独り言

思うこと、感じたこと、不平不満、繰り言、情報など何でもありの部屋


「これでいいのかな? ULTRA-TRAIL Mt. FUJI」はこちらに移りました。

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2012・1・27

●オオセグロカモメとワシカモメの比較―翼


オオセグロカモメ左とワシカモメの翼下面


翼上面と嘴

●ハヤブサの食痕

アオバとの次列と下尾筒、オスでしょうか。

2012.1.20

●静岡県の第11次鳥獣保護事業計画―――パブリックコメント

 ちょっと堅い話ですが、大事なこと。皆さんのご協力をお願いします。

 鳥獣保護法ってご存知でしょうか。この法律に基づいて環境省が2年ごとにこの法律の運用について見直しをして指針を立てます。昨年の9月に指針が示され、それに基づいて都道府県が事業計画をたててこの4月から運用されます。私たちにとって最も大きな関心事は、愛玩飼養目的のメジロの捕獲が原則禁止となったことでしょう。これでどんな野鳥も買うことはできなくなりそうですが、ちょっと引っかかる点が。原則禁止の「原則」が問題です。即ち特例が認められる可能性があるのです。これによって密猟者は抜け道を与えられたようなものです。但し都道府県によっては事業計画の中で「原則」の2文字を入れない方向のところもあります。静岡県も「メジロの捕獲が禁止された」との表現を使っています。
 次にメジロの捕獲が禁止されたことを周知することが大切です。静岡県の事業計画ではこの点にも触れ、「
市町と連携をとり、重点的に広報することに努める。」と明記されています。「えっ、メジロって捕ってはいけないの?」などという言葉が聴かれないように徹底してほしいものです。

 メジロの捕獲が禁止されると当然密猟や違法飼養の取締りが強化されます。私も鳥獣保護員として警察の家宅捜査に協力してきました。が、ここにも問題点があります。家宅捜索の際には違法飼養の野鳥を押収するのですが、直ぐに放鳥とはゆきません。狭い籠の中に長いこと押し込められていた鳥は飛翔力が低下し、放鳥しても飛ぶことが出来ません。広いケージに収容し、一定期間リハビリを行い飛翔力を回復させる必要があります。しかし現在静岡県には押収した鳥を収容するリハビリ施設がありません。やむなく、県の補助を受けて傷病鳥を収容している動物園などの施設に引き取ってもらうことになります。でも施設側は収容を渋る傾向があり、県を通じて無理にお願いして引き取っていただいているのが現状です。このような鳥を収容する鳥獣保護センター設置に関する記載が事業計画の中にもありますが、「検討する」という表現にとどまり2年前の事業計画から一歩も前進していません。今回の事業計画ではこの鳥獣保護センターの設置を何とか実現させたいものです。折角メジロの捕獲が禁止されても、取り締まりを行うと飼われていた鳥を殺してしまうことになるのでは意味がありません。みなさん、保護センターの設置を求める意見書を是非出してください。(意見書の書式は自由ですので、誰にでも簡単に出来ます。)

事業計画の内容と意見書提出については下記をご覧下さい。

http://WWW2.pref.shizuoka.jp/ALL/shingi.nsf/seikei_sosiki

2011.12.3

●写真の補正

 私はネットサーフィン(古い言葉で済みません)なんて滅多にやらない。自分でHPを解説しているくせに、鳥のサイトを訪れることはまずない。が、先日ちょっと事情があって近隣の地域の方が開設していると思われるサイトを覗いてみた。殆どが野鳥を撮影している方のブログだった。そこで掲載されている写真を見てびっくり。どの写真もものすごく派手な色彩をしている。この時期に撮影したものですが、実際に私がフィールドで見ている実物とは似ても似つかぬ程に色鮮やかなのです。特にグリーンを見ると一目瞭然、彩度の上げすぎであることが分かります。色飽和に達していて、ペンキでベタ塗りしたような写真が多いこと。試しにPCに落としてPhotoshopでヒストグラムを見てみると案の定RGBそれぞれが色飽和しています。どうやらコレが昨今の野鳥写真の潮流のようです。
 このような傾向はフィルム時代から風景写真の間で見られていた。その代表格のフィルムがRVPベルビアでした。このフィルムは実に派手な発色をし、風景や花を撮る方から大きな支持を得ていました。その流れが富士山写真を撮る人たちの間に受け継がれています。静岡県に住んでいると、富士山写真展の入賞作品がテレビで頻繁に流れますが、この入賞作ですらド派手な写真が大半です。紅葉はベッタリと真っ赤、空は真っ青。実際にはありえない色の写真が次々と流されてきます。

