
中津川博郷議員 |
○中津川委員 民主党の中津川博郷でございます。
先般の予算委員会で、RCCそれからサービサーを取り上げまして、きょう、この大変貴重な時間をいただきまして、感謝を申し上げます。
時間が短いものですから、まず最初、二つ、具体的なことについてお聞きします。
RCCができてから現在まで、役員中に民間金融機関もしくは金融機関関連会社出身者は当然いるわけですね。その役員の名前と出身金融機関名とRCCの在職年月日をまず教えていただきたい。一点です。
もう一つは、これまでにRCCが金融再生法の五十三条で債権を買い取ってきた先のうち、健全行の買い取り額上位十行の銀行名とそれぞれの件数を教えていただきたいと思います。
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○奧野参考人 まず、最初の御質問に対しましては、RCCはガバナンスを強化する、そういう関係から、中途で役員の数を商法上の役員から執行役員というふうに変更した歴史がございまして、したがいまして、先生の御質問が商法上の役員の数ということでありますと、計算の仕方が大変難しゅうございますので、後できちっと整理をいたしまして御報告をさせていただきたいと思います。
それから、第二番目の御質問でございますけれども、この件につきましては、利害関係等いろいろ複雑な事情がございますので、今そのお答えをすることは難しいということを御理解いただきたいと思っております。 |
○中津川委員 今じゃなくて結構ですよ。後で、今、最初の質問の資料が来ますね。一緒に持ってきてもらえますね。
○奧野参考人 いろいろ難しいことがあろうかと思いますが、検討させていただきたいと思います。
○中津川委員 いや、検討じゃなくて、それを持ってきてくださいね。RCCは今、情報の公開性、これが一番問われているんですよ。隠していてまずいことがあるんですかと疑われますよ。必ず持ってきてください。もう一回お願いします。
○奧野参考人 検討させていただきたいと思います。
○中津川委員 隠そう隠そうとか、そういう気持ちを、社長もぜひRCC社長になる前の気持ちを忘れないでもらいたいと思うんですよ。必ず持ってきてください。強く要望しておきます。
さて、破綻先や健全先から債権を買い取るうちの健全先についてですが、五十三条によれば、健全先でも破綻懸念先や破綻先の債権しか買えない、こういうことでありますね。そこで、そういった健全先から買い取った債権なんですが、これがさらに民間の同業者であるサービサーに転売することもあるというふうに聞いております。ちょっと変だなと思うんですね。サービサーとは同業者で競争仲間でありまして、同じ土俵の上で競争している立場ですから、せっかく買い取った債権をなぜサービサーに売るのかな、これは率直な疑問なんですね。これに答えてください。
それから、もし、例えば今のケースで、一千万円で買った債権を八百万円で売ったとしたら、税金を使ってむだな買い物をしたということになりますね。逆に、一千二百万円で売ったとしたら、銀行の不良債権を適正な価格より安く買いたたいたと言われかねないと思うんですが、この点についても説明してください。
○奧野参考人 まず、債権を譲渡するというのは、債務者の再生にふさわしいという、これを特定のサービサーに売ることが、私どもが債務免除をしたりして条件を整備するよりも、そのままの債権でもって譲渡したことによって債務者が再生できる機会が与えられるのであれば、なお好ましいことだということで売却するような場合がございます。
それで、私どもも、ある一定の期限の中で、先ほど言ったように、バルクで流動化させていかなければならないようなことがございますので、その数をできるだけ節約して効率的な仕事をするためにサービサーに簿価ゼロ債権等を売却する、そういう場合もございます。
よろしゅうございますでしょうか。
○中津川委員 後段の方、ちょっとお答えになっていないですね。安く売ったり高く売ったりしている、そういう場合はちゃんと説明できるんですかということであります。
○奧野参考人 私、
先生の国会における先回の質問(2005.2.16衆院予算委員会←クリック)を資料で拝見いたしまして、いろいろ思い当たる節があるかどうかということを検討してまいりましたけれども、全く不適切な価格で譲渡したりするようなことはございませんので、なるほど、取得価格以上の価格で物件を売却する、あるいは債権を回収するということがあろうかと思いますけれども、今、不動産の時価が著しく高騰しているというようなこともございまして、買い取り価格より少し割り増しの価格で債権の回収ができる、そういう現象が起こっていることも事実でございます。そこに不適切さは全くないと私は確信しております。
○中津川委員 説得力、全くないですよ。私の予算委員会の質問、見ていただいたということでありますけれども、社長、認識が甘い。あの質疑が終わってから、函館から相談が来たり、やくざよりひどい取り立てをしているということがたくさん聞こえてくるんですよ。これは私たち民主党だけじゃないですよ。多分ほかの、私の知り合いの議員にもそういうのが来ている。実態調査をしっかりやってもらいたいと思うんですよ。
いろいろなRCCの取り立てが想像を超える、今申し上げました、厳しいという。中津川先生、これは財務内容がかなり悪いんじゃないの、だから利益を出さないといけないから無理な取り立てに走っているんじゃないかなんという声を、言ってくる方もいるんですよ。
それで、財務諸表、これを取り寄せまして、きのう説明していただきました。きょうも社長の話で、この資料の「業務の概況」も見させてもらったんですが、これだけじゃちょっと足りませんので、もっと詳しい資料をひとつ提示していただきたいと思うんですが、いかがですか。
○奧野参考人 皆さんの調査活動は国政調査権に基づく活動だと思っておりますので、出せる資料は極力お出しして、私どもも皆さんの声を聞いて襟を正して活動していきたい、そのように考えております。
○中津川委員 今、社長がお述べになったことは大変、それは全く社長の姿勢として正しいと思いますので。RCCの積極的な情報開示の姿勢、これが今一番問われておりますね。ぜひそれはお願いしたいと思うんです。
あと一分少々でありますけれども、「RCCの概況」には、回収指針として、人間への尊厳を損なうことがあってはならないとうたっております。きょう、社長も毅然として堂々と、人間の尊厳の確保と、それから話し合いによる解決ということをこの委員会の場でおっしゃられました。それを貫いてもらいたいと思うんです。私たち議員のところにこういう苦情があるうちは、社長の理想としている会社の経営と、実際あなた方がやっている回収方法、これが大変離れているということを、社長、きょうこの場でしっかり認識してもらいたい。