北海道山岳ガイド協会 所属
日本山岳ガイド協会 登山・山地ガイド
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ブログ 知床山考書 休止中です
10/25 斜里岳三井コースから
知床連山は例年10月上旬、斜里岳も中旬に冠雪となります。2008年は9月24日に羅臼岳が白くなっていました。(写真は2009年9月22日の羅臼岳山頂。21日に着氷したもの)
✴日没の時間が早くなり10月上旬で17時(午後5時)、下旬で16時(午後4時)15分となります。また、登山口に近くなるほど樹林帯に入ってしまうので、日没前でも足元が暗くなります。時間に余裕を持った登山計画と行動を。
✴日帰りでもヘッドランプを持つことは常識として、入山前には球が切れていないか、電池残量の確認、予備電池の携行を。
✴平野部でも10月の平均気温は11度です。山では5度前後しかなく、朝晩は氷点下となります。日中も風により体温度が氷点下になることも多くなります。帽子や手袋、セーターやフリースなどの防寒着など、冬に準じた装備が必要です。
✴麓や標高の低い地点で雨の場合、山上ではみぞれや雪となる場合が多いです。登りはじめに濡れた場合、登って行くに従って凍りつくことになります。適切な服装の選択を
✴落ち葉や積雪で登山道の凹凸や岩が確認しづらくなります。足元のトラブルや、転倒などに注意を
✴標識やガイドロープ、ペイントが積雪や氷に覆われ、たどることができなくなる場合があります。行動中は地図などで自分の現在地を常に把握し、不明になる前に引き返しましょう。また、登りの足跡をたどって下っていけば、という考えは危険です。積雪ですぐにわからなくなってしまいます。
✴知床連山も斜里岳も携帯電話で通話できる範囲が限られています。遭難した場合、電話の通じるところでは躊躇せず警察(110番)に遭難していることを告げて救助を要請してください。また、登山計画書を提出、家族などに渡しておく、入山者名簿に記入しておくことで素速い捜索が可能となります。
✴ツェルトやレスキューシートなどのシェルター、ストーブや固形燃料などの火器、使い捨てカイロ、非常食などビバークの備えもするべきです。
秋から初冬に知床の山を登られる
みなさまへ・・・
プレ冬山シーズンの注意点
寒さの中に色鮮やかな紅葉を楽しむことができる季節は、白い雪と暗い闇が素速くあなたを包みこむ季節でもあります