脚本:
DAVID DUCHOVNY
制作:
DAVID DUCHOVNY
| オープニング:(画面は16:9のシネマ形式である)墓石の並ぶ墓地にてトレンチコートの男が墓石の影から銃弾を撃ち込んでいる。男は弾を撃ち尽くすが、なぜか彼は陶器の器を手にしている。そこへ不気味な声が聞こえてくる。その声の主の煙草をくわえた不気味な教皇(Cigarette Smoking Pontiff, CSP)は「諦めろ、ゾンビ狙撃手達がそこら中にいるのだ」と言う。その言葉通り、銃を構えたゾンビの狙撃手達がすばやい動きで狙撃ポジションにつく。CSPは「取り引きはどうだ、モルダー(!?)、Lazarusの器を渡せばスカリーを返そう」と言う。彼の背後の派手なローブの後ろにはスカリーが銃を突きつけられているが、このスカリーはGAではなくTea Leoni(DDの実生活での妻)である。そしてモルダーもDDではなくGarry Shandlingである。Garryは「こういうのはどうだ、スカリーを返せばLazarusuの器を壊さずにおいておいて、代わりに太陽の光の当たらぬ場所にかけらをぶち込んで置いてやるよ」と言い返し、隠れていた墓石の影から飛び出したGarryは器を頭上にかかげ今にも叩き割りそうである。ゾンビ達は器を見ると恐れをなして、銃を捨て獣のようにうなり始める。Garryは「器を壊せばゾンビ達も死の淵に帰るぜ」と言うとCSPは「それはキリストの言葉を刻んだものですべての奇跡と呼ばれる超常現象の証だ。この赤毛女の命よりもそれの方が大切なはずだ」と言う。Teaと目配せをしたGarryは、一人のゾンビが「もう女も食い物もダンスも無いのはいやだよ。壊さないでくれ。そしたらCSPを倒すよ。お前が死を司る王になるんだ」と言うのに対し「俺は地獄でのさばるより天国で神に仕えるよ」と言って、器を中に投げる。ゾンビ達とCSPはそれをなんとか地面に落ちる前に取ろうと我先に飛びつき、Garryは隙を見せたCSPに向かって走る。ゾンビの一人がまさにその器を掴もうとした瞬間、CSPの隙をついたTeaが自分の銃を抜いて撃ち、器は砕け散る。TeaとGarryは墓場から逃げ出そうとするが、まだ埋め戻されていない墓穴に落ち、棺の中で密着することになるが、Teaが「この日をずっと待っていたの」と言いながら積極的に動き二人は熱い抱擁を始める。その頃、墓場ではゾンビ達は死んでおり、CSPが泣きながらLazarusの器の破片を集めている。 |
![]()
|
| 画面は普通のテレビの形式に戻る。そこは映画館でなにかの映画の封切りのようである。観衆の中にはGarry Shandling、Tea Leoniなどがいる。映画のタイトルはThe Lazarus Bowlで、20世紀フォックスの配給である。観衆達は皆Lazarusの器の格好をしたポップコーンケースのポップコーンを食べている。さらに映し出される観衆の中には本物のスカリーであるGA、モルダーであるDDがいる。モルダーは映画の中でのモルダーとスカリーの抱擁シーンを見て呆然としているが、彼が見上げる先ではスキナーがにやにやしながら席についている。 |
![]()
|
話は二年前に戻る。スキナーのオフィスではスキナーがモルダー、スカリーとWayne
Federmanの3人を前にあるキリスト教教会で起きた爆弾事件について説明している。事件では死者は無いが、犯行声明等も無く誰が何のために事件を起こしたのかはよく分からない。その会合の間、Wayneはテープレコーダーを用意してずっと会合の様子をぶつぶつ録音している。途中でWayneの携帯電話が鳴るが、なぜか彼は電話を取ろうとはしない。スカリーが、その教会はO'fallon枢機卿の教会ではないか?、と尋ねると、まさにその教会であった。O'fallonは全米のキリスト教関係者の中でもっとも有力な人物であった。Wayneの様子を見かねたモルダーが、スキナーに彼が何者なのか尋ねると、スキナーは、Wayneは大学時代からの友人でハリウッドで脚本の仕事をしていて、今度の映画でFBI捜査官の映画を作りたいということで取材を申し込まれたのだ、と話す。モルダーは彼を邪魔者扱いするが、Wayneは、ただアイデアが欲しいだけだ、自分はSilence