 鳥の場合には色だけではありません。フィールドで私の近くで同じ鳥を撮影していた人のブログでは鳥があり得ないほどに大きく掲載されています。そう、大きくトリミングしてあるのです。鮮明度も尋常ではありません。ピンの来ている写真に更に目一杯シャープをかけているのが分かります。ピントが合っていればシャープをかける必要はないと思うのですが。

 これらを見て分かったこと、最近の一眼デジカメの画素数の多さの理由が。大きく撮れなかった写真をトリミングするためだったんですねえ。そして、コントラスト・彩度を上げ、シャープを目一杯かける。あっという間に傑作写真の山が出来上がるというわけですか。これもWEB上で使う分にはよいのですが、流石に大きくプリントするとこうはゆかないでしょう。基本どおり、被写体に接近して撮らなければなりません。

 このような野鳥写真の潮流は我孫子のジャパンバードフェスティバルで昨年から行われ始めた野鳥写真のコンテストにも現れている。流石に賞を受けた写真にはそれほどひどいものはない(ゼロではありませんが)。このコンテストでは応募作品全てを会場に展示する。その中には目を覆いたくなるようなものも。応募規定で規制をしないとどうしてもこのような傾向は出てきてしまう。審査員はどの方もしっかりとした目を持った方なので、極端に補正をかけた作品が受賞することはないと思うが、嘆かわしい傾向ではある。

2011.11.24

●オオジュリンの尾羽

 秋の渡りも終盤に近付き、冬鳥の渡りもほぼ落ち着いたようだ。標識調査も間もなく網が凍りつくようになり、終了となる。
さて、今年の調査でオオジュリンの尾羽に異常のある個体が多いという情報がある。私は最近になってこの話を聞いた。次の写真のように長い尾羽と短い尾羽が混在しているものだ。

 右の1から4が長くて先の尖った幼羽、5,6が先の丸い成鳥羽。左の1,3,4,5,6が成鳥羽で2が幼羽。
長さを測ってみると幼羽は正常なものの尾羽とほぼ同じ長さなのに対して、成鳥羽は明らかに短い。このような長短の尾羽が混ざる個体は成鳥では殆ど見られずその年生まれの幼鳥である。

 あくまでも私個人の推測に過ぎないのであるが、次のように考えている。何かの事故で幼鳥の尾羽が抜けたとする。勿論新たに羽は生えてくるのであるが、新しく生えてくる羽は幼羽ではなく成鳥羽である。そのために幼羽と成鳥羽が混在する。ここまではごく普通にあること。さて新しく生えてきた成鳥羽が何故短いのか?事故で羽が抜けたのが移動期に当たるとエネルギー節約のため新羽の成長が止まるのかもしれない。もしそのようなメカニズムであるなら、成鳥でもこのような個体がもっと見つかってもよいと思われる。

このような尾羽をもつ個体(殆どが幼鳥)はこれまでも少ないながらもごく普通に見られていた。それが今年はその比率が高いというのである。原因は不明である。短絡的に放射線の影響とするのは如何なものだろう?

