授業改善プラン
2006
  国語    大田区立 志茂田中学校

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  《昨年度の改善プランについて》 《今回の調査における分析》
  《今回の調査における課題》   《今年度の具体的な授業改善策》

国語科の昨年度の改善プランについて
(観点別に見た成果と課題)
 昨年度のプランは→こちらです。
関心・意欲・態度
日常生活の様々な場面に結びついた形での話題や課題の設定を行ったことで、言語生活全般への関心や意欲は高まってきている。
全校での「朝読書」への取り組みは定着してきているが、生徒個々に目的意識をもたせる指導について十分とは言えず、今後、教科指導を中心に、生徒の委員会活動なども活用して向上を図りたい。
話す・聞く能力
スピーチや聞き取りテストなどの実施については十分でなく、今後さらなる工夫が必要である。
ノート整理については、板書事項を写すだけで終わってしまっている生徒が多い現状である。
「校長講話などの聞き取り」については、評価方法や時間的な問題で実施できなかったので、さらなる工夫の上、再挑戦したいと考えている。
書く能力
感想文や課題作文への取り組みから、文章を書くことに対する意欲や興味は向上しているが、考えを論理的に展開する力の向上は不十分である。
語句・語彙などについての知識・理解は深まっているが、実際の文章表現の中で生かしきれていない現状があり、さらなる工夫を要す。
読む能力
授業における発問や学習シートなどによる課題設定の工夫により、文章の表現に注意しながら内容をとらえる力は向上している。
語句・語彙についての知識・理解は深まっているが、文脈の中においてそれぞれの意味を正確にとらえる力が不十分である。
言語の知識・理解・技能
大田区中学生漢字検定に対する取り組み、日本漢字能力検定などの受検奨励や選択授業における取り組みなどによって、漢字力は全体的に向上している。
定期考査前や長期休暇中課題などの設定、確認テストの実施によって、漢字の読み書きの力が向上している。
副教材や学習シートなどによる課題学習が語句・語彙の理解の深まりに結びついている。
放課後の補習などが漢字力や学習意欲の向上に結びついている。

国語科の今回の調査における分析 (内容別&観点別)
内容別
話すこと・聞くこと
この項目に関する設問が4問あったが、話し合いの話題や方向をとらえて的確に話したり、それぞれの発言に注意して聞いたりする力がやや劣る。
書くこと
自分の書く文章を、より読みやすくわかりやすいものにする力がやや劣る。
読むこと
文学的文章、説明的文章ともに、文章の構成や展開を正確にとらえ、内容を細かく理解する力がやや劣る。
言語事項
漢字の訓読みに比べ、音読み(熟語)の書きについての知識・理解がやや劣る。
敬語についての知識・理解がやや劣る。

観点別
関心・意欲・態度
この観点に関する設問は3問出題されたが、すべて80%を上回る正答率で、学習の実現状況としては良好であると考える。一つの課題に対して、多面からより深く考えようとする姿勢を身につけられるような指導は継続していきたい。
話す・聞く能力
話し合いの話題や方向をとらえて的確に話したり、それぞれの発言に注意して聞いたりする力がやや劣る。「討論での司会の仕方」や「電話での応答の仕方」に関する設問の正答率が低く、日常生活における体験的な学習場面も含めての対策が必要である。
書く能力
文や段落の長さやそれらの接続の関係、全体と部分の関係などを整えて、読みやすくわかりやすい文章にする力(「推敲」する力)がやや劣る。
接続詞の働きについての理解が不十分なためか、それによって文と文の関係を把握する力がやや劣る。
読む能力
説明的文章において、文脈の中で語句の意味を正確にとらえる力、文章の構成や展開を正確にとらえる力がやや劣る。
言語の知識・理解・技能
漢字の読みに関する設問はすべて80%を上回る正答率で良好であるが、書き取りに関する設問は、特に熟語の正答率が低く、対策が必要である。
「敬語」の正しい使い方に関する知識・理解が不十分であり、語彙を豊かにするとともに、日常生活における体験的学習場面の活用なども視野に入れた指導の必要性も感じる。

国語科の今回の調査における課題     
話をよく聞き、要点を確実に理解した上で、論理的な展開をおさえて話すことができる能力の向上。
自分の書いた文章を、より読みやすくわかりやすいものにできる「推敲」能力の向上。
文章の構成や展開をとらえて、細かい部分まで正確に読み取ることのできる読解力の向上。
書き取り(特に熟語を主とする)を中心とする漢字力の向上。
「敬語」についての正しい理解を含めた日常的な言語活動の充実。

国語科の具体的な授業改善策(平成18年度) (観点別)
関心・意欲・態度
日常生活の様々な場面に結びついた話題や課題の設定をさらなる工夫とともに継続し、言語生活全般への関心や意欲を高める。
「読書」の意義などについて改めて指導し、個々の生徒が明確な目的意識を持って「朝読書」に取り組めるようにする。
日本漢字能力検定などへの受検を奨励するとともに、合格体験をさせられるように補充指導などを行う。
話す・聞く能力
スピーチや聞き取りテストなどの内容や実施方法のさらなる工夫をする。
ノート整理の方法についての指導(板書事項以外の聞き取った内容をメモする欄およびその場面や時間の設定など。)をする。
授業中の課題解決において、小グループなどによる話し合いの場面を効果的に設定する。(司会体験なども多くさせる。)
朝会時の校長講話などの内容やそれに対する自分の意見などを簡潔にまとめさせる。(評価方法など再考の上、実施。)
書く能力
感想文や課題作文への取り組みを充実する。(課題設定などのさらなる工夫)
改めて「推敲」の重要性についての意識付けを行い、その知識・技術に関する理解を深めるとともに習慣化を図る。
接続詞の働きについての理解を深め、文と文の意味のつながり(論理的な展開)を正確に表現できるようにする。
間違った語法・文法など含む文例を直す形式の学習シートの活用を図る。
読む能力
授業における発問や学習シートなどの課題設定の工夫をする。(文脈の中で語句の意味を正確にとらえる力や文章の構成や展開をとらえる力を実践的につけられるものなど)
語句・語彙などについての知識・理解との関連を明らかにした「読解」指導の充実を図る。
言語の知識・理解・技能
大田区中学生漢字検定に対する取り組みや、日本漢字能力検定などの受検奨励を通じての漢字力の向上を図る。
定期的な課題の配布、それに基づくテストの実施などにより読み書きの力を確認する。
語句・語彙についての理解に結びつく課題学習に取り組む。(副教材や学習プリントのまとめ、辞書を使用する授業など)
理解度が低い生徒に対する補充(家庭学習を基本とする課題学習を含め)を行う。
改めて「敬語」表現の重要性についての意識付けを行い、その知識を身につけさせるとともに日常的な定着に努める。