of the LambsとGreatest Story Ever Toldを対して二で割ったような映画を撮りたいと思っているのだが、スキナーがモルダーの事件では風変わりなことが多いのだ、と進めたのだ、と言う。そしてスキナーがWayneを連れて問題の教会へ行くように指示する。
しばらく後、教会に到着したモルダー、スカリーとWayneをAugustine O'fallon枢機卿が迎える。枢機卿は教会には敵が多いが犯人の心当たりは無い、爆発のあった地下室には骨や文書、詩編などが置かれている、と説明する(Wayneは相変わらずだじゃれでテープレコーダーに自分の取材内容を録音している)。枢機卿と共に地下室へ向かった3人の前には聖ピーターのバスローブなど驚くような貴重な品がある。爆発の現場は古い遺体などが散乱して無惨な状況である。モルダーは犯人は何かメッセージを送るつもりだったのではないかと話す。そこへ突然携帯電話が鳴る。3人は自分の電話を調べるが誰も着信していないし、もちろん枢機卿のものでもない。モルダーが音を頼りに電話の場所を調べるとそれは石の下からで、掘り起こしてみると死んだばかりと思われる50歳代の男の遺体が見つかる。電話はそのポケットの中に入っていたのであった。モルダーはその男が、Micah Hoffmanという男であると言う。 |
| しばらく後、モルダー、スカリーとWayneは60年代の様子を残したMicah Hoffmanの居所と思われるあばら屋に踏み込む。モルダーはMicah
Hoffmanは反文化運動の中心的人物で自分のあこがれであったが、野球チームに入った後、70年代に消息不明になったと話す。モルダーは令状も無しで扉を開けていく。部屋の内部はひどく乱雑になっており、爆弾づくりの道具があるため、3人はMicahが自分の作った爆弾の爆発に巻き込まれて死亡したのではないかと考える。さらにそこにはさまざまな美術品の贋作づくりの材料がそろっている。その間Wayneは捜査の様子を取材して録音しているが、録音の内容が駄洒落に満ちているため、モルダーは不愉快なようである。モルダーはギリシャ語で書かれているなにか宗教的な内容の書かれているらしい書物をスカリーに渡す。彼女は、そこに書かれているのは、キリストの復活後の生活の様子を書いたとされる福音書のようで、その存在が噂さされていたが実在が確認されていなかったものである、と説明する。スカリーは、Micahがそれを偽造していたのではないかと考えるが、WayneはさらにそれをO'fallon枢機卿が利用していたのではないか、と指摘する。その夜、3人は再度O'fallon枢機卿の教会の地下室に忍び込む。Wayneはモルダーとスカリーが、令状の用意も、許可を受けることも無く、また事前調査も無しに捜査を進めていく様子を映画撮影のクルーとよく似ている、と気に入ったようである。彼らが地下室の奥までたどり着くとカリカリという音が聞こえるが、フラッシュライトでその方向を照らしても何も見えない。突然、Wayneの携帯電話が鳴り、彼は受信状態の良い場所を探して移動するうち、モルダー達と離れていく。二人はMicahの部屋にあったのと同じ福音書を見つけるが、それが本物かどうかは分からない。一方、Wayneは電話を終えてふと足下をみると、輝く物体が落ちている。それは陶器の破片である。彼はその破片を組み合わせようとすると、またも奇妙な音が聞こえ、だんだん大きくなるが、フラッシュライトで照らしてもはっきりとは音の主は分からないが、次に見るとそこには動き回る手や指の骨がいる。それらは陶器のかけらを組み合わせようとしているがうまくいかない。 翌朝、3人はレストランで問題の陶器のかけらを前にしながら朝食を取っている。スカリーはWayneが見たものは幻覚だったのではないかと考えている。Wayneは、とにかく自分は取材したいものは全部取材したので脚本を書かなければ、と言って立ち去ろうとする。そのWayneにモルダーは、最後まで見届けたくないのか?、真実は小説より奇なり、だぜ、と聞くが、彼は「小説は真実より手っ取り早い。僕のアドバイスを聞くかい?、二人とも狂ってるよ。モルダー、君は自分が信じているものを信じ込もうとしている。スカリー、君は彼が信じているものを絶対信じようとしない」と言って立ち去ってしまう。言われたことに驚いた二人であるが、スカリーはLazarusの器についてある話を思い出す。それは彼女がカトリックの学校に通っていた頃にCallahanという変わり者の修道女が彼女に話したことであった。彼女によるとキリストがLazarusを復活させた時に側にいたLazarusの身内の女性が、キリストが使った復活の呪文を陶器に焼き付けた、その呪文は今でも死者を蘇らせる力がある、というのである。しかし、それは同時に神の実在を意味することであり、なぜO'fallon枢機卿が器を隠しているのかは分からない。モルダーはChuckのアドバイスをもらうようにスカリーに話す。 |
