき誤解をなさっています!! 
叱りますよー!怒りますよー!(しかもかなり感情的に)悪いことをしたらお尻だって手だって叩いちゃいます 
よー!咄嗟の時は頭も叩いちゃいます!!(いけないと思いつつ…) 
聖也っちょも成長するにつれ、悪戯するし・何でも口に入れるし・言うことは解ってくれないしで、まさに『巨大 
な1歳児』の形容がピッタリ。自然ママの声も荒くなります(と、言い訳)。全く至らないママです。 
でも、どんな悪戯聖也っちょでも、どんなに怒るママでも、基本は大切な大切なかけがえのない子供。 
(それは皆さん同じですよね。)聖也には笑顔と明るさを忘れずに元気に成長して欲しい、その根本の 
願いに変わりはありません。 
いっぱい叱られても怒られても『ママは僕を愛している』そんな風に感じて過してくれたらなぁと一方的に 
願っています。これからも叱り・泣き・喚き・そして笑って毎日を聖也っちょと一緒に楽しく過して行きたいです。 
「僕は自閉症児なんだからさぁ。デリケートなんだから、もうちょっと気を遣ってよねぇ」言葉が喋れたら聖也は 
そんなふうに言うのかな? 
今日も聖也っちょは、歌い・踊り・泣き・大笑いして、お気に入りのぬいぐるみ達を並べています。 
そして心無いママは「ちょっと、ごめんね〜」とそのぬいぐるみ達を退かしたりしています。 
 

H13.11  

多動(たどう)のはじまり、はじまり〜

自閉症の様々な症状の中に、多動があります。文字通り動く動く。落ち着きが無いのです。
自分の興味のあるものに向かって、向こう見ずに突進もします。
聖也は今まで多動は見受けられず、常に親や先生と手を繋いだり、服の裾を掴んで、くっついて歩いて
いました。
ところが、8月末に行った病院の診察室で水道の水で遊んでベッドを水浸しにしたのを皮切りに、
10月の初め頃から急激に多動が始まりました。
幼稚園ではお教室に入りたがらず、園庭で一人遊んでいます。先生が呼びに行くと怒ります。
スーパーでは必ず行方不明になります。ママを探すふりをして、しっかり位置を確認し、肝心のママが
居るところには近づきません。(傍に行くと捕まるから)
大好きな幼稚園バスを見送って、車道に飛び出した事があります。
自分が住んでいるマンションの外観を見上げるのが好きで、それを見たさに車道に飛び出した事も
あります。
今までに無かった行動なので、こちらがまだ予測できない上に、足が速くなって追いつけないのが
しばしばです。無理に捕まえると暴れる・逃げる・泣き叫ぶ…周囲の大注目を浴びます。
幼稚園では、先生が歌を歌う時間を少し長くしたり、お弁当の後に音楽を流したりして、少しでも
聖也が園庭に出るのを少なくしようとしてくださっています。
それでも園庭に出てしまった時には、他の先生が付いてくださっている時もあります。(すみません。)

聖也の場合、この多動と言う行動は周囲の環境に慣れた・周りの人が怖くなくなったという成長の現われ
だとも思いますし、実際療育の先生もそうおっしゃっています。そして、この行動にも波があり、また落ち着く
時期が訪れることも知りました。
同じ自閉症の子を持つお母さんからは「また1つ聖也っちょの成長と思い、しばらく楽しんでください」と
励ましの言葉も戴きました。

“困ったなぁ”と思う反面、幼稚園の先生が「今日は辛うじて2回だけ教室に入りました」と嘆くのを余所に
“おぉ!2回入ればOK!!”と思ってしまうお気楽ママです。
でも、やはり行方不明は寿命が縮むので、ドラエホンかセコムを取り付けようかと真剣に検討しています。

H13.8  

父の日・母の日 
今年も迎えた父の日と母の日、聖也っちょはパパとママの絵を描いてくれました。 
昨年よりもぐっと上手になり、ちゃんと人らしい絵に仕上がっています。
パパにはおひげの剃り跡も有り(何故か緑色)、ママは眉毛が上がっていて大きくお口を開けています。
まるで「コラ〜!」と叱っているみたい…。う〜ん。 
絵の他に、母の日には牛乳パックで作ったお手紙入れを、父の日には紙粘土で作った鍵入れを プレゼントしてくれました。初めて触る紙粘土。とても上手に出来ていました。パパとママの宝物だね!