2011.11.7

●今年の冬鳥

 10月の末から標識調査が佳境に入り、朝4時に家を出て帰宅は18時という毎日。そのためHPの更新も久し振りである。鳥見をする時間も無く、禁断症状が出始めている。
 標識調査とその合い間の鳥見で今年の冬鳥の出現状況を報告しよう。

 今年から調査を始めた朝霧の調査地がなかなか興味深い。基本的にアオジ環境。10月の初旬から中旬にかけてかなりの数のアオジを標識放鳥した。しかし、下旬から11月初旬にかけて渡りのピークは凄まじいものがあった。放鳥数のピークが2回あったことになる。これには次のような理由が考えられるのではなかろうか。最初のピークは朝霧で繁殖した個体群、そして2度目のピークは北から渡ってきた個体。それを裏付けるように2度目のピークの時期が他の調査地での渡りのピークと一致しているからです。
 朝霧ではかなり珍しい鳥も捕獲された。まずはコホオアカ。現時点で既に6羽が標識放鳥された。またアカマシコも2羽。実はこの場所は定期的な渡りのコースではないかと推測している。特にコホオアカは別の調査者が過去2年毎年捕獲しているからだ。
 10月の中旬に通過するノゴマの数がかなり多いことも分かった。浮島とは比較にならないほどの数である。

 浮島はどうか?標識調査では例年と同じ顔ぶれの鳥が同じ時期に通過している。ただ、ホオアカの放鳥数が非常に多いのが今年の特徴といえる。貴重種ではオオセッカ、アリスイが、環境的に珍しいものとしては葦原でアカハラが捕れた。
 浮島の調査の楽しみは調査地のアシ原周辺で目にする鳥である。マガン、ハイイロチュウヒ、コチョウゲンボウ、そしてオオタカと楽しませてくれる。マガンは10月の初旬に姿を見せてから随分と長居をしている。またハイイロチュウヒは11月2日に初認で、まだ飛び回っている。これだけ長くいるとまたぞろカメラマンが集まってくる。情報の時代なので仕方ないのかもしれないが、自分で見つけるのではなく他力本願の輩が増えるのは如何なものであろうか。
 今年はトラフズクが来たようだ。先日のことである。日の出少し前、網張りを終えて車の中で休んでいると、調査地の上をフクロウ類が飛び回っているのが目に入った。暗くてしかと識別できたわけではないが、トラフズクと思われる。コミミズクと違って明るいときには飛んでくれない。でもどこかで塒を取っているはず。暇が出来たら浮島のそれらしい木を逐木チェックしてみたい。

2011.10.1

●浮島のヌマアジサシ

 昨日狩野川西部浄化センター南の池でヌマアジサシの幼鳥が採餌をしていた。条件が悪くなかなか種の同定ができないでいた。距離はあったが何とか撮影した写真を拡大してみたのでご覧いただきたい。
 東部の黒斑が目より下まで伸びたヘッドフォン型であること、翼の前縁と後縁に暗色の帯があることなどからハジロクロハラアジサシではないかと思うのだが、いくつか疑問点も。頭頂にごま塩斑があること、腰がそれほど白くないこと等。

シラサギ類の識別

 この時期浮島田んぼでは渡りのチュウサギやアマサギを交えて非常に多くのシラサギが見られる。簡単なようで意外と間違いの多いシラサギの識別について薀蓄を。

 初心者は大きさや嘴の色で識別しがちだがこれは危険。単独個体は比較するものがないので大きさは難しい。嘴が黒いからといってコサギとは言えない。婚姻色のダイサギやチュウサギの嘴は黒いから。ではポイントはどこにあるのか。嘴の長さ(正確には頭頂に対する長さ)と頚の長さ。

 嘴が長いのはダイサギとコサギ。それに対してチュウサギとアマサギは短い。似たもの同士を比較してみよう。

1.ダイサギとチュウサギ


ダイサギ


チュウサギ

こうして比べると一目瞭然、ダイサギの嘴が如何に長いかチュウサギの嘴が如何に短いかが分かる。
近距離で観察できるときは口角の切れ込みに注目。ダイサギは眼のずっと後ろまで口が裂けているのに対して、チュウサギではほぼ眼の後端まで。

