わたしの本業はややマイナーです。
「仏壇職人」とはなにものなのか・・・
そもそも、「仏壇」とは何?
新米職人の七転八倒を発信します。

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 伝統工芸品「彦根仏壇」

■滋賀県のJR琵琶湖線彦根駅を降りて左、バスのロータリー横の線路沿いの道をひたすら進み、芹川という小さな川を渡ると、通称「七曲がり」と呼ばれる仏壇店街に行き着きます。

■2004年1月、それまで6年弱務めていた会社を辞めたわたしは、この界隈のとある仏壇店からの求めに応じ、3月から仏壇職人の道を歩み始めました。


 仏壇に関わる職人達〜「七職」

■伝統工芸品として認定されている「彦根仏壇」。
その仏壇は木材、漆、金箔(金粉のときも)、彫刻などなど、様々な材料で作られた、様々なパーツが組み合わさってできています。

■これらのパーツは、それぞれ独立した事業所で作られています。仏壇製造の各工程では、それぞれ独立した事業所を持つ職人が存在し、「七職」と呼びます。
七職は、木地師、宮殿師、彫刻師、箔押師、蒔絵師、塗師、錺(かざり)金具師の7種です。
仏壇店は、各工程の中で必要な職人さんに発注し、仕上がってきたものを組み立てて完成させます。
わたしは、この組み立て部分をやる職人です。


 仏壇を組み立てるというお仕事

■仏壇の組み立ては、「最終工程」ならではのキツイところがあります・・・。

1.だいたいのパーツは漆塗りが施され、場所によっては金箔または金粉、または貝殻などを使った蒔絵が、またあるところでは彫刻が、すでに仕上がっています。
ハンマーが狂ったり、サイズの調整をしくじったりして傷がついてしまったとき、しばしば、自前で修復できないことが多いんです・・・^^;

2.「最終工程」だけあって、最初の木地の段階から長いと10年近く経過しているものもあるため、沿ってきたりひねってたりと、木材ならではの変質がたまに起こります。

3.別々の事業所へ発注し、仕上がってきた部品は、きちんとサイズがあう保障がなく、傷をつけてはいけないわりに、様々なところを削ったり切ったり、危ない作業が続出します・・・。

■資本力のある仏壇屋ではパーツごとに従業員を雇って分業させ、工場で大量に作るところが増えました。
そんな中、今まで正社員を雇ったところがなかったような当仏壇店では、基本的には1人〜2人ですべての組み立てをやってしまいます。だから、一部でも知らない所があれば、仏壇は完成しません・・・。

■こうしてできてく「自作の」お仏壇には愛着ひとしおです^^1本でも売れようものなら、その「作品」は自分の生きてる時代を超えて延々と受け継がれていくわけで、間違っても気が抜けません。
仕事をしていて、何よりこの充実感がタマラナイのです♪


 

 仏壇職人の徒然なる日々
わたしが記録している、仏壇製作を中心とした日記です。
 彦根仏壇事業共同組合
伝統工芸品「彦根仏壇」の情報を網羅したサイト。
 全国有名仏壇店ネット
全国各地の仏壇店と仏壇の特色が分かります。
特に彦根、名古屋、三河、八女福島については
詳しい情報が入手できます。
 いい仏壇
業界専門誌「仏事」を出版している「鎌倉新書」さんのサイト。
仏壇・仏具・仏事などの情報の他、それぞれが持つ意味なども
詳しく解説されています。
相互リンクして頂きました♪


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