保育参観 
6月に行われた保育参観。今年はパパと一緒に魚釣りの工作をしました。相変わらずのマイペースでしたが泣いたり騒いだりせずに楽しそうに過ごしていました。 
自分の席ではなくパパとママの間に入っていることが多かったのですが、「おおきな古時計」の歌に合わせてチクタクチクタク…と人差し指を左右に振っていたり、先生の「たのしかったですかー?」の問いかけに
「ハーイ(アー)」とお友達と一緒に手を挙げたりしていました。 

遠足 
遠足当日小雨だった為に秋葉原の交通博物館へ行きました。初めての場所(特に建物)が苦手な聖也はどうやら病院と思いこんでいた様子でした。そして記念撮影のカメラマンさんのことはお医者様と思いこんでしまったようです。泣いて喚いて、出口を探しまくり、ほとんどパニック状態でした。 
でも何故か2階の「オート三輪」の前のソファーが気に入り、そこに1時間程居て、残り時間は全て屋上で過ごしました。(屋上は戸外なのでご機嫌状態)ママは見たい所いーっぱいあったんだけどなぁ。 

七夕会 
昨年はお休みで参加できなかった七夕会に初参加しました。いつもと違う状況に弱い聖也ですが、予想に反してご機嫌で参加できたそうです。先生のお話しの時には自分の席にちゃんと座っていたそうです。 
えらいぞ!聖也っちょ。 

H13.4  

年中さんになりました 
桜満開の中の雪…と例年になく寒暖の差が激しかった春休みが終わり、 
聖也っちょ(4歳2ヶ月)は無事に年中さんになりました。 
のんびりペースの聖也っちょの成長、年中さんになっても要注意度は年少さんの時と 
変わらないことと思います。体が大きくなった分、年少さんの時よりも大変かも?! 
先生方には、これからも沢山ご苦労をおかけすることと思います。 
さて、年中さんになり、お教室も変わり・下駄箱も変わり・担任の先生も変わり 
(6月までは昨年の担任の先生も一緒です!)変化に弱い自閉症の聖也っちょ 
としては、嫌がったりパニックになったりするのでは?と 
ちょっぴり心配していましたが、お教室も下駄箱も何の抵抗も無く受け入れ、新しい先生にも早々に慣れて 
いたそうです。 
いつも深い理解と愛情をもって接して下さる先生方、そしていつも聖也っちょに沢山のことを教えてくれて、 
弟のように可愛がってくれるおともだち達がいてくれるから、親の私たちは何の心配も不安も無く幼稚園へ 
通わせることが出来ます。本当にありがとうございます。 
唯一心配なのは、聖也っちょが何をしでかすか解らないこと…先生方を慌てさせる様なことはしないでね! 

お歌 
日頃から歌とダンスの大好きな聖也っちょ。ボタンを押すとメロディーが流れる本を買ってあげました。 
翌日「いーよ、いーよ、いーよ、いー」と節を付けて言い続けていました。 
「???何処かで聞いたことのあるメロディー」と思ったら、本の中に有る“キラキラ星”のメロディーでした。 
「キラ、キラ、ひかるー」の部分を「いーよ、いーよ、いーよ、いー」と歌っていたのです。 
聖也っちょ初めての歌です。つい先日はNHKおかあさんといっしょの“あ・い・うー”の体操の最後の部分 
「まーた、あーそーぼー」を「ばーば、いーよーぼー」と歌っていました。う〜ん何となく母音は合ってるよ! 

