このコーナーでは、小学館ビッグコミックでおなじみの人気マンガ「美味しんぼ」の中で
登場する実在の店のうち、私が実際に行ってみて、特にお勧めしたいと思った店を順次紹
介していきます。ぜひ行ってみて下さい。
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ほんものの出汁! 大阪市中央区 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「美味しんぼ」単行本第77巻の「日本全国味巡り大阪編」に登場する、こんぶ土居
さん。掲載の”十倍だし”は本当に十倍にお湯でうすめるだけでおいしいおすい物にな
ってしまいます。化学調味料などの不要なものを一切使わず、昆布とかつおのうまみ
だけを濃縮。その他の”うどんそばだし”や”丼のたれ”など、さまざまなものがあります。
私は出来合いのだしの素やそばつゆなどは一切使わないのですが、ここのは別。愛
用しています。なお、いくつかの商品は、名古屋市のスーパーでも買えますが、やはり
種類が限られるので、ぜひ大阪まで行きましょう!!
「こんぶ土居」さん : 大阪市中央区谷町7丁目6−35
TEL06-6761-3914
地下鉄 松屋町あるいは谷町六丁目 下車、徒歩10分 商店街の中です
〜〜〜〜〜〜〜海原雄山おすすめ!
鯛茶漬け・・・大分県杵築市〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「美味しんぼ」単行本第71巻の第1話「日本全県味巡り大分編」で海原雄山が紹
介している杵築市の若栄屋さん、その店はどうみても結婚式場。2000年8月某日、
この店を訪れた。奥の控え室のようなところに通された。店の人の対応がとても親切
だ。遠来の客をもてなすやさしさがうかがわれる。この日は行事のため、店は本当は
てんてこ舞いなのだ。そこを無理を言って予約して訪れた。にもかかわらず、客を大
切にしている雰囲気には頭が下がる。だからこそおいしいものが作れるのだろう。
さて、鯛茶漬けコースは2500円(税等別)から。鯛の頭焼き、鯛の味噌汁の他、
小鉢が2品出る。そして、締めに鯛茶漬け「うれしの」。胡麻味噌がほどよく鯛とマッチ
して、ここちよい。デザートも付いてこの値段はまずまず。ぜひ一度賞味あれ。
「若栄(わかえ)屋」さん : 大分県杵築市北浜665−429 TEL0978-63-5555
JR日豊本線 杵築駅からバスターミナル行きバスで15分、ターミナル下車、徒歩10分
無休、必ず早めに予約をしましょう。
〜〜〜〜〜〜〜〜 本物の豆腐 ・ みやこ豆腐 ・・・ 東京都 赤羽 〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「美味しんぼ」単行本第7巻の第5話「大豆とにがり」に紹介されている「みやこ豆
腐」さん。山岡さんと栗田さんのイラスト入りの看板が目印です。商店街のメインスト
リートから一本奥に入った路地沿いにあります。
ここの豆腐は本当に甘い。大豆とはこういう味なんだ、と納得できるんです。他の
自然食品の店とかで売っている本物の豆腐、というのもいろいろ食べていますが、
(たしかにそれらもおいしいんですが)なぜだかみやこ豆腐さんの豆腐はちがうんで
す。これは、食べていただかないとわからないかもしれません。ぜひ買いに行って
下さい。豆腐の他、豆乳・油揚げも絶品。
「みやこ豆腐」さん : 東京都北区志茂2−40−14 TEL 03-3901-4272
JR赤羽駅より徒歩10分。 営業時間 : 午後2時〜午後7時 月曜定休
〜〜〜〜〜〜〜 温泉湯豆腐 ・ 宗庵 よこ長 ・・・佐賀県 嬉野温泉 〜〜〜〜〜〜〜〜
「美味しんぼ」単行本第39巻の第5話「温泉湯豆腐」に紹介されている「宗庵
よこ
長」さん。豆腐を温泉の湯で煮たものです。美味しんぼにもあるとおり、この温泉はア
ルカリ性で、アルカリ性の湯で煮ると豆腐が溶け出し、なんともいい味の煮汁になっ
ています。薄めの塩味に仕上がっており、やみつきになりそうです。温泉に入りがて
ら一度召し上がってみてはいかが?「湯豆腐定食」です。
「宗庵 よこ長」さん : 佐賀県藤津郡嬉野町下宿乙2190 TEL0954−42−0563
JR大村線 彼杵駅 または 佐世保線 武雄温泉駅よりJRバス。嬉野温泉下車。
営業時間 : 午前10時〜午後9時 水曜定休
〜〜〜〜〜〜 辛味大根のおろしそば ・ 晦庵 河道屋 ・・・京都市 〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「美味しんぼ」単行本第32巻の第4話「薬味探訪」に掲載されている蕎麦の老舗、
「晦庵 河道屋」さん。京野菜”辛味大根”を使ったおろしそばが紹介されています。辛
味大根は水分が少なく、おろした時も普通の大根おろしとは辛さが違います。この大
根おろしを食べた栗田さんは「ふつうの大根みたいに苦味がない。」、また良三さんは
「辛さが長つづきせず、実にすっきりしたさわやかなからさだ!」と言っています。
私が初めて食べたのは昨年10月。このとおりの味でした。ただ、若干の苦味があり
ました。その苦味がまたいやな苦味でなく、心地よい甘みをも感じる苦味でした。これ
は賞味して頂くしかありません(^^)。
ところで、美味しんぼでは”この辛味大根は京都鷹が峰の農家しか作っておらず、
すべてを河道屋さんに出荷するので、辛味大根はこの店しか食べられない”ということ
