

平成17年
7月27日 (水) 晴れ
このHPを立ち上げて早、1年3ヶ月が過ぎようとしています。
当初はわが子のように気にかけていたHPですが、月日の経つにつれ、忙しい忙しいと言い訳をしてはほったらかしにしてしまっておりました。
相変わらず、幼稚園の兼務職員として勤める傍ら、ご父兄のご相談を受けたり、問題の起きたクラスの担任へのアドヴァイス等の毎日です。
ご活躍中のカウンセラーの先生の講演会に参加したり、昨今の未成年者の起こす残酷なニュースを耳にするに付け、私自身も常に世の中の変化はもとより青少年の心理の状態の現状を学び・把握し・知ると言うことを怠ってはいけないと思い知らされます。
思うところ、私はやはり社会だ学校のあり方だ、教師の態度だと、責任を問う前に親の愛情のかけ方をもう一度見直す必要を切実に感じるこのごろです。
過度の甘やかしや放任、それに現実の受験競争などへの親の不安が重なって、いつの間にか「天使」だったはずの愛するわが子を過激な言葉で言ってしまえば、調教不可能な「猛獣」にしてしまいかねないという現実です。
「親を親とも思わない」子供は、彼らこそが不幸なのです。
自分の「道しるべ」をきちんと認識する力を巣立つ前に是非とも親の愛情で身につけてあげたいものです。
平成16年
7月13日 (火) 晴れ
今年は,観測史上初めて6月中に3日以上30℃を超える日があったそうです。
梅雨も実感のないまま、とうとう明けたとのこと。年々異常気象も、激しさを増していくようですね。
私の勤める幼稚園では、終業式を2日後に控え、本来ならのんびりと、折り紙でアジサイでも折って、出来上がった子から道具箱の整理でもしようかと思うところですが、本日は35℃、保育室の中は子供の体温も相まって40℃位はあったはずです。年中、年長組はさすが臨機応変に、プール遊びや、すいか割りと1学期最後のしめくくりにふさわしいカリキュラムで、汗をも吹き飛ばす勢いで、楽しいひとときをすごしていました。同じ条件でも年少は大変です、朝から、ちょっとお疲れ気味。やっぱり夜も暑くて良く眠れないのかな?登園早々髪の毛はビショビショ、いつもは出来る、朝の仕度もだらりダラリ、汗でパンツが上手く下ろせずお手洗いを失敗する子も続出でした。こんな日はまっすぐ帰ってお昼寝させて・・・。と考えがちですが、せっかくお日様がニコニコの時間に寝てしまうのは、ちょっともったいないですよね。体力だって実はママが思ってる以上に付いてきているんです。思い切って水遊びや、お砂遊びをさせてみてはいかがでしょうか?初めは45分位から徐々に時間を延ばしていってくださいね。良く遊んだ後は、寝つきだって抜群のはずです。上手くすれば、パパが帰ってくる前に、ママの一息つく時間だって出来ちゃうかもしれませんよ。
ここで1つアドバイス。子供が寝付いてしばらくしたら、クーラーは消して、多少汗ばむ位の環境にしましょう。幼稚園や、保育園の保育室の中は、この時期30℃以上です。一杯汗をかいて、一杯水分を取って、良く身体を動かすためには、毛穴がきちんと開いていることが大切です。クーラーの中で育った子供は、汗が出ず身体の中に体温がこもってしまいトラブルの原因になることが多いのです。暑さに負けない粘り強い身体を作るのは、寝ているときがチャンスです。ただ、忘れちゃ行けないのは、着る物の調節と水分を充分補給することです。汗取りの良いパジャマを着せたら後はタオルケット1枚で充分ですよ。出来ればママが寝る前に1度様子を見てあげてくださいね。
7月22日 (木) 晴れ
いや〜ホントに毎日暑いですね。実は我が家の5年生が、今日から5日間学校の臨海学校に出掛け、ちょっとした開放感に浸っているところです。今朝早くに東京駅迄送りに行ったのですが、見送りに来たお母さん達の「つぶやき」が、あまりにも種々様々だったのが印象的で面白かったので、ちょっとまとめてみました。
1 とにかく寂しい。耐えられるか不安。(涙)
1 せいせいすると思っていたけどちょっとは寂しいと、実感。