|
しばらく後、スカリーはFBI本部でChuckと共にスキャナーの様な装置を使ってそのLazarusの器の破片を分析している。Chuckは、すべての物は音楽を奏でているのだが、人間は通常それを無意識的に聞かないでいる、けれども最近の研究ではその音楽が人を癒したり、逆に狂気へと追いやることができるのだ、と話す。彼は自分の開発した装置を使って問題の器の破片の音楽が聞こえるようにすると、それは聖歌の様な力強く美しい音楽が聞こえてくる。その破片は一度にすべての調で音を出すことが可能であることが分かる。スカリーは、その様な破片が人を死から蘇らせることができるか?、と尋ねるとChuckは「僕は牛乳をヨーグルトにする方法も知らないが、なんでモルダーが君にこだわるか分かるよ」と言い、答えを持ち合わせていないようである。その頃モルダーはO'fallon枢機卿に話を聞いている。モルダーは最初に教会の地下室から持ち出した書物を見せ、次にMicahの家から見つけた贋作を枢機卿に見せると、枢機卿は両方はよく似ていると認める。モルダーが実は両方ともMicahが作った贋作だと、話すとショックを受けた枢機卿はMicahからその書物を購入したことを認めるが、彼を殺害したことはきっぱりと否定する。モルダーはさらになぜそれらの書物を隠していたのか、と尋ねると、枢機卿はその書物の中のキリストは自分が生涯かけて慕ってきたキリストとは似てもにつかぬが、真実を葬り去ることはできなかったので、その書物を焼き払ったりはしなかったのだ、と答える。 |
| 教会を後にしたモルダーはMicahの検死をスカリーに依頼する。彼は爆発の時点ではすでに死亡しており、枢機卿が関与していたのではないかと疑っていたのである。一方、スカリーはLazarusの器の分析結果からは、それが非常に価値の高い物であると説明する。その時、モルダーのキャッチホンに別の電話が入る。それはスキナーからモルダーの電話番号を聞いたWayneであり、彼は映画の中でモルダーの役をやらせる俳優は誰が良いだろう?、と尋ね、モルダーを驚かせる。モルダーはスカリーとの電話を切り、Wayneと話し出す。彼は「リチャード・ギアはどうだ?」と言うが、WayneはGarry
Shandlingで行こうと思う、と答える。モルダーは、FBIは許可しているのか?、と尋ねると、Wayneは「スキナーがコンサルティング料を受け取るだろう、Garryはもう契約にサインした、君のパートナーの役はTea
Leoniさ、二人が演技のために君達にあいたがっているんだ、スタジオに来てくれよ」と言う。モルダーは「スキナー役は?」と聞くとWayneは「リチャード・ギアさ、おっと渓谷を通るぞ」と言い、電話はとぎれてしまう。
スカリーはMicahの検死を行っている。彼女は遺体から心臓を取りだし重さを量るため、秤にのせようとしているが、その背後でMicahの遺体が目をあけ動きだし「終わったら返してくれ、これからも必要なんだから」と言う。仰天したスカリーは自分は幻覚を見ているのだと考えるが、彼にメスを突きつける。するとMicahはそれを振り払い、スカリーはメスを床に取り落とす。彼女はMicahに注意を払いながらそのメスを拾い上げようとするが、誤って自分の手を切ってしまう。そして彼女が我に返ると、Micahの遺体は何事も無かったのように解剖台の上に横たわっている。しばらく後、遺体安置所にモルダーが到着する。スカリーはげっそりしているが、Micahの胃から赤ワインと猛毒のストリキニーネが検出されたと話す。それを聞いたモルダーはO'fallon枢機卿が彼に毒を盛って殺害した後、証拠隠滅のため爆弾の側に遺体を置いたのだろう、と考え、逮捕状を請求することにする。 しばらく後、ミサの行われているO'fallon枢機卿の教会にモルダーとスカリーが到着する。