テノールの殿堂(Part−1)
愛すべきテノールたちの横顔
拙共著『栄光のオペラ歌手を聴く!』(音楽之友社刊)で漏らした歌手や言葉足らずだった歌手を中心に取り上げています。
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 ブルーノ・セバスチャン(Bruno Sebastian)

1947年イタリア・ウディーネ生まれ。
マルチェッロ、マリオ・デル・モナコ兄弟に師事。
1969年ヴェネツィア・フェニーチェ座の「ベリサーリオ」でデビュー。
1972年フィレンツェ5月祭の「グリエルモ・テル」でニコライ・ゲッダとダブル・キャストで難役アルノルドを歌う。1985年にはディジョンで初めて「オテッロ」の表題役を歌う。「オテッロ」役は、ブエノスアイレス・テアトロ・コロンでの「オテッロ」初演百周年記念公演でも歌う。1986年にはメトロポリタン歌劇場に「アイーダ」のラダメス役でデビュー。1987年にはシカゴ・リリック・オペラのオープニング公演「イル・トロヴァトーレ」でマンリーコを歌い絶賛される。
端正な容姿と輝かしい高音域に恵まれたリリコ・スピント。
ヴェルディとヴェリズモの諸役を中心に70年代から90年代にかけて活躍した。

【おすすめソフト】
1.『Jone』(Errico Petrella)(BongiovanniGb2010/11/12 3LP)
1981年カラカスでのライヴ。
2.『ベリサーリオ』(MondoMusicaMFOH10301)
1969年ヴェネツィア・フェニーチェ座でのライヴ。エウトロピオ役。
3.『オペラ二重唱集』(Opus9536 2037)
1988年ブラティスラヴァでスタジオ録音。Magdalena Blahusiakovaとの二重唱集。『カヴァレリア・ルスティカーナ』『マノン・レスコー』『トスカ』『オテッロ』『仮面舞踏会』『アイーダ』
4.『アイーダ』(Premiereopera)86年オヴィエドでのライヴ・ヴィデオ。
5.『アリア集』(avf)


 アンジェロ・モーリ(Angelo Mori) (編集中)

1934年11月27日トゥールーズ生まれ。
マルチェッロ・デルモナコ門下。
1962年ヴェネツィア・フェニーチェ座で『リゴレット』のマントヴァ公爵役でデビュー。60年代から80年代にかけてリリコからリリコ・スピントの諸役で活躍。

【おすすめソフト】
1.『マリアーノ・ファリエーロ』(Melodram27030)
1966年ベルガモ・テアトロ・ドニゼッティでのライヴ。
2.『外套』(MondoMusica)
1969年ヴェネツィア・フェニーチェ座でのライヴ。
3.『ライヴ・アリア集』(Felmain Records)
ローマのオペラ歌手海賊盤専門レーベルのLP。


 ウンベルト・グリッリ(Umberto Grilli) (編集中)

1934年9月4日パヴィア生まれ。
アデライーデ・サラレーニ、ジャミーノ・ゼッカ門下。
1957年「道化師」のシルヴィオ役でバリトンとしてデビュー。
1959年ミラノ・テアトロ・ヌオーヴォで「友人フリッツ」の表題役でテノールとして再デビュー。60年代から80年代にかけて、リリコの役柄を中心に活躍。

【おすすめソフト】
1.『ラ・ボエーム』(MondoMusicaMFOH10111)
1970年ヴェネツィア・フェニーチェ座でのライヴ。
2.『ベリサーリオ』(MondoMusicaMFOH10301)
1969年ヴェネツィア・フェニーチェ座でのライヴ。
3.『英国女王エリザベッタ』(Myto90530)
1970年パレルモ・テアトロ・マッシモでのライヴ。
4.『マリア・ディ・ロアン』(MondoMusicaMFOH10401)
1974年ヴェネツィア・フェニーチェ座でのライヴ。
5.『ボニファチオの伯爵オベルト』(WarnerCetra)
1978年ボローニャ・テアトロ・コミュナーレでのライヴ。
6.『ラ・ジョコンダ』(MondoMusica)
1971年ヴェネツィア・フェニーチェ座でのライヴ。


 オッタヴィオ・ガラヴェンタ(Ottavio Garaventa)(編集中)