1 兄弟姉妹の遊び相手がいないと、自分が相手をしないといけないので痛手。
1 いても、いなくても、大して変わらない。
1 パパと2人きりになるのが・・・・不安、嫌、こっ恥ずかしい、窮屈、久々で嬉しい、など。
1 とにかく今は開放感。ゆっくり羽を伸ばしたい。
1 時間が出来ると楽しみにしてたのに、いざとなると何をして良いか分からない。やりたいこともない、さっさと家にかえる。
1 意外と普段子供の付き合いばかりで、気軽に声をかけられる自分の友達がいなくないたことにショック。
1 早速この後、友人と買い物や、映画鑑賞の予定あり
1 怪我や病気をせず、楽しく過ごして、無事に帰ってきてほしい。
1 その他
10歳の子供が、5日間家を空けるという時、母親の捕らえ方はこうも様々なのだと、関心をいだかざるにはいられませんでした。もちろんこれはただの「つぶやき」に過ぎませんから、この言葉の中には理想があり、体裁があり、愚痴があり、見栄があり、言葉をそのまま受け止めることは出来ませんが、今、こんな些細な1つの事象を取っても、ここにその親子関係、家庭環境、母親の心情を察する大きな手がかりがあるように思えます。
貴方が仮に同じシチュエーションに置かれたとしたら、どのような「つぶやき」をもらすのでしょう?
この場合、どうあることが理想かだとか、あの人はそうだったのかという為の、参考にはあまりならないでしょう。でも、「自分はどうか?」と問いかけた時、何かが見える様な気がします。
私達が相談を受ける時、このような答えの中に、問題解決の鍵が見つかることがあるからです。
11月25日 (木)
今日、4歳児30人と一緒にサンタクロースの絵を描きました。「赤い帽子〜白いおひげ〜....」と歌を歌って、先生の見本もしっかり見せて、よーい始め!でふと周りを見ると、どのサンタもまあカラフルなこと。虹色に帽子を塗り分ける子、鼻を黒く塗りつぶす子、緑の帽子に、こげ茶のフリルを付けて途中から「先生これピーターパンになったよ!」なんて目を輝かせている子。カールおじさんみたいに、口の周りにドーナツ状にぽちぽち黒い点々を描く子。始めのうちは「あれあれ先生のとちょっと違うね」「前に飾ってある見本よーく見てごらん」と言ってたのですが、「僕のサンタはこんなひげだよ」とか、「わたしの家の来るサンタさんはオレンジがすきなのよ。」とさらっとかわされ返す言葉が見つかりませんでした。それどころかどの子の描いたサンタクロースも、ニコニコ笑っていてかわいいったらないのです。子供たちのクリスマスへの期待と、想いがこもっていて、並べてみると本当に賑やかで、素敵な作品ばかり。思わず感動してしまいました。大人はどうしても12月によく街のショーウィンドーで見かけるあのサンタクロースのイメージを無意識のうちに子供たちに押し付けてしまいがちですよね。私自身も、そうしている自分に気づかされ「ゾーっ」としました。あわよくば型にはまらない子供たちの自由な発想や想像力の素晴らしさを、こんな形で1つ、取りあげてしまってたかもしれませんね。「ホッ」。
12月10日 (金)
年の瀬も近づき、私の勤める幼稚園では今週末がクリスマス会、週明けからは短縮保育となる為今週一杯でお弁当がお休みになります。
1・2・3年保育のどのクラスでも、今日は、お弁当箱の上に「ママ美味しいお弁当、ありがとう」と言う気持ちを込めた子供たちからの感謝のカードをのせてお家に持って帰ります。
今日ばかりは、ちょっと苦手なものが入っていて、「たべられない」と言いそうな子さえも頑張っておべんとう箱を空っぽにしようと、頑張ります。
いつもだって、うちの幼稚園では、全部食べきるのが目標だし、そうでないとデザートはお預けだし、「お遊び時間」だって少なくなっちゃうんです。
ちょっと厳しい気もしますが、私はとても良い事だとお思うんです。年寄りくさいことを言うようだけど、最近の若者が食べ物を無駄にしている現状を目の当たりにすることって多くないですか?