ですが、今年の初夏くらいからスーパーマーケットで見かけるようになりました。美味し
んぼの中の絵とは形がちょっと違いますが、買って食べてみたところ確かに辛味大根
でした。ただ、辛味大根の旬は冬なので、やはり少し風味がない感じもします。でも、
ここのところ毎日のように家でおろしそばを作って食べています。この辛味大根は、蕎
麦の薬味としてだけでなく、刺し身のワサビのような薬味としても最適だと美味しんぼ
で紹介されているので、実際にやってみましたが、とくにハマチなど脂の乗った刺し身
に素晴らしく合いました。ぜひ近くのスーパー・八百屋さんで探してみて下さい。JA愛
知が出荷しているようです。
しかし、蕎麦のおいしさも含めるとやはり河道屋さんで食べたいですね。河道屋さん
では10月中旬から2月までしか辛味大根のおろしそばはありません(旬の時期だけ)。
あとの期間は普通の大根になるので注意。この時期はそばもおいしいのでぜひどうぞ。
値段もほとんどのメニューが1000円以内。
晦庵 河道屋さん:京都市中京区麩屋町三条上ル TEL 075-221-2525
京都市営バス 河原町三条から徒歩5分
〜〜〜〜〜〜〜〜 究極の牛モツ煮込み ・ 岸田屋 ・・・東京・月島 〜〜〜〜〜〜〜〜
「美味しんぼ」単行本第1巻の第5話「料理人のプライド」に掲載されている居酒屋
「岸田屋」さん。その後の巻でも何回か名前が登場しています。山岡士郎氏はフラン
スの三ツ星レストランのシェフをこの居酒屋へ連れて行きます。そして、「モツの煮込
み」を食べさせ、このシェフは「うまい。すばらしい仕事です」と思わず口にします。
岸田屋さんは、美味しんぼに出てくる通り、気軽に入れる大衆居酒屋。モツの煮込
みは「牛煮込み」というメニューです。私はお酒が飲めませんので、この煮込みとご飯
をいただきました。煮込みはまったくモツ臭さがなく、ほんのりと牛の香りがあり、わず
かに甘みさえも感じるやわらかい舌触り。口の中でとろけます。このほかのメニューも
豊富で、私の食べた中では特にマグロのおつくりがおいしかったです。値段も300円
台も多く(牛煮込みも)、おてごろ。ぜひ行ってみて下さい。
岸田屋さん:東京都中央区月島3丁目15−12 TEL 03-3531-1974
営団地下鉄有楽町線 月島駅から西南へ徒歩約15分
営業時間 17:30 〜 23:00 日曜日定休
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 日本一の和菓子・嘯月 ・・・京都市 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「美味しんぼ」単行本第56巻の第2話「餡(あん)と生きがい」に掲載されている”
御菓子司・嘯月”さん。山岡士郎氏は「日本一の和菓子」と絶賛しています。さて、私
はもともと和菓子が苦手でした。ケーキなら何個でもいただくのですが・・・(^^;。あん
こがだめだったのです。パサパサした舌触りで甘さがくどく感じられたからです。でも、
ここの和菓子を食べて私の和菓子感は一変しました。餡が口の中でスーっと溶けて、
舌の上にいつまでも甘さが残らないのです。それどころか、すっきりしたそよ風が口の
中に吹いたような後味でした(表現が栗田ゆう子氏に似てきたような・・・)。「これが本
当の和菓子か!」と思いました。その後私が和菓子党になったのは言うまでもありま
せん。特に和菓子が苦手という人にお勧めしたいです。
嘯月さん:京都市北区紫野上柳町6 TEL
075-491-2464
地下鉄烏丸線 北大路駅より徒歩約10分
または 市バス 下鳥田町より徒歩約2分
日曜日定休
注文を受けた分だけ作るので、突然行っても買えません。前日までに電話
等で個数・取りに行く日時を連絡して注文して下さい。1個350〜450円程
度。これまでいただいた中でも特に秋の「栗きんとん」は絶品でした。なお、
風味を損なうので、買った当日に食べきれる分だけ頼むようにしましょう。(ち
なみに先日できるのを待っていて、できたてをいただきましたが、声が出なく
なるくらい美味でした。)
〜〜〜〜〜〜〜〜ほんもののたこ焼・会津屋・・・大阪市〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「美味しんぼ」単行本第77巻の味巡り大阪編で登場する、元祖たこ焼会津屋さ
ん。そとはパリっと、中はクリーミー。タコのいい風味が口の中に広がります。3個
100円とたいへんお値打ちです。さすが庶民の味方!!お土産に持ち帰りもでき
ますが、やはり焼き立てでないとあの美味しさは味わえません。
会津屋さん:大阪市西成区玉出西2−3−1 TEL06-6651-2311
地下鉄 玉出駅下車 徒歩2分
このほかに、支店が次のところにあるそうです。
・ナンバ店(なんなんタウン)
・天下茶屋店(西成区岸里1−1−9)
・岩出店(和歌山県那賀郡岩出町川尻6−8)
<おまけ> ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
「美味しんぼ」に出てくる参考文献(1)
「カレーライスと日本人」 : 森枝卓士著 講談社現代新書(937)
カレーライスとは何か?美味しんぼ第24巻で紹介されたこの本を一度読ん
でみよう!
定価 : 本体660円
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