二人はミサが終わるのを待つが、その間、スカリーは十字架にかけられたキリストがMicahに見え始める。彼は「完結した」と語りかけるがスカリーが頭を振って再度そこを見ると何も異常は無い。ミサが終わりモルダーは枢機卿を逮捕するが、スカリーが教会の入り口を見ると一人の男が入ってくる。その男はもちろんモルダーにも見ることの出来る人物、つまりMicahであった。 スキナーのオフィスでは、モルダーとスカリーを前にしてスキナーは、死体の身元確認を誤り、不必要な検死解剖まで行った上に生きた人物の殺人容疑で枢機卿を逮捕したというFBI始まって以来の大失態で怒り心頭である。二人は理由を述べるがもちろん聞き入れられるはずも無く、二人は四週間の謹慎を命じられる。X-filesのオフィスに戻った二人は、破片の分析を続けるChuckと会う。彼は興味深いことを発見したといいながら装置を操作すると、何かの言語が聞こえてくる。それは、いまでは無くなってしまったアラム語という言語で、キリストが話していた言語である。その内容は二つの部分に分かれていて最初の部分は「私は水牛」と言っており、二番目の部分では誰かが死者を蘇らせようとしているようである。 |
|
![]()
|
しばらく後、モルダーとスカリーはMicahの家を訪れる。二人を前に彼は「私はキリストになった」と言い出す。彼はO'fallon枢機卿は大学時代の神学の教授として面識があったが、枢機卿を「神は信じても人は信じていなかった」と評する。そして彼はキリストの様になるためにキリストの生活習慣や言語、さらにはセックスや薬物などまですべてを真似た結果、”転換”が起きキリスト自身になったのだ、と言う。その彼に遺体から見つかった彼の財布を返しながら、モルダーは「どうして君の財布があの遺体から見つかったんだ?」と尋ねるとMicahは「神のすることはミステリアスだ」と答えるのみである。二人の立ち去り際にMicahはモルダーに向かって「君が私のことを気が狂ったと思っているのは分かっているが、真実を見た者は誰でも気が狂ったと思われるんだよ、君なら良く知っているだろう、Fox」と言い、スカリーには「君は自分の信仰を私の心臓を切りだしたナイフの様に使っているが、私は心臓を保管のために残しておいたんだ」と言い、それを聞いた二人はその意味に少なからず驚く。
部屋に戻ったモルダーは深夜一人でOuter Spaceという超常現象を題材にしたドラマのテレビ番組の録画を見ている。そこへスカリーが尋ねてくる。彼女も眠ることが出来なかったようである。モルダーは番組の内容を子供じみている、と馬鹿にしている。そのモルダーにスカリーは、Micahはキリストだと思うか?、と尋ねる。モルダーはからかっているのか?、と尋ねるが彼女は真剣で「真の信仰とは狂気の形を取るのかもしれない」と言っている。ちょうど似たような場面がテレビに映され二人はそれを見て笑う。そしてスカリーが「なん・・・」と言いかけるとモルダーは「42回」と答える。彼が自分の質問を先読みしたのに驚いたスカリーであるが、彼女は自分たちが謹慎処分になってしまってすっかりしょぼくれてしまったんだ、と話す。そのスカリーにモルダーは、Wayneが彼の映画の撮影現場に我々を招待しているんだが、やること も無いので見に行くか、と誘う。 |
| 結局二人は撮影現場に向かう。そこでは最初のゾンビ狙撃手達のシーンが撮影されている。Wayneが二人を熱烈に歓迎し、TeaとGarryに紹介する。Teaは履いていたハイヒールを脱ぎ「どうやってこんなハイヒールで走れるのか見せてくれる?」(^_^;)と聞くが、スカリーは動じず「ええ」と答える。一方、Garryはモルダーに「君の”モノ”はいつもどっちにある?、変な風に取らないでくれ、誰かを演じる時のやり方なんだ、彼の中心がどこにあるか、それが重要なんだ」と言い、モルダーを驚かせるが、彼は「普通は左だ」と答える。驚いた様子のGarryはあわてて衣装替えに行ってしまう。撮影が再開され、ゾンビがTeaに襲いかかるシーンが撮影されるが、Teaの肩に噛みついたゾンビの様子がおかしい。実はゾンビ役の男はベジタリアンであり、噛みつく場所をTofu
