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「あっちとこっち」(temporary-001開催にあたって。)
図面や模型・パースから、建築の面白さを伝えるのはなかなか難しいなと感じることがよくあります。 「ケンチクってオモシロイ」とストレートに伝えられないか。 そこで今回は、お店の中に農業用資材(ホームセンターで購入可能)である寒冷紗というメッシュ状の布を使って内部空間(5.3x5.3m高さ2.65m、これを空間体験彫刻と言います。)を作り、ここに入ってもらうことで建築空間の楽しさや不思議さを感じてもらおうという建築展にしてみました。 2重に張った布の壁(布と布のスキマを10cmにして壁に見立てています) で四方を囲んだ内部空間を作り、そして、この壁に窓を開け既存の壁や各作家の展示物が見える様にすることで、店内には内部(布で囲まれた場所)とその外部が生れ、以前の店舗と同じ距離の中に「あっちとこっち」という不思議な距離感が生れます。 あっちの壁/あっちの展示物/あっちにいるスタッフの人がこっちにお茶を持ってきてくれる/こっちで一緒のお茶を飲んでる人/あっちに出てトイレに行く/こっちに入ってきた人!/こっちからあっちにお金をはらう/こっちの窓からあっちのスタッフがみえる/あっちをあるっている人がいる/。。。 「あっちとこっち」は不思議です。自分がいるところによって、「あっちとこっち」が入れ替わるから不思議です。これは建築空間でしか体験出来ないことだと思います。 テンポラリー(一時の)空間で「あっちとこっち」を楽しんでください。 また、展覧会終了後、元に戻ったお店に来た時「空間体験彫刻てなんだったのかな?」と皆さんの中に継続的に残ればうれしいです。 |