1934年1月26日ジェノヴァ生まれ。
ウラディミーロ・バディアーリ、ロゼッテ・ノーリ門下。
ジェノヴァで沖仲士として働いた後、1954年ミラノ・テアトロ・ヌオーヴォで「ドン・ジョヴァンニ」表題役を歌いバリトンとしてデビュー。1958年ミラノ・テアトロ・ヌオーヴォ「道化師」で、シルヴィオを歌ったが、同日のトニオはブルーノ・プレーヴェディ。カニオを歌ったジュゼッペ・ベルティナッツォをoutshineした。1966年モデナで「マノン」のデ・グリューを歌いテノールとして再デビュー。60年代から90年代前半までイタリア・オペラのスタンダード・オペラのみならず数多くの復活上演に貢献した。ベルカント物からヴェルディ、プッチーニ、ヴェリズモと幅広いレパートリーを誇った。

【おすすめソフト】
1.『マリア・ストゥアルダ』(Opera d'Oro OPD1163)
1971年スカラ座でのライヴ。
2.『イ・リュティアーニ』(IOR)
1979年RAIトリノ・ライヴ。
3.『イル・ディラヴィオ・ルニヴェルサーレ』(IOR LO 7736/37)
1983年ジェノヴァ・テアトロ・コミュナーレ・ライヴ。
4.『デジャニーチェ』(Bongiovanni)
1985年ルッカ・テアトロ・デル・ジーリオ・ライヴ。
5.『イ・ランツァウ』(fone93F13)
1992年リヴォルノ・ライヴ。
6.『レ・マルティール』(Voce16)
1978年ヴェネツィア・ラ・フェニーチェ・ライヴ。
7.『ナブッコ』(Topaz VL058/Too106)
1981年ヴェローナ・アレーナ・ライヴ(VIDEO)。
8.『メフィストフェレ』(Pickwick RPT2011)
1989年ジェノヴァ・ライヴ。(VIDEO)
ほかにLPでバリトンからテノールまでの貴重ライヴを集めたアリア集(UN UOMO UNA VOCE UNA CARRIERA.著名なオペラ評論家であるDaniele Ruboli監修による1955年から1973年にかけての録音集)がある。海外海賊通販にも数種あるが、ジェノヴァでの「二人のフォスカリ」の映像が出ており、ここでのヤコポが素晴らしい。


 アメデオ・ザンボン(Amedeo Zambon)(編集中)

1934年7月19日ヴィロルバ〜2000年2月28日トレヴィーゾ
マルチェッロ・デル・モナコ(マリオ・デル・モナコの弟)門下。
1960年ヴェネツィア・フェニーチェ座で「ラ・ボエーム」のロドルフォでデビュー。スカラ座でマンリーコ、カラフ、ラダメスのスピント3大ロールを歌う。
1969年フィレンツェ5月祭「アイーダ」、1974年トッレ・デル・ラーゴ・プッチーニ・フェスティバル「トゥーランドット」など歴史的名演と言われる。1960年代後半から70年代後半くらいまでの約10年間が全盛期。金属的に響く高音を持ったリリコ・スピント。録音には恵まれなかったが、ヴェルディ、プッチーニ、ヴェリズモの諸役を得意とし、イタリアが「テノール王国」であった最後の時期に活躍した。
【お薦めソフト】
1.『アドリアーナ・ルクヴルール』(GAO143/144)
1966年ナポリ・サン・カルロ歌劇場でのライヴ。
2.『シベリア』(Opera D'oro 2372451772)
1974年RAIミラノのライヴ放送。
3.『ラ・ストラニエーラ』(Gala GL100516)
1969年メトロポリタン歌劇場でのライヴ。
4.『カヴァレリア・ルスティカーナ』(セレクション。Gala7575458432)
1971年ナポリ・サン・カルロ歌劇場でのライヴ。
『ロドレッタ』全曲のボーナス・トラック。
5.『ラ・ワリー』(Foyer CDCF2055)
1972年ベルガモ・テアトロ・ドニゼッティでのライヴ。
6.『ラ・チェーネ・デレ・ベッフェ(愚弄晩餐会)』(MRF-147)
1977年RAIミラノのライヴ放送。LP2枚組。
この他、「道化師」全曲ヴィデオが2種海外海賊通販で出回っている。



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