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| たくさんあるカラスのことわざの一つ一つを見ていくと、誤解も多いが、中には本当に感心するものも少なくありません。 参考文献 「カラスはどれほど賢いか」 唐沢孝一 中公新書 大辞林第二版 故事ことわざ辞典・続故事ことわざ辞典 東京堂 |
| 鵜の真似(まね)をする烏(からす) 【意味】〔姿が似ているからといって烏が鵜のまねをして魚を捕ろうとすると水におぼれることから〕自分の能力を考えないで、他人のまねをする者、またまねをして失敗することのたとえ。烏が鵜の真似。 【ひとこと】教訓ですね。でも、ハシボソガラスは、浅瀬ならば魚をとります。 |
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| カラスは親の育みを養い返す カラスは百日の孝 カラスに反哺(はんぽ)の孝あり 【意味】〔「小爾雅(広鳥)」より。烏が成長ののち、親鳥の口に餌を含ませて養育の恩に報いるということから〕子が親に孝行することのたとえ。 【ひとこと】残念ながら、実際に野生のカラスではこういったことはないようです。 |
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| カラスの頭(かしら)白く、馬(うま)角(つの)を生ず カラスの頭(かしら)白くなる 【意味】〔秦(しん)に捕らえられた燕(えん)の大子丹が帰郷を願い出たとき、秦王が、烏の頭が白くなり馬に角が生えたら許してやろうと言ったという「史記(刺客列伝賛注)」などの故事から〕ありえないことのたとえ。烏頭変毛。 【ひとこと】中国には頭の白いコクマルガラスがいますが、どうなんでしょう。あと、突然変異で白くなるカラスが時々います。 |
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| カラスの行水(ぎようずい) 【意味】入浴時間の短いたとえ。 【ひとこと】カラスは毎日水浴びをしています。けっこう丁寧ですが、時間は短いですね。 |
![]() カラス行水中 |
| カラスの鳴かぬ日はあれど 【意味】毎日必ず何かが行われることを強調していう語。「―、交通事故のない日はない」 【ひとこと】そんなに鳴いてるんですね。 |
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| カラスの雌雄(しゆう) 誰か烏(からす)の雌雄(しゆう)を知らん 【意味】カラスのおす・めすの区別が誰がつけられようか。人の心や善悪・優劣の判定というものはしにくいものだ。 【ひとこと】まさにそのとおり!研究では、本当に区別がつかないから困っているのだ。 |
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| カラスが灸を据える 【意味】子供などの口の端がただれること、転じて口の悪いのをたしなめていう。 【ひとこと】うまいこと言いますね〜。 |
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| 鷺を烏(からす) 【意味】〔鷺を烏だと言いくるめる意〕白を黒というように、理を非に、また非を理に言い紛らすこと。烏を鷺。 【ひとこと】鷺と烏はほんとうに良く出てきますね |
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| 烏合の衆 【意味】〔後漢書(耿 【ひとこと】カラスの実際の塒(ねぐら)jは、まさにその通り。カラスは基本的にペアで行動するので、群れはあまり秩序があるとは思えない。ゴミ置き場でも同じ。 |
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| カラスの足跡 【意味】目尻のしわ 【ひとこと】私にもたくさんあります。でもこれ諺かな? |
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| カラスが鵜の黒さを笑う 【意味】自分のことは棚に上げて、他人の欠点をことさら取り立てて言う。 【ひとこと】自己中ですね。 |
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| どこのカラスも黒さは変わらぬ 【意味】どこに行ってもみても、そう変わったことはない。 【ひとこと】微妙には違っていると思うんですが。 |
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| 似たものはカラス 【意味】カラスの仲間同士は区別が付かないほど似ていること。よく似かようこと。 【ひとこと】これも研究では困った問題なのです。 |
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| カラスの腹を肥やす 【意味】屍を野山にさらして、カラスのついばむままにまかせる。のたれ死にする。 【ひとこと】けっこう怖いですね。 |
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| カラスを鵜に使うがごとし 【意味】似て非なる物では、役に立たない。能力のないものを才能を要する重要な地位におくことの例え。 【ひとこと】でもよくあることです。 |
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| カラスおのり踏んだよう 【意味】カラスがしとぎの上に立っているように不似合いで滑稽なさま。化粧・服装などにいう。 「しとぎ」とは生米を水に浸して突き崩して柔らかくした食べ物。 【ひとこと】これは今はあまり言わないだろうな。 |
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| カラスが生麩(しょうふ)こいだよう 【意味】色の黒い百姓男などが、礼式の際などに不釣り合いな白足袋を履いているのを馬鹿にして言う。「こいだ」は、川の流れをざぶざぶと渡ること。 【ひとこと】青森地方限定らしい |
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| カラスがちゅう木をくわえたよう 【意味】色の黒い者が、ふだん飲みつけない巻きタバコをのんでいるさま。ひやかして言う。ちゅう木は、尻をふくのに使う木片(青森)。 【ひとこと】昔は、お尻を拭くのに木を使っていたなんて知らなかった……。 |
