沖縄 −世界遺産のグスクめぐり−

今回の旅行を振り返って

珍しく連休がとれそうだから、どこかへ旅行に行こう!と計画をたてはじめたのは、出発(1月24日)の3週間ほど前だったでしょうか。たしか、成人の日の連休が終わった後に旦那の上司が正月休み明けで出社してきて・・・やっと休日が確定できてから旅行を申し込みに行ったのですから、慌ただしかったのは事実です。
冬だから暖かいところへ・・と国内だったら沖縄に行こうということだけが決まっていました。沖縄本島は2回行ったことがあるので、実は石垣島に行こうと旅行会社に申し込みにいったのですが、ある日は帰りの飛行機がとれず、別の日はホテルがいっぱいで・・と結局あきらめざるを得なくなりました。
海外も検討はしたのですが、わたしが妊娠中ということもあってなにかあったら困るだろうと、最終的にはやはり国内に落ち着きました。なら、前回行ってとてもよかった「ホテル日航アリビラ」にもう一度行こうということになって、やっと予約OKとなった次第です。

今回は最初に沖縄に行った時につかった「JALプラン」で3泊4日のツアーに申し込みました。限定便を利用するかわりに滞在中のレンタカーの代金がサービスになるというのはうれしかったです。4便くらいから選べるはずだったのですが、ほとんどが満席とのことで、行きは6:30発か12:30発のどちらか、帰りは12:15発のみと選択の幅は狭くなってしまいましたが、行きに12:30発を選べたことで電車で羽田まで行くことができましたし、余裕のあるスケジュールになってかえってよかったかもしれません。

出発当日はとてもいいお天気。早く着いたので空港内のレストランで食事をしましたが、滑走路越しに富士山や横浜のランドマークタワーが見えました。
富士山
「天気がいいから右側の窓側に席を取った方がいい」
という旦那の言葉にしたがって座席指定をしたのですが、離陸後、写真のようにきれいな富士山を機内からみることができました。富士山を過ぎたあたりで飛行機は次第に南に方向を変え、一路沖縄を目指します。

私たちの乗った飛行機はボーイング777。747に比べるとシート幅がやや広めでうれしかったのですが、なによりこの便はどういうわけかがらがらに空いていました。わたしたちは飛行機の一番後ろの方に座っていたのですが、窓側の座席がかろうじて埋まっているという程度で、2つの通路に挟まれた内側の席はすべて空席といった状態。おかげで飲み物のサービスも早く、ラバトリに並ぶこともなくて助かりました。

「ホテル日航アリビラ」は前回そのよさに感激したスタッフのホスピタリティは相変わらずで、滞在中ずっと楽しい気分で過ごすことができました。
宿泊したのは北館の9階、最上階でした。残念ながら前回とは違ってパティオ側ではなく残波岬側の部屋でしたが、そのおかげでとてもいいものに出会うことができました。

沖縄に到着した日はいいお天気だったのですが、翌日からはずっと雨がふったりやんだりでした。3日目の朝、夜明け前に目を覚まして(といっても那覇は日の出が遅く、明るくなるのは7時をまわってからですが)ベランダから外を眺めていました。
だんだん明るくなるに従って、残波岬の灯台が見えたり、ホテル周辺の芝生の青さがわかったりしてきます。でも空はどんよりしていて海の色もはっきりとしません。
「これでもっといい天気だったら、海ももっときれいに見えるんだろうなぁ」
そんなことを旦那と話していると、雨が止みはじめ、だんだんと雲が切れてきて光が射し込んできました。
シャッターチャンス!とばかりにカメラを準備し、旦那とあちこち撮影していた時のことです。
虹が見えた!
「あ、虹!」
思いがけない光景にわたしはつい声を上げてしまいました。最初うっすらと斜め上の方に見えていた虹はしだいにはっきりとしてきて、その端が海から出ているのがはっきりとわかりました。
写真ではちょっとわかりにくいと思うのですが、実際にはとてもはっきり見えていて、それも手を伸ばせば掴めそうなほど近くにあったのです。

「こんなことって、初めて・・・」
今までに見た虹のうちで、一番感激した虹でした。

4日間のうち、最初の日と最終日はほとんど移動日でしたので、2日目を集中的に「観光デー」とし、3日目はホテルでのんびりすることにしました。
2日目はまず沖縄市を経由し、海中道路を渡って伊計ビーチへ。その後勝連城跡に寄り、お昼をちょうど目についたショッピングセンターで取った後、中村家住宅と中城城跡をまわりました。その後那覇市内の識名園を見て、最後は国際通りに行きました。ちょうど沖縄に着いた日が旧暦の元旦ということで、この日は正月2日にあたり、牧志公設市場は正月休みでした。そのあと高速道路で沖縄市に戻って「プラザハウスショッピングセンター」へ。ここのレストランで夕食をとってホテルへ戻るという、盛りだくさんの一日でした。

3日目は名護城跡でさくら祭りが開催されているという話を聞いて、午前中は残波岬に寄った後、名護までドライブ。結局さくらは咲いておらずとんぼ返りになってしまいましたが、帰り道にホテル近くの座喜味城跡に寄ってきました。この日はホテルの中華レストラン「金沙紗」で飲茶のバイキング。夕方には近くのスーパーに出かけて、夕食用にと「ソーメンチャンプルー」「グルクンのから揚げ」「ジューシー」といった沖縄らしいお惣菜を買い、お土産用に「サーターアンダキーの素」を買い込みました。

最終日は土曜日ということもあって、空港までの道は渋滞もなくスムーズでした。思ったより早く着いてしまったので、飛行機のチェックインを済ませた後、初日にも寄り道した瀬長島へ行ってきました。この日はとても風が強かったのですが、海岸(というか海の中は)ウィンドサーフィンをする人で大賑わいでした。海に浮かぶ色とりどりの羽根の向こうに、飛行機が離発着する姿がよく見えました。
レンタカーを返却して空港に行ってみると、私たちの搭乗する便は出発が30分遅れると表示がでていました。他の航空会社の便も出ている出発時間のボードをあらためて見てみると、私たちの乗る便の前後の羽田行きはなんとほとんどが欠航で、かろうじて飛ぶ便も2時間30分の遅延と表示されていたりするではありませんか。朝のニュースで関東地方に雪が降っているということは知っていましたが、これほどまでに大きな障害が出ているとは・・・このときはじめて気がつきました。
羽田は雪
羽田空港への着陸態勢に入った頃から機体はしばしばジェットコースターなみに揺れ、機内から思わず声が上がるほどでした。それでも無事羽田へ着陸し、予定通り帰ってこられたことに感謝しました。
羽田は写真とおり雪一色。モノレールにのって浜松町に行く途中の景色はさながら荒野のようで、間違って北海道についてしまったのでは?とつい思ってしまうほどでした。

寒緋桜の咲いている最高気温25℃の沖縄から、雪景色の関東へ・・・。日本って広いんだな、とあらためて実感した今回の旅行でした。