Turkeyで作るように頼んでいたのに、実際にはTurkeyで作られていたのであった。 その夜、入浴中のスカリーはモルダーに「何しているの?、私は帰り支度したところよ」と電話をかける。モルダーは「死から蘇った人々ってのはどうして生者を襲うんだろう?」と尋ねるとスカリーは「実際には人は生き返らないからよ、つまり、ゾンビとは人々の様々な恐れの象徴なのよ」と答える。するとモルダーは「僕は別のことを思いついたんだ。彼らは死んでいる間に出来なかったことを順番にやっていくんだ。最初は食べること、次に飲むこと、踊ること、そして愛することさ。ただ彼らにつきあう時間が十分じゃないから分からないだけだよ」と言い出す。そこへスキナーから電話が入り、モルダーはそちらに応対する。スキナーは、O'fallon枢機卿の件では言い過ぎたと詫びる(この時、モルダーはスキナーをWayneが呼んでいたように"Skinman"と呼びいやがられる。彼は自分がモルダー達の下の階に宿泊している、Wayneが自分を副プロデューサー扱いにするというのでLAに来たのであった。モルダーは「A.P. Skinnerですか」と茶化す。モルダーが、何をしているのか?、とスキナーに尋ねると彼は風呂の中から電話をかけている、と答える。驚いたモルダーはスカリーにそのことを話すと、スカリーは「すっかりLAづいたわね」と呆れ、さらに「Teaはちょっと貴方に興味が有るみたいよ」と続ける。モルダーは「そうさ、彼女はずっとそうだよ」と答えるとスカリーは「Garryもみたいよ」と続ける(^_^;)。 |
![]()
|
11ヶ月後、場面は最初の映画館のところへ戻る。映画の中ではGarryとTeaの抱擁シーンが続くが、Teaが「モルダーだめよ」と言い出す。Garryは「友達どうしだったけれどもういいんだ、いくところまで行こう」と答えると、Teaは「そうじゃないの。スキナーを愛しているの」と言う。観衆は驚き、本物のモルダーは「もうやめだ」と言って怒りをあらわに席を立つ。彼がスキナーの方を見ると彼も快く思っていないようである。スカリーはモルダーをなだめようとするが結局モルダーは退席する。しばらく後、ゾンビのシーンの撮影所だった場所にモルダーが一人でポップコーンを食べながら腰を下ろしている。突然風が吹き、モルダーがそちらの方を見るとスカリーが「あちこち探したのよ」と言いながらやってくて、モルダーの隣に腰を下ろす。モルダーは映画が自分が思ったのとはかけ離れたものだったと言うが、そのモルダーにスカリーはMicahがO'fallonにより殺害され、O'fallonも首を吊って自殺したことを知らせる。それはあたかもキリストとユダの関係のようで、Micahはそれを予想していたのだと、モルダーは話す。さらに彼が、O'fallonやMicahなどの死んでしまった人たちを映画が勝手な形で描くことについての不満を話すと、スカリーは、死ぬって事はその人に何もしてあげられなくなるって事かも知れない、と言ってモルダーを立たせながら、スキナーがFBIのクレジットカードを貸してくれたから今晩は遊べるわよ、と言う。歩き始めた二人であるが、スカリーが「実は話さなければならないことがあるの、モルダー」と言い、モルダーが「なんだい?」と尋ねると、彼女は「私、副プロデューサーのWalter
Skinnerを愛しているの」と言う(^_^;)。 二人が立ち去った後の撮影所の墓場のセットでは、風が吹き、音楽が鳴り始め、墓場から人々が蘇り始める。彼らは楽しそうに踊っている。そうそれが生きること、そして死んでからでも可能ならやりたいことなのである。 |
GUEST CAST:
MITCH PILEGGI as Assitant Dirctor Walter Skinner
GARRY SHANDLING as himself
TEA LEONI as herself
WAYNE FEDERMAN as himself
TONY AMENDOLA as Cigarette Smoking Pontiff
HARIIS YULIN as Cardinal Augustine O'Fallon
PAUL LIEBER as Micah Hoffman
BILL DOW as Chuck Burks
BARRY K. THOMAS as Sugar Bear
BILL MILLAR as Director
TIM ROE as Zombie
TINA M. AMEDURI as Tina (Craft Service Woman)