関空特急
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走行距離、走る路線、車内設備などからあまり深く追求されることのない電車であるが、実はとても面白く、味のある電車なのがはるか。1994年の関西空港開港のときに京都、大阪と関西空港との空港アクセス特急としてこのはるかが誕生した。同時に現在の新快速の主役である223系電車も誕生した。
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◆関空特急はるか号
関西空港アクセス特急として1994年に登場した。車両は281系で、はるか専用のものとなる。日本の特急電車にしては珍しく、全車両が禁煙車である。また夜間はライナー的な存在となっている。
281系関空特急はるか号
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◆はるか号のルート
はるか号のルートは非常に複雑である。京都・東海道線方面から阪和線に入るルートは東海道線から貨物線に入り、大阪環状線を経由するしかない。ところが大阪には東海道線と大阪環状線との連絡線がないため、新大阪付近から梅田貨物線に入り、大阪(梅田)からは少し離れた線路を経由し、野田から合流する。そして大阪環状線を走行した後、天王寺からは阪和線に入る。ちなみに正確に表現すると今宮から天王寺の区間は関西本線を走ることになる。
また、東海道線側は上りと下りで大きくルートが違ってくる。
◆はるか号の走り方
関西空港行きの途中の標準停車駅は新大阪、西九条、天王寺である。2001年のUSJ開業に合わせてユニバーサルシティ駅の玄関口である西九条も停車駅に加わった。あまり使われていないのが現状ではあるが。朝の時間帯は西九条を通過し、ラッシュ時間帯は和泉府中、日根野に停まる。2ヶ国語による自動放送も入る。
最高速度は130km/hであるが、新快速などと比べると130km/h区間は少ない。貨物線を多く通過するからである。関西空港行きは東海道線で貨物線を走行する割合が多く、京都〜新大阪の所要時間は27分である。新快速なら23分で着いてしまう。新快速が速すぎるのもあるが、スピード感にはかけるかもしれない。
特に阪和線は天王寺〜鳳間は95km/hにしかならない。鳳以南は130km/hではないものの120km/hで走行するが、阪和線はやや過密ダイヤなので普通電車に追いついてしまうため、ノロノロ運転もする。
はるか号を堪能するのは、京阪神から201km以上離れた所に住んでいる人なら周遊きっぷを使うと全区間が楽しめる(米原発着を除く)。周遊きっぷでは自由席になるが、海外旅行シーズンでなければ大抵は座れる。ただし平日のラッシュ時間帯は阪和線のライナー的な列車として、和泉府中や日根野にも停まる。そのためラッシュ時間帯は座れないこともある。
◆はるかの心強いパートナー223系関空快速
はるかにとって欠かせないパートナーとなるのがこの元祖223系である。これは現在琵琶湖線〜京都線〜神戸線を走る新快速などの223系1000番台、2000番台のさきがけとなった車両である。機械部分は281系はるかとほぼ同じであり、新快速用の223系と比べるとややパワーは小さい。また、転換クロスシート海外旅行客の大きい荷物を考慮して配置は1&2である。
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