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| カラスの糞掻き 【意味】糞だらけのカラスの足のようだという意味。子供の足の汚く黒いのを言う。 【ひとこと】私は毎日、カラスの糞掻きでした。 |
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| カラスの口からケラがあまる 【意味】食べ物を選ばぬカラスにも、ケラのように食べないものがある。口の卑しい者でも、食べ残すものや嫌いなものがあること。 【ひとこと】ケラはまずいんですかね。 |
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| カラスの請け合い 【意味】引き受けたことを忘れてしまうのを言う。 【ひとこと】これ困ります。 |
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| 闇にカラス 闇夜のカラス 闇夜にカラス雪に鷺 【意味】区別が付かないたとえ。当てがつかないこと。 【ひとこと】夜間はけっこうカラスが飛んでいます。でも闇夜にカラスなのであまりみえません。 |
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| 今鳴いたカラスがもう笑う 【意味】今まで泣いていた者が、きげんを直して笑うこと。 【ひとこと】これはことわざでしょうか? |
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| 多勢を頼む群れカラス 【意味】多数を頼みにして、つまらぬものがのさばること。烏合の衆をののしることば。 【ひとこと】自民党 |
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| カラスのばば 【意味】カラスのように欲の深い老婆 【ひとこと】最近は見かけなくなりましたが、駄菓子屋のおばあさんがそうでした。 |
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| 烏鷺(うろ)の争い 【意味】囲碁のこと。 |
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| 烏兎匆々(うとそうそう) 【意味】月日の過ぎるのが早いこと。 |
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| カラスの口からあまった物なし 【意味】カラスは腐ったものでも何でも食べぬ物がないということ。 【ひとこと】ずいぶんな言われようです。 |
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| カラスの雲だめ 【意味】カラスは雲を目印に餌を貯えると言うところから、あってはならぬことのたとえ。 当てにならぬこと。 【ひとこと】すごい想像力ですね。 |
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| カラス百度洗っても鷺にはならぬ 【意味】色の黒い物をいくら磨き立てても色白の美人にはなれない。無駄な骨折りはやめたほうがよい。 |
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| カラスの啼かぬ日と風の立たぬ日はない 【意味】いつも泣き言を言う人のこと。 |
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| カラスの髪 カラスの濡れ羽色 【意味】真っ黒でツヤのある髪の色。 【ひとこと】最近は、カラスも茶髪がいます。 |
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| カラスの白糞 【意味】絶対にないこと。 【ひとこと】普通、カラスの糞は白です。絶対にあることです。 |
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| カラスの啼かぬ間 【意味】早朝、諸国の行事に、朝早く行うべきことを、カラスの啼かぬ間にと表現することが多い。 |
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| カラスのよう 【意味】よく忘れる人。 |
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| カラスは色の黒いに憎まれんで口に憎まる 【意味】なりや形では憎まれないが、口の利き方で憎まれる。口は災いの元。 |
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| カラス浴すれば風雨の示し 【意味】カラスが水を浴びると荒れ模様となり雨が降る。 【ひとこと】毎日水浴びをしているので、毎日荒れ模様になりそうです。 |
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| カラス羽(バ)の文字 【意味】カラスの羽に書いた文字。そのままでは読めないこと。他の紙にうつして読まねばわからないのをいう。 【ひとこと】こりゃ忍者ですな。 |
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| カラスの昆布巻き 【意味】かかあ天下。恐妻家をいう洒落。カラスの鳴き声「かあかあ」にかけ、それに巻かれる意。 【ひとこと】このセンスは脱帽! |
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| カラスの物隠し カラスのいけ栗 カラスの置き忘れ カラスの埋め食い 【意味】カラスは忘れっぽい鳥で、栗の実を土に埋めて貯えておきながら、すぐに忘れてしまう。忘れっぽいことのたとえ。人に隠して自分だけ楽しむこと。 【ひとこと】そんなことはありません。大変良く覚えています。昔の人は、貯食行動までよく見ていたと感心する。 |
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| 2005.07.29 | |
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