単語 
「犬(ワンワン)」を「バウバウ!」と「ねこ(ニャー)」を「アー(とても高い声で)」と言うようになりました。 
そして、星の絵をみて「いーよ」と言ってました。(前述のキラキラ星の歌から来ているのでしょう) 
「バウバウバウバウ…」と連呼するのではなく、「バウバウ」ときちんと切れていれば、これらも聖也なりの 
一語として数えて良いと療育の先生がおっしゃってました。 
先日、猫に向かって「アー」と聖也が言ったところ、猫が「にゃー」と応えてくれました。その猫に向かって 
聖也は「上手上手〜」とばかりに拍手喝采。猫もまさか「泣き方がウマイ」と誉められるとは思いも 
しなかったでしょう。猫は本職だから上手なんだよ、聖也っちょ。 

イライラ 
並べているお人形が上手く立たない。療育の時、新しい課題で先生が何を言っているのか解らない。 
ママやパパに叱られた。そんな時、聖也はイライラして「わー」と喚くようになりました。 
幼稚園の先生は「すごい成長ですよ」とおっしゃって下さいます。療育の先生も「聖也君なりの達成感が 
出来上がってきた証拠。だから出来ない時にイライラするのです。」とおっしゃっています。 

赤ちゃん 
春休みに幼稚園のおともだちが遊びに来てくれた時、おともだちの弟の赤ちゃん達と接して以来、赤ちゃんに目覚めて 
しまった聖也。 
公園やスーパーで赤ちゃんを見つけると、近づいて行って、そ〜っとほっぺを撫でたり、ベビーカー売場の赤ちゃん 
マネキンの傍を離れなかったり…。 
そこで、赤ちゃん人形を購入しました。ミルクを飲んだり・泣いたり・笑ったりするお人形を。 
聖也は毎日赤ちゃんの泣き声を真似しながら、お人形の背中をトントンとあやしたり、高い高いをしたり、 
壁に掛けてあったミッキーのバスタオルの柄をお人形に見せてあげたりしています。 
T病院の先生は、この「ごっこあそび」が出来ることは素晴らしいことだとおっしゃっていました。 
心理面での正常な成長の現われだそうです。(通常は1〜2歳で見られるそうですが) 
時々自分がミルクを飲む時やママに抱っこされる時、赤ちゃんの泣き声を真似て、ちゃっかり自分も 
赤ちゃんになっている聖也っちょです。 

トイレでおしっこ 
忘れもしない2001年4月16日、聖也は生まれて始めてトイレでおしっこが出来ました!!! 
幼稚園のカウンセリングの先生の御指導で、3月下旬まずうんちをした時のおむつ替えをトイレでするようにしたところ 
うんちをした後クレーン動作でママの手を自分のおしりに持って行って教えるようになりました。 
トイレを嫌がる様子もないので、試しに子供用便座を置いて座らせること数日、偶然おしっこが出ました。 
本人が一番驚いた様子でした。ママがベタ誉めしたら、不思議な顔をしていましたが、それ以来トイレでの 
おしっこを覚えたようです。事前に教えるのは2〜3回に一回位ですが、座らせるとお腹に力を入れて 
出しています。おむつが取れるようになるまでは、まだまだ時間がかかりますが、カウンセリングの先生が 
いつもおっしゃっている「スモールステップ(小さな一歩)」を忘れずに少しずつ進んで行きます。 
幼稚園で聖也はおともだちがおしっこをしている時、前を覗き込んで見ているそうです。 
(おともだち、ごめんね。)聖也がこうして抵抗なくトイレでおしっこができたのも、いつも聖也が覗くのを許して 
くれるおともだちのお蔭だと思います。おともだち、本当にありがとう。 

自傷行為? 
最近クセと軽い自傷行為の混ざったような行動が現れ、手の爪や指の皮を噛んで深爪になっています。 
T病院の先生に相談した時には、まだ深爪状態ではなかったので、「深爪になっていなければ、クセとして考えて敢えて 
止める必要はない。止めても別の行為に移行するだけ。」と教えて頂いたのですが、その一週間ほど後に深爪に 
なっているのを発見。 
幼稚園のカウンセリングの先生に相談したところ、「環境の変化の多い4月の時期や何かが出来るようになった成長の 
時期に一時的に自傷行為が現れることは多い」とおっしゃっていました。 
環境の変化にスムーズに順応しているからこそ尚更見えない部分でストレスやプレッシャーを抱えているだろうし、 
何かが出来るようになったことも嬉しい反面多少の緊張を伴うものなのだそうです。 
そして、これから先もひとつの成長と同時に、一時的な自傷行為が出ることがあるということを教わりました。 
成長と自傷的な行為、不思議な関係です。 
でも、“一時的”とのことで、ほっとしました。 
カウンセリングの先生の助言通り、慌てず叱らず、他のことに目をそらさせるようにしています。 
そして制止する時は目を見ずになるべく後ろ側から制止します。 
そうしないと、ママが注意を向けてくれる=良いことと勘違いして却って定着させてしまうからです。 
また、時間の許す限り抱っこして遊んだり、聖也の嫌がる気持ちを代弁するような言葉かけを試みています。 

