香取神社(大沢)
奧殿の彫刻
本殿は明治元年(1868)再建のものですが、奧殿は、慶応2年(1866)の建造で、四面の外壁に彫刻が施されています。彫物師は浅草山谷町の長谷川竹次良で、高砂の翁、大黒天、龍などの浮き彫り、奉納者の名が刻まれています。北側の一部には紺屋の労働作業の有様が刻まれています。当時、越ヶ谷、大沢は紺屋業が盛んでした。
参考文献:越谷市教育委員会の案内板
新嘗(にいなめ)祭、鑑賞炭作り
秋の収穫に感謝する祭り、新嘗祭が11月23日に行われます。拝殿に上り、身を清める修祓(しゅうふつ、または、しゅうばつ)の儀にはじまり、稲の初穂を神様にささげる献饌の儀、祝詞奏上などを経て、供えたものを下げる撤饌の儀、宮司一拝で終わり、このあと、火鑚(ひき)りと境内では鑑賞炭作りが行われます。火鑚りとは、木の穴に入れた木の棒を激しく回し、その摩擦熱によって火をおこす儀式です。火の大切さを知ると同時に、その火で鑑賞炭を作ります。鑑賞炭は、点火されたモミ殻の中に、缶に入れた松ぼっくりやドングリ、くぬぎの小枝、木の葉、クリのイガなどを埋め5、6時間蒸し焼きにすると、まさに、鑑賞用の美しい炭ができあがります。
おかめ市
12月2日、月遅れの七五三を祝う香取(おかめ)市。境内では神楽が奉納されます。近年は農家も、また、風習を知る人も減り、七五三のお参りに訪れるのは数家族。それでも、クマ手売りなどの露店、商店街のバーゲン、地元出身の歌手も登場するカラオケ大会もあり、賑やかさは昔のままです。
参考文献:東武朝日、朝日新聞