武富士は盗聴、尾行など違法行為を直ちに中止せよ!
2003・12・19反武富士集会・デモ:写真ア・ラ・カルト
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「同時進行ルポ 武富士裁判」(『週刊金曜日』連載)

■埼玉新聞読書欄:書名『銀バエ 実録武富士盗聴事件』
  (山岡俊介著:創出版)

  日本社会への警鐘か書評:ジャーナリスト・北健一


埼玉新聞読書欄2004.04.04

山岡俊介著:創出版
 「お前らは『中川資料』というカネのなる本にたかる銀バエだよ」
 昨年(2003年)五月二十三日、新宿警察署の取調室。サラ金最大手、武富土に自宅を盗聴され、同社の武井保雄会長(逮捕後退任)らを告訴した本書の著者・山岡俊介に、捜査主任の刑事はこう言い放った。
 山岡は特定の新聞社、出版社にも記者クラブにも所属しないフリーのジャーナリストだ。
 フリーなんて取るに足りない、何か汚いことでもしているんじゃないか。本書は、日ごろそんな偏見にさらされる貧乏フリー記言が世界の大富豪、武井保雄を逮捕に追い込むまでの内幕を活写している。
 「命はもう捨てた」といいながら内部告発に踏み切る武富士「裏業務」責任者・中川一博との出会い。その告発を「銀バエ」もろとも押しつぶそうとする“大きな力”をはね返した奇跡の逆転劇は、ハリウッド映画さながらだ。
 「巨悪」とのバトルは、武富士マネーに群がった者たちの姿をも照らし出す。大物代議士K、元警視総監F、旧大蔵省幹部T…。彼らの実名は本書で確かめてほしい。闇勢力への資金提供、ジャーナリストが鉄パイプでめった打ちにされ重傷を負わされた事件など、末解明の疑惑も詳述されている。
 所詮は一企業の話ではある。だが武富士本社に捜査が入るまで、多くのマスコミは、巨額の広告料と引き換えに沈黙を守った。「たかがサラ金」の疑惑も書けなくて、ではイラク戦争の闇に迫れるのかと、著者は問いかける。
 長いものに巻かれ、カネになびき、自由にものも言えない−。考えてみればそれは、この国の閉塞の源ともいえる。出口はあるのか。
愚直なまでに弱者の偏に立つフリー、そう権力者たちに嫌われる 「銀バエ」たちの戦いにこそ希望がある! 盗聴され、逮捕されそうになりながら取材を続けた著者が、その身体からつむぎだすメッセージは熱い。
 社員の不満や反乱を押さえ込むための異様な労務管理が昂じた武富士盗聴事件は、自由な議論と批判がない社会の末路にもみえる。
 本書は、日本を“武富士化”しないための処方箆かもしれない。
         埼玉新聞2004.04.04付掲載(創出版:定価1575円)

 盗聴、尾行など違法行為を直ちに中止せよ!
 2003年12・19反武富士集会・デモ:写真ア・ラ・カルト
 サラ金の最大手「武富士」による盗聴の被害者や、元社員、フリー記者をはじめ、新聞労連、出版ネッツなどの組合、被害者団体、弁護士、市民など約150が参加。参加者は、暴力団・警察との癒着、違法業務など武富士問題の徹底究明を訴えました。東京都新宿区の武富士本社近くでデモ行進しました。感動的なデモでした。国会で武富士問題を糾弾した宮本岳志参院議員も駆けつけ、集会で激励あいさつし、デモにも参加しました。
<シュプレヒコール>
 
武富士は盗聴被害者に謝罪しろ!武富士は言論を弾圧するな!

道行く市民に武富士の反社会性訴えた

挨拶するのは山岡俊介実行委員長

明日はわが身、熱心に聞き入った

支援団体代表も次々連帯挨拶

壇上には盗聴ヘッドホーンを
付けた会長ポスターが並ぶ

武富士の不当を寸劇で告発

意外な応援者も激励に!

デモの先頭には山岡さん、宮本議員、
宇都宮弁護士らが先導した

デモは沿道都民の目を引いた

武富士本社ビル(新宿)

決意を語る被害者の山岡俊介さん

武富士は弁護士まで不当攻撃をかけた

抗議デモは武富士本社へ進む

デモは多勢の警察監視の中で挙行された