思えば、最近は重いから・忙しいからと抱っこする時間が少なかったり、誉める回数が減っていたような気がします。 
入園から一年が経って「がんばってる聖也」に親の方が慣れてしまっていた部分が有るのかもしれません。 
これから先も聖也は成長の度に・4月が来る度に、私達親にそう振り返る時間を与えてくれるのだろうなぁと思います。 

H13.1  

世紀末の聖也っちょ

☆ローソクを吹き消せた
3歳9ヶ月まで、笛を吹くことが出来なかった聖也。
4回目のクリスマスにして初めてケーキのローソクを吹き消すことが出来ました!

☆うがい
喉が弱いママは外出から帰ると、必ず「うがい」をします。その様子をジーッと見ていた聖也。
試しにお水を入れたコップを聖也の口に近づけたら、ちゃんとお水を口に含んで「ピュー」と下に向けて出しました!!
お水やお茶を飲むのが大嫌いな聖也にとって、お水を口の中に入れるということは、素晴らしいことです!
以来、はみがきもママと一緒に喜んでするようになり、最後のうがいも欠かしません。

新世紀の聖也っちょ

♪おてつだい
@「ミルク飲むー?」と声をかけると、飛んできて、ミルク缶をだし→哺乳瓶を出し→スプーンを出して
くれます。ミルクを飲むためには何が必要なのか、ちゃんと解ってきたみたいです。
Aお風呂にお湯を張る時、お風呂の栓をして・スイッチボタンを押しておてつだいしてくれるようになりました。

♪ひとりでごはんを食べられるようになりました。
スプーンと手づかみで、ひとりでごはんを食べられるようになりました。
最初は、口に入れる時にスプーンを裏返してしまい、なかなか上手に食べられませんでしたが、
今はちゃんとスプーンを水平に口まで運べるようになりました。
「えらいねぇ」「すごいねぇ」「かっこいー」とベタ誉めしたら、自分で食べる喜びを知ったようです。
納豆とにんじんの甘辛炒めと春巻きが好きな聖也っちょ。(食べられるものが増えました。)
ほとんど毎晩、納豆を3パック食べる大食ぶり。「食べない」と悩んでいた頃がうそのようで、
ママはとても嬉しい日々です。
ひとりで食べてくれるので、パパもママも楽させてもらってます。

♪スキップ
本人はどうやらスキップをしている…つもりみたいです。
ツーステップをしている感じの動きなのですが、スキップらしいです。

♪4歳になりました。
2001年1月23日、4歳のお誕生日を迎えた聖也。幼稚園のお誕生会にママも参加しました。
相変わらず、やりたい放題の聖也っちょでしたが、お歌を歌う時は自然にリズムにのってしまってました。
お誕生会で頂いたカードには、身長103cm・体重16.5kgとありました。大きくなりました。
誕生日当日は朝から何度も「お誕生日だねー」と言っていたのですが、「そんなの知らないよー」の聖也っちょ。
でも、クリスマスに続いてお誕生ケーキのローソクも4回目にして初めて吹き消すことが出来ました。

H12.11  

10月下旬、聖也(3歳8ヶ月)は約一週間、入院してしまいました。〔詳細はアトランダムで)