2.チュウサギとアマサギ


アマサギ

 アマサギは頭部だけ見るとチュウサギに酷似する。繁殖期ならあの亜麻色の羽毛で問題ないのだが、非繁殖期は要注意。チュウサギとの決定的な違いは頚の長さ。アマサギはこの写真を見て分かるとおりとても短い。

3.ダイサギとコサギ

 コサギは嘴が長く、絶対値で比較してもチュウサギより長い。頭部の形だけ見るとダイサギに酷似する。通常期はダイサギの嘴は黄色いので間違ええることはない。しかし、婚姻色のダイサギの嘴は黒くなるので注意したい。幸いなことにこのときのダイサギは嘴の付け根(目先といった方が良いか)がコバルトブルーなので識別は難しくない。また、頚の長さがダイサギのほうが明らかに長く、段差がついたような曲がり方も識別の助けになる。(下の写真の引き出し線のところの頚の曲がりに注意)更に、口角の位置が明瞭に異なる。

2011.9.29

●明星山

 失業中で時間がたっぷり、鳥見もたっぷり出来る。この時期はタカかシギチなのだが、静岡県東部にはシギチのフィールドが少ない。少ないうちの一つである富士川河口がダメなので選択肢はタカしかない。というわけで今日も明星山。期待して訪れた昨日は見事に振られたが、さて今日は如何に?

 まあ飛ぶには飛んだのですが、少ない・遠い!実はたくさん富んでいたのかもしれないのだが、鳥が余りに遠くてしかも快晴なのでかなり多くを見逃している可能性が高い。何とか撮影可能なところを飛んだのはほんの数羽。(みんなの写真参照)今年はまだ殆ど飛んでいないので逆に今後が楽しみ。この週末がピークとなるかもしれない。

 

 

2011.9.28

●富士川河口

 先週までの忙しさがウソのように暇になった。殆ど失業状態である。暇であること、天気の状況が良いことから近くの明星山にタカの渡りを見に行った。同じことを考える人が多かったらしく、20人程の鳥屋で展望台はごった返していた。が、肝心のタカは現れず。弁当を持参していなかったので、12時早々に退散した。
 折角外に出たのだからそのまま家に帰るのは勿体ないという文の意見で富士川河口にシギチを訪ねることにした。台風の影響で地形が変わっているだろうということはある程度予想していた。しかしその変わり様には驚いた。東岸先端の池は殆ど消滅していた。そして山のように堆積した流木。とてもシギチが休めるようなところはない。それでも残された僅かな草地にチュウシャクシギの「ホイピピピピッ」の声が。何故か海上にコアジサシの姿があった。果たしてシギチが羽を休めるような環境に戻るのはいつのことであろうか。

西岸の蒲原町御殿山公園から俯瞰すると

2011.9.26

●続ジシギ

 今年は忙しく、ジシギの最盛期である9月初旬は殆どフィールドに出ることが出来なかった。たまたま移動途中に短時間立ち寄った浮島で何とか2個体撮影できた。さて種の識別は可能であろうか。

 過眼線が太くて一見タシギに思えたのだが、下列肩羽のバフ羽縁が内外で等幅なのでタシギではない。実際この後飛んだときに翼の後縁は白くなかった。頭側船が黒くて、ごま塩状のバフ斑がないことから多分チュウジシギだろう。といってもとても断定できるものではない。

 

 こいつはなかなか厄介だった。この姿勢のままで全く動いてくれないので羽衣の特徴が分からない。目先線が細いのでタシギではないかと思いきや、眉斑は細くてタシギを示唆する。最終的には散歩犬の接近で飛び立ち、そのとき翼の後縁にくっきりと白線が。

2011.8.19

●「みんなの鳥」のジシギは何故オオジか?

