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     (12/1)


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  • 肺がんCT検診・肺ドック

     当クリニックでは、これまで専門としてきた呼吸器疾患については、診断面だけでも大きな病院に勤務していた時代と同じレベルを維持する目的でヘリカルCTを導入し肺癌CT検診・肺癌総合検診・肺ドックを行っていきます。

     肺癌についてどうして早期発見が必要なのかは「呼吸器の病気について」の肺がんの項を参照してください。

     まず、レントゲン写真とCT写真ではどれくらい肺の見える範囲が違うのか分かり易く比較した写真をお見せします。
     レントゲンでは見えない薄い影もCTでは映ってきますが、それに加えレントゲンには多くの死角があります。心臓や横隔膜の後ろなどに拡がる肺がCTでは見れますが、レントゲンではほとんど見れないことがお分かりになると思います。その他、鎖骨や肺門部の後ろも見えにくい部分となります。

     以下にレントゲンでは指摘できないがCTでは発見することが出来た肺癌のCT写真を提示します。 
     陰影の濃度がうすくてレントゲンに映らなかったり、陰影が小さくレントゲンでは指摘しにくい例をお見せします。


    黄色い矢印の先の、周りより
    わずかに白くなった円形の
    部分が癌
    この矢印の先の周りよりわずかに
    白い円形の範囲が癌

    この矢印の先の白い円形陰影が癌

     正面のレントゲンでは心臓の影で、側面のレントゲンでは胸椎の影で陰影が見えにくい例をお見せします。


    この円形陰影が癌で、
    レントゲンの正面写真では心臓の
    影に、側面写真では胸椎の影で
    見えなくなってしまう。

    この円形陰影が癌ですが、
    レントゲンの正面写真では心臓と
    肺動脈の影に隠れ、側面写真では
    胸椎の影に隠れ非常に
    見にくくなってしまう。

     このように、CTでは濃度が薄く、小さいうちの(早期の)癌を見つけることが出来ます。もうすこし大きくなったり、濃度が濃くなるとレントゲンでも見えるようになりますがこれは癌がそれだけ成長(進行)することを意味します。もちろん、見えやすい場所にできてくれればレントゲンでも早期の癌を発見することができますが、見えにくい場所が多いので心配な方はCT検診をしたほうが安心です。
     次に、高分解脳CTで見た肺気腫(病気の説明については「呼吸器の病気」の項を参照してください)の画像をお見せします。

    通常のヘリカルCT 高分解能CT

    タバコによって破壊され空洞になって薄い膜に
    覆われた部分が多数みとめられます(矢印の先)。

     肺機能検査で肺気腫になってるかどうかや、その程度が数字ででてきますが、CTでは実際に肺が破壊されている様子が画像として見ることができます。
     この他、気管支拡張症や間質性肺炎(肺線維症)、肺結核症や非定型抗酸菌症などもCTで特徴的な画像所見が得られます。

    当クリニックでは肺について以下のような3つのタイプの検診を用意しました。

    1. 肺癌CT検診
       タバコを吸っていなかった方は、CTでも見えないような中枢側の太い気管支の内側に癌(扁平上皮癌)ができることは稀で、CTが威力を発揮する肺野(肺の外側)にできることが多いのでCTのみで十分と考えられます。
    2. 肺癌総合検診
       タバコを吸っていた方は、CTでも見えないような中枢側の太い気管支の内側に癌(扁平上皮癌)ができることがあるので、この発見に有効な痰の細胞診と、非常に成長の早い小細胞癌の腫瘍マーカーを付けました。
    3. 肺ドック
       タバコを吸っていた方むけに上記の肺癌総合検診に肺気腫などの有無を見るために高分解能CTと呼吸機能検査を付けました。

    是非、ご利用ください。

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