入院中、聖也はすっかり白衣恐怖症になってしまいました。 隣の部屋に看護婦さんが入っていっただけで、ベソをかく。 先生の姿を目ざとく見つけては、勝手に泣き出す。 エレベーターで全く別の科の先生や看護婦さんと一緒になっただけで泣き出す。 挙げ句の果てには、面会に来ていた他の子供の白いYシャツ姿のお父さんを先生と間違えて泣いて いました。 でも、そこは聖也っちょの悲しい性で、涙を流しながらも点滴の針を固定している包帯の交換時には 腕を差し出し・体温を測る時には脇を開けてしまい・検査でママから離された時には、看護婦さんや 先生にぎゅうっとしがみついていました。 偉かったよ、聖也っちょ。

入院中は、大好きなお米以外はほとんど食事を口にしなかった聖也。 家に帰ってからの5日間は、まるでその分を取り返すかのような勢いで一日5食も食べていました。 結果、入院前より1kg体重が増えました。

入院中、嫌なことをする時には、いつもママが側に居て一緒になって押さえつけたりしていたからか、 退院後2日程はママ嫌いになってしまいました。 一緒に食事をしていても、ママを引っ張って行って別の部屋に隔離しようとまでしました。 かなりショックでした。 でも、今はすっかり元どおりになりました。ホッ。

退院後、外来診察に行った際、診察室から名前を呼ばれた聖也は、確実に振り向きました!! 全身麻酔による検査の前に、器具を使って喉の奥を無理矢理見られたせいか、診察時ちょっと喉を 見るだけでも、とても嫌がるようになってしまいました。 そして、なんと、その時には「いやーーっ!」とはっきり言うのです!!! もしかして、これが最初の言葉???

久しぶりに行った幼稚園。先生も私も「どうかなぁ」と心配でしたが、思いの他ご機嫌で通っています。 先生のお話では「全く泣かずに、抱っこも要求せず、お友達の横に座って一緒におままごとをしている」 そうです。ちょっぴり成長した聖也です。

聖也は最近、自分の訴えたいことが解ってもらえなかったり、自分の思い通りにならない時に、 イライラするようになりました。 大声を張り上げたり、側に有るものや自分の手を「イーッ」と噛んだりします。 「え?もしかして、自傷行為??」とドキドキしてしまいますが、思うように行かないという感情や イライラするという感情が芽生えた情緒面での成長の現われなのではないかと思い、 今は叱ったりせずに静観しています。 聖也と接する機会のある方々(特に地域の皆様)、もしも街で聖也がギャアギャアと喚いて お騒がせしましたら申し訳ございません。 また、近くに有るものを噛むと言っても、決して人を噛んだりはしませんので、どうかご安心下さい。

H12.9  

・靴の着脱が出来るようになりました。 夏用のサンダルを突然自分で履けるようになりました。 更に、幼稚園で行われた夏期保育中に、聖也は自ら上履きと運動靴を履き替えました。 親は全く教えていないので、幼稚園でお友達がしているのを見て、覚えたのだと思います。

 ・靴を下駄箱に入れる 新学期初日、幼稚園から帰ってきた聖也はいつものように自分で靴を脱ぎました。 そして、おもむろに脱いだ靴を手に持って、下駄箱の扉を開けて靴をしまったのです!! 驚きました!恥ずかしながら、親は2人共そんなお行儀の良いことはしたことが有りません ですから、これも幼稚園のお友達がしているのを見て覚えたのだと思います。 

・「せーの!」「あぁー!」 パパがパチンコでゲットしてくれた、あんぱんまんのおもちゃがあります。 テレビの形をしていて、あんぱんまん型のリモコンでスイッチを入れると メロディーと共に中の絵が動きます。 リモコンの電波で動くのではなく、リモコンの「カチッ」という音で反応するのですが 聖也はいつもリモコンを何処かへなくしてしまうので、ママが「あぁー!」と声を出して動かし ていました。 ある日、聖也がママの真似をして「あぁー」と声を出して動かそうとしていましたので、 「一緒にやろう!せーの!」と声をかけて、口を開けて聖也を待っていたら、ママと一緒に 「あぁー!」と声をあげることが出来るようになりました。 幼稚園の先生が「せーの!」と言っても、お友達が「せーの!」と言っても反応してしまいます。 プールで泣いている状態でも「せーの!」と声をかけると、泣きながらも「あぁー」と言ってしまいます。 先日もプールでプカプカしていた際、横にいた親子が「せーので一緒にもぐろうよ。」と会話していた のを聞いて、ひとりで「あぁー」と反応していました。(笑) ひとつ芸を覚えたとばかりに、何処でも「せーの!」と言ってしまう悪いママです。 

