カラスをテーマに夏休みの自由研究をしてみませんか?
カラスは一番身近な野鳥です。見つけるのもかたんたんです。
ところがまだ、研究がほとんどされていないことも多く、カラスはなぞだらけです。
あなたの研究が世界的な発見になるかもしれません。

カラスの行水時間はどのくらいか?
カラスの行水(ぎょうずい)っていう「ことわざ」を知っていますか?
カラスの水浴びはとても短いので、
お風呂に入るのがとても短い人のことを「カラスの行水」と言います。
では、実際のカラスの行水時間はどのくらいなのでしょうか?
実際に計って確かめてみましょう。




用意するもの

ストップウォッチ
記録用紙


カラスが行水する場所

樹木の多い大きな公園の池

ほとんど毎日、午後になるとカラスは水浴びに来る。
カラスのねぐらのそばの池で水浴びをすることが多い。


東京都内の水浴びスポット
代々木公園(渋谷区)
自然教育園(港区)
水元公園(葛飾区)


観察の仕方

水浴びの始まりから終わりまでをストップウォッチで時間を計る。

一番大切なのは、カラスからすこし距離を置いて見ること。
双眼鏡とかは使わない。
近くで見たり双眼鏡でみるとカラスは警戒して行水をしなくなります。
見ていないふりをして観察するのがコツです。


まとめ方

計測は何羽もはかります。
平均時間、最長時間、最短時間を求めてみる。
天候や気温によって時間が変化するか、何日かにわたって計測する。
夏の時期には、口の中が赤い若鳥もいるので、
若鳥と成鳥との時間に違いがあるか調べてみるのもいいと思います。

あるデータでは、最長は3分48秒でした。


カラスのねぐらを突き止めよう
カラスがどこで寝ているか知っていますか?
カラスは基本的には大きな森の木にとまって眠ります。
それも1羽ではなく、何羽も集まって眠ります。
そういう生きものが寝る場所を「ねぐら」といいます。
あなたの近所のカラスはどこで寝ているか追跡してみましょう。


用意するもの
地図
方位磁針
双眼鏡


観察の方法
カラスがねぐらに帰るのは、午後3時以降が多いです。
午後3時以降にカラスが飛んでいく方向を地図に書き込みます。
別の場所でもカラスが飛んでいく方向を見定め、地図に書き込みます。
いくつかの地点で飛んでいく方向を調べ、その方角の交わった場所に
カラスのねぐらがある可能性があります。
また、交通量が少ない場所では自転車による追跡も可能です。


まとめ方
カラスが一定方向に飛び始めるのは何時頃か調べてみましょう。
ねぐらの場所の環境はどんな特徴があるか考えてみましょう。
例えば
樹木の種類
人の出入り
おおよそ何羽くらいのカラスがいるのか数えてみるの大切ですが、
たくさんのカラスいると一人では数え切れないかもしれません。
そんなときはおおよその数でもかまいません。



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2006.8.13
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