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♪ 昇殿 〜 神田丸 ♪
『 昇 殿 』
“しょうでん”: 『昇天・聖天』 などとも記され、『シチョウメ』・『ヤタイ』 同様、多くの祭囃子系統に存在します。
地域によっては、『宮昇殿』 という曲も存在しますが、私はまだ聞いたことがありません。
笛の「♪チ〜 ヒャ〜ラリ ヤッタ〜」で始まるこの曲は、初心者が一番最初に覚えるのに適した単調な曲です。
単調ゆえに、大胴の叩き方がそのセンスを良く表します。どことなく滑稽で、弾む様なリズムが持ち味だと、私は思います。
「単調である」と書きましたが、「ヒー ドコドコ♪」の3拍子の部分と、「テテスクテン♪」の4拍子の部分があります。
ウチの地域には、太鼓のリズムはありましたが、笛が途絶えてしまいました。
私が中学2年の夏、鵠沼上村に教わりに出て、ついでに(というか、必然的に)切りの部分も教わりました。
『鎌倉』 同様、昇殿を叩く地域は意外と少ないのが残念です。
なぜ、昇殿があまり叩かれないか、と言うと・・・、その切りの部分こそが、『 神田丸 』
だからです。
ウチの町内も、長らく切りをやらずに尻切れ状態でしたが、平成20年夏を目標に、目下練習中です。
(後記:平成20年の奉納太鼓では、めでたく神田丸を演奏できました!)
『 神田丸 』
“かんだまる”: 『かんだまろ』 と言われる事もあります。
『昇殿』 の切りに相当します。あえて別の曲名が付けられた理由は・・・私は知りません。
東京を中心とした「江戸系の囃子」にも曲目が見られるように、東京ではメジャーな曲なのでしょうか。
(でも、神田丸だけ「秘曲」として伝えられる地域もあります。その場合、昇殿は切れるのでしょうか・・・?)
笛の「♪トー シー シャ!」を合図に、昇殿から切り替わるこの曲は、
何と言っても囃子方泣かせの難曲です。
“繰り返し部分”が、まったく無いので、覚えるのに苦労させれられます。
とにもかくにも、「トントン スッコトン・・・」と声を出して(最近の小・中学生たちは、声を出しませんねぇ〜)
大胴と締め太鼓(二人)の息を合わせる必要があります。
鵠沼上村で教わったこの「神田丸」は、長後や鎌倉方面でも聴く事が出来ます。
しかし(どの曲もそうですが、)ちょっとずつ違いがあります。そこが“伝承”の良さなのでしょう。
「先代から伝わっていた「神田丸」を、復刻したんだよ。」と鵠沼上村の先生も、話しておりました。
それを、さらに私がアレンジメントを加えるわけですから、どうなる事やら・・・。
平成20年2月9日 むすこたかなし@管理人
「昇殿〜神田丸」(音楽の再生可能)
「昇殿〜神田丸」(五線譜) (774 KB)
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