・幼稚園のプール 幼稚園のプール(近くのスポーツセンターで行います)に初参加しました。 1学期は体調がすぐれずに、一度も参加できませんでした。予想通りの大泣き状態でしたが、 とても、よく頑張りました。 でも、その日の夕方に熱を出してしまった聖也。カゼをひいてしまいました。 まだまだ、体力・抵抗力のない聖也っちょです。

・ トマト・給食を食べるようになりました。 今まで全く食べなかったトマトを突然食べるようになりました。 大好きなスイカやトマトケチャップ等から「赤=美味しい」の法則が 出来上がったのか?? また、幼稚園の給食の主食部分のみ食べるようになりました。 (実際は先生に、お箸で食べさせて頂いています。)

何だか最近の聖也を見ていると、親が教えようとしなくても、その時がきたら自分からやり始める のだなぁと強く感じます。 そして、親が教えようとしていることよりも、自分からし始めたことの方がとても良く身に付いて いる気がします。 これは、障害児に限らず、きっと健常児でも変わらないのではないかと思います。

H12.7  

「せいや くん」と呼ぶと「ハイ!」と手を挙げる確率が高くなりました!(もちろん声は出しません) 
どうやら名前を呼ぶ時に、手を口の横に当てるのが(「おーい!」と言う時の様に)ポイントの様です。 
上手に出来た時のパパとママの拍手と絶賛と喜びの表情が嬉しいらしく、手を挙げた後、すかさずパパとママ 
の顔を見ます。 
手を口の横に当てるという行為は幼稚園に入ってから聖也が頻繁にしています。 
担任の先生がよく園児達を「おともだち〜」と呼ぶ時にするそうなので、先生の真似をしているらしいです。 
親がいくら繰り返し教えてもほとんど出来なかったお返事が、入園2ヶ月にしてかなりの確率で出来るように 
なりました。 
これも毎日熱心に朝のお返事を教えてくださる担任の先生方のお蔭だと感謝いたしております。 
聖也は、手を口の横に当てる→「ハイ!」と手を挙げる→拍手をする という一連の動作を一人で無言で 
している時があります。その姿を見ていると、やはり言葉でとらえているのではなく、自閉症特有の映像で 
とらえる方法(ヴィジュアル・シンキング)なのだなあと感じます。 

私たち親は聖也の自閉症から来ると思われる行動には寛大に接していますが、他の人の迷惑になるような 
ことや、危険なこと、明らかに「わがまま」と思われる行動については健常児と同じように叱り、接しています。 
(自閉症から来る「こだわり」と単なる「わがまま」を見分けるのは、なかなか難しいのですが。) 
まだ言葉を理解できない聖也にはいくら理由を言っても解らないので、もっぱら「噛まなーい!」等の動作の 
中止を示す言葉や前述のような「こらー!」や「ダメー!」などの言葉が多くなりますが、最も多いのは 
「聖也ーっ!!」です。 
大概はそう叫ぶとその行動を辞めますが、なかなか辞めない時もあり、そんな時は自然「聖也ー!」の連呼 
となります。 
先日、その連呼状態の時、なんと聖也はニコニコしながら「せ・い・やー」とはっきり言ったのです!! 
突然の出来事に動揺した私は「どうしよう、パパ。せいやって言ってるー。」とアタフタしてしまいました。 
後にも先にもこんなにはっきりと喋ったのはこれが初めて。 
はっきりとした言葉を喋ったという喜びと、自閉症特有のオウム返しかもという複雑な気持ちが入り乱れました。 
そして、それ程までに私たちは「聖也ーっ!」と叫ぶことが多いのかと、ちょっぴりショックでした。 
(それだけ聖也が言うことをきかないという事でもありますが…) 
でも、たとえオウム返しであってもいいから、早く聖也と言葉遊びをしたいなあと思います。 

