お酒好きの人は、飲みだすとついつい量が増えてしまうもの。1日の疲れをときほぐす晩酌も、日本酒で3合以上を毎日飲んでいたら、かなりの確率でアルコール性脂肪肝になるといわれています。お酒は1日に日本酒で2合以内にとどめておきましょう。それでも毎日飲んでいたら、肝臓は休むひまがありません。肝臓の処理能力にも限界があるのです。最低でも週に2日はお酒を飲まない「休肝日」をもうけ、肝臓を休めてください。また、飲むときには、肝臓の代謝能力を高めるタンパク質を多く含む食品をとるようにしましょう。豆腐やチーズなどはもってこいですね。
肝機能検査を受けて、アルコール性脂肪肝を指摘されたら、まず禁酒が鉄則です。お酒を口にしないで、十分な栄養を補給していれば、3〜4週間で肝臓の肥満は解消されるものです。放っておくと、肝炎、肝硬変に進行することがあるので、必ず禁酒をしてください。アルコール性肝炎にすすむと上腹部に痛みがあらわれたり、吐き気や嘔吐、黄疸などの症状がみられます。ふだんから2〜3合の晩酌をしている人が、宴会などで酒量が増える日が続いたときに起こることが多いといわれます。さらにアルコール性肝硬変に移行すると、手の平の赤い斑点、黄疸などがみられ、上腹部にふれると、肝臓がはれているのがわかることがあります。そうならないように、脂肪肝の段階で適切な治療を受けてください。お酒と長くつきあうためにも、肝臓をいたわることをお忘れなく。