ファミレスのドリンクバーで何個もコップををもって来ては、どれも残して手テ−ブルの上が一杯になってる制服女子学生のグループ。
食べ終わったのにご飯つぶだらけの牛丼のどんぶり。
この前なんて、コンビニの前で「これ。まずい〜」と言ってまだ湯気の出てるおでんを器ごとプラスティック専用ごみ箱に流し捨ててる高校生に唖然としてしまいました。
これって、例えば賞味期限切れの食品を処分したり、注文したものが予想に反して(常識を超えるほど)量が多く、ある程度無理して食べたのだけど如何せん無理で残してしまうのとは、根本的に訳が違うと思うんですよね。
我が子でさえあきれちゃうこと、しばしばです。
「今日は給食、嫌いなものばかりだったから、スーパー腹減った」とか言って帰ってくることあるんですよ。
「そんなんの自業自得よ、少しぐらい口に合わなくても、ちゃんと食べなさいよ、世の中には飢えに苦しんでる・・・」と月並みなお小言を言おうものなら「なんで〜、先生が良いといってるんだから、どこが悪いんだ!」と切り返される始末。
いくら時代が変わったからと言って、これで良いのでしょうかね〜。私の子供のころは、「目がつぶれる」とか、「お百姓さんに悪いよ」と窘められたものですが・・・。
この子達が大人になった時、親になった時のことを考えると、ホント恐ろしくなりますよね。
で、話は戻るのですが、幼稚園で一生懸命お弁当箱を空にして「先生これでよいですか?」と言いに来る子供たちと接するとき、私は「良く頑張ったね!いいですよ。」と言いながら、何だか「ホッ」とする思いさえするのです。思わず頬ずりしてしまうことだってあるんです。
「ママお弁当ありがとう」のこの気持ちを、ずーっと忘れないで欲しいな、ってね。


平成18年
5月17日(水)曇り時々雨
我が家の一人息子も春から中学1年生になりました。
母として何が変わったということもありませんが、実質的には毎朝のドカ弁当作りと、制服のワイシャツの襟汚れがもっぱらの悩みのたね。
世の中の若年犯罪のニュースを聞くたび、他人事とは思えない昨今ですが、現在のところ身体ばかりは日増しに大きくなるものの、中身がまだまだ幼稚な息子を見て、あまり早く成長しないでほしいとも思う気持ちしきりです。
12歳って、男児の場合、身体そのものの大きさの成長はもとより、声変わりや、体毛が濃くなってきたり、精通のある子もいるようです。自分に置き換えてみてもこれだけの変化に心身が乱れないわけないですよね。
毎日なんだかすっきりしないようで、先日は原因不明の発熱をし、まる1日寝込んでいたかと思うと、起き上がったときに3cm以上も身長が伸びていました。これうそのような本当の話です。
喉はガラガラ、関節は常に痛いらしく気がつけばベットの上でゴロゴロ、挙句には居眠り・・・。
でも、だれもが通る道だからこそ、必要以上に頑張り過ぎず、自然にこの時期を過ごさせてあげたいですね。
辛いときには辛いと言える、イライラしてるときにはぶつからせてあげる。母にできることってそれくらいしかないですもの。
この先には「思春期」という今度は全く親の立ち入れない時期が来るのですから。
今のうちに自分をリセットできる場所があるということを、伝えておかなくては・・・、と思うこの頃でした。