2006年1月26日付けで、東京都は2001年時に36,400羽だったカラスが、
東京都のカラス対策により2005年には17,900羽に減ったと発表しています。
また、新宿区歌舞伎町一丁目ではネットや黄色いゴミ袋等で対策を施したところ、カラスの飛来数が、
下記の数字のように減少したとしています。

対策前 (H17年10月29日(土)調査)  687羽
1ヶ月後 (H17年11月26日(土)調査)  355
3ヶ月後 (H18年 1月22日(日)調査)  308羽

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では、カラスの飛来で有名な日本有数の繁華街「銀座」がどのような状態であるか気になり、
2006年3月5日に行ってみました。


2006年3月5日の
日の出時間は午前6時5分ですので、現場には午前5時30分につきました。
あたりはまだ真っ暗でカラスは当然いません。
人の姿もほとんどありません。


並木通り(午前5時40分)


銀座といっても広いので、一番賑やかと思われる8丁目を中心に見て回ることにしました。
ついてすぐ驚いたのは、ゴミがほとんどカラス対策をされていないことでした。
並木通りには、29個所ゴミが出されていましたが、
ネットがあったのは2個所。
ポリバケツは2個所のみでした。
他はまったくの無防備で、私が最初にこの場所で取材した1997年とあまり変わっていませんでした。


きちんと被されたネット

ポリバケツによるゴミ出し


ほとんどのゴミがこのような状態で出されている


午前5時40分。
最初のハシブトガラスの声が聞こえてきました。
それから15分後には、あちこちのゴミにカラスがむらがりはじめました。

写真はカラスが一番たくさんいたゴミ置き場の様子です。



カラスは夢中で何かを食べています。
何を食べているのかカラスの食事を邪魔して見てみたのが下の写真です。


何と新鮮な肉が!

大きなウシの骨まであった

これではカラスが群がるのもうなずけます。
無防備な状態でこんなご馳走を出しているのだからカラスがやって来るのは当たり前です。
では、こんなゴミを出しているのはどんなお店なのでしょうか。


焼き肉屋の前にはご馳走が

そうです。焼き肉屋さんの前なんです。
どうもこのお店はカラスに荒らされても困っていないようで、対策はしてありませんでした。
もしかしたら知らないのかもしれません。


今回の取材で銀座iに飛来するカラスの個体数は、
私が初めて取材した1997年の時点よりは多少減ったような気がしますが、
それでも相変わらずの賑やかさでした。

その理由は、ほとんどカラス対策がなされていないことでした。
あまりカラスに困っていないのでしょうか。
住宅地ではカラスネットがそうとう普及して、今ではほとんどゴミ置き場にかけられています。
しかし、大量のゴミが排出される繁華街は、まだまだのような印象です。
銀座のカラスはまだまだ安泰なのかもしれません。


ネットがあってもきちんと使わなければ効果がない


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2006.4.02

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