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●高血圧はサイレントキラー
日本人の5人に1人は高血圧だといわれます。原因となる疾患がない本態性高血圧が大半を占め、体質的な要因に加えて、塩分のとりすぎ、肥満、運動不足、飲酒、ストレス、急な気温の変化などが危険因子となります。
血圧の高い状態が続いていても無症状のことが多いのですが、じわじわと体をむしばんで、脳卒中、心筋梗塞など、生命に関わる病気を招くこともあります。高血圧はまさに「静かなる殺人者(サイレントキラー)」。血圧の管理は、成人病予防の第一歩なのです。
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ラーメンのスープ:半分は残しましょう
食塩に含まれるナトリウムには、血圧を上昇させる作用があります。もともと日本人は塩分過剰の傾向にあります。できれば1日に摂取する量は10gまでにおさえたいもの。この摂取量は、塩やしょう油などの調味料だけでなく、食品に含まれるものも入ります。たとえば食パンー枚で約1g、うどんやラーメンなどは、1杯に約6gもの塩分が含まれています。ラーメンを食べるなら、スープは半分残すくらいの心がけが必要でしょう。塩分をおさえると、たしかに食事は味気なくなります。コショウなどの香辛料や酢、柑橘類などを味つけに用いてください。みそやしょう油を減塩タイプのものにかえるのもよいでしょう。また、ホウレン草などの緑黄色野菜やバナナ、牛乳などにはナトリウムの作用をおさえるはたらきがあるので、食事に積極的にとり入れましょう。
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「イライラ」「カーッ」が血圧を上げる!?
仕事がうまくいかなくてイライラしたり、カーッとして子どもを大声で叱りつけたり……。そういったことでも血圧は上昇するのです。ストレス解消とばかり、ついついお酒がすすんでタバコの本数も増えると、さらに血圧を上げてしまいます。一過性の血圧上昇も、それがくり返されているうちに、高い状態が続くことになりかねません。要するに、ストレスは高血圧を招く誘因になるのです。日頃から「怒らない」「セカセカしない」。さらに、適度な運動で汗を流し、肥満とストレスを同時に解消するのもいいでしょう。また、1日のうちで最も血圧が下降する午前1時から朝6時くらいまでは、なるべく眠るようにして、心臓や血管(循環器)をゆっくりと休めてあげてください。
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血圧は定期的に測っておこう
高血圧の予防は、まず自分の血圧を把握することからはじまります。血圧は、そのときの体調、気候、ストレス度などによって微妙にかわります。また、午前中は低くて午後が高いといったように、1日のうちでも変動するものなのです(血圧の日内変動)。自分の血圧の平均値を知るためには、市販されている血圧計を上手に利用して、こまめに記録しておくことが大切です。もちろん、医師や看護婦が行う血圧測定がより正確なのですが、緊張感から測定時に血圧が上がってしまうケースがよくあります。この「白衣高血圧」ではその人の平常の血圧が判断できないので、家庭での自己血圧測定も必要となるのです。
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