H12.5  

幼稚園生活初日から、聖也は日々目覚しい変化(進歩)を遂げています。 
その、一部をご紹介致します。 
TVの大好きなキャラクターの動きに合わせて(おじゃる丸の子鬼トリオ) 
   そのキャラクターのぬいぐるみを動かすようになりました。
車の中で、NHK「おかあさんといっしょ」のテープをかけると、ちゃんとした振り付けで 
   踊るようになりました。
   画像なしで的確に踊れるなんて、私達からしたら素晴らしい事だと思っています。
   ちゃんと記憶しているという事なんですもんね。
色の違い(種類)が解ってきたようです。 
   まだ、それぞれ青・赤・などと名前が有る事は認識していませんが、
   テレタビーズ(テレビ東京放送)の人形を使って、赤い人形は赤いコップの中へ・
   黄色い人形は黄色いコップの中へという具合に遊んでいます。
バイバイが出来るようになりました。 
   あれだけ親が教えても出来なかったバイバイが入園後一ヶ月にして、
   出来るようになりました。
   自閉症児に多く見られる手のひらを自分の方に向けたバイバイで、タイミングも一方的
   ですが、「バ、バ」と云いながら手を振っています。
咳をする時、手を口に当てる 
   はっきりと申し上げます。親は教えていません!
   多分、幼稚園でお友達がしているか、先生がしているのだと想像しています。
   手を口に当てて咳をする姿は、とってもラブリーです。
   時々、自分が咳をしているのに、ママの口を押さえるというボケをかましてくれます。

聖也はきっと、これからもどんどん進歩して行くのでしょう。 
毎日、楽しく進んで行こうね。 

H12.4  

聖也は平成11年10月から通っていた区の育成室を退室して
4月からは幼稚園(3年保育)へ通い始めました。

自閉症でコミュニケーションをうまくとれないため
  ・環境になれてくれるのか?
    なじめずにパニックにならないのか
  ・まだ早いのではないか(2年保育の方がよいのでは)?
多少の危惧はあったのですが、
  ・小さいときほど子供同士の社会に混じる方がよいのでは
  ・良くなる可能性を否定したくない
  ・こどもはこどもの中で育つ
    親など大人が接するよりも、子供同士のつながりの方が
    言葉や動作の理解が全く違うのです
という気持ちもあったので思い切って幼稚園に通わせました

もちろん、このような決断に至ったのは現在通っている
  「 S幼稚園 」
にめぐりあえたのが大きな要因でした。通常、自閉症児はどの保育園
幼稚園もあまり良い対応は望めません(露骨にいやがるところの方が
多いのです)。しかし、聖也の通っている幼稚園は園外活動として
幼稚園入園前の児童の相談やカウンセリングを無料で行って下さり
聖也も月に1回、実際に幼稚園で心理カウンセラーの先生に指導を
受け、不安な親子の心の支えになっていただきました。

そして、何より聖也が月1回の訪問でこの幼稚園の雰囲気や先生達
(みんな本当に子供好きで優しさや素直さが顔ににじみ出ているのです)
を好きになったようです。
(自閉症児は新しい場所や人に対してなかなか心を開かないのですが)
私達、親も聖也の進路に関してはいろいろ考えたのですがこの幼稚園
ならばと思って入園願書を提出しました。「ダメかもね」と結果を待って
いたところ、教頭先生から「一緒にがんばっていきましょう」と電話を
頂いたときは嬉しかったね、聖也。
きっと聖也が幼稚園になじんで、私達、親にするような笑顔を先生や
おともだちに向けてくれる日がくると信じてるからね。

さて、4月10日(月)入園式。
真新しい制服を着てパパの車で登園したね。
えらかったんだよ!。
ちゃんと椅子にお座りしてたもんね(ママがそばにいたからかな!)
聖也はつぼみ組で担任は、なみ先生と恵先生だよ!
               とってもやさしいんだ。よろしくね!
そうそう、じーちゃんばーちゃん達は居ても立ってもいられず
駆けつけてくれたね。(みんなハラハラしてたんだ)
何と保護者5人が入園式に馳せ参じたなんて記録じゃないのかな?

聖也、先生やおともだちと、なかよく楽しく幼稚園をすごそうね