 時々文に付き合って静岡に買い物に行く。いつもは彼女が買い物をしている間にこちらは麻機で鳥見をするのだが、今回は焼津まで足を伸ばして田尻や藤守といった水田地帯の休耕田で淡水性のシギチを探すことにした。

実際現地に行くと、まず休耕田を探すのに時間を取られ鳥見の時間は限られた。また、鳥自体が実に少ない。漸く見ることが出来たのはイソシギ、コチドリ、オオジシギ、ケリ。このとき観察したジシギは恐らくオオジシギ。ジシギの識別は実に厄介。でもそれだから面白い。今日焼津で撮影したジシギをオオジシギと判断した根拠を書いてみます。『みんなの写真』に掲載した写真を拡大して説明します。(一部別アングルのものを使用)

識別の流れ。1.タシギを否定。 2.ハリオを否定。3.チュウジを否定。という順番です。

1.タシギではない理由。

目先線が細い。そのため相対的に眉斑のうち目より前の部分が太い。タシギは目先線が太い。

次に肩羽の淡色羽縁の幅。内側も外側もほぼ同じ幅。タシギの場合は外側が幅広で
狭い内側と極端に差がある。 尚羽縁が白い羽根があるのは幼鳥であることを示す。

2.ハリオではない理由

ハリオは寸詰まりの体型をしている。写真の鳥のように後ろに長い鳥ではない。

ハリオでは畳んだ翼から尾羽がこんなに突き出していない。

3.チュウジではない理由

これが最も厄介。一番上の写真にあるように頭側線が実に黒く、小さなバフ色の斑が混じっていない。秋の渡りでこのような鳥を見るとチュウジシギではないかと思ってしまう。
 しかし畳んだ状態での初列風切の重なりを見てみよう。P10とP9の差が極めて小さい。これはオオジシギの特徴。チュウジの場合は「p10とp9の差」=「p9とp8の差」

上記は私がジシギを識別するときの大きな流れである。いつもこんなにうまく行くとは限らない。その場合は時間をかけてじっくり観察し、その他の補足的な識別点をチェックすることになる。これから9月の初旬まで、ジシギ識別の楽しみが続く。

2011.8.16

●続アオバト

 昨日、由比にアオバトを再び訪ねた。午後の出現状況の確認のためである。前回は午後1時過ぎに撤収したのだが、飛来する鳥の数が午前より少なくなったと感じていた。昨日は現場についたのが午後3時。ハトの姿がない!予想していた通りだ。それでも数十羽の群れが時々飛来する。光線は海上を飛ぶハトを撮影するのには順光で申し分ないのだが、如何せん対象となる鳥が少なくては・・・。因みに飛来する場所はかなり限られている。東名下りの由比パーキングの南端と、東倉沢港の丁度中間点付近に集中して飛来する。そこでパーキングから200メートルほど歩いてテトラの陰に潜んでいると、至近距離に降りてくる。以下の写真は全てトリミングなし。ハトがいない間は山側のハイタカ、会場のウミネコ、クロサギ、ミサゴと遊ぶ。

  

 

アオバトの性と齢は思ったよりも複雑かもしれない。雌と思っていると若い雄らしい奴がいる。虹彩色や嘴の色、雨覆の色に注意。

  

 

 

2011.8.5

●アオバト

 夏期アオバトが海水を飲みにくることは良く知られている。その場所も大崎の照ヶ崎海岸や浜名湖などが有名である。静岡市の由比海岸にも多くのアオバトが飛来することは地元の我々は良く知っているが、全国的には余り知られていない。

 以前支部の遠出シギチ探鳥会の時に必ず訪れていたこの場所に久し振りに行ってみた。山の鳥が見難くなり、シギチの渡来には少し早いこの時期にはもってこいの場所だ。

 行き方。東名高速道路の下り線由比パーキングエリアがハトが最も良く集まる場所に当たる。しかもこのパーキングは建物の屋上に観察場所まで用意されている。私は富士川サービスエリアのスマートインターから9時少し前に高速に乗った。この時刻に乗れば、ETCの通勤割引が効き料金が半額になる。

 パーキングについたら最も静岡よりに車を止めて、屋上観察場所に立つ。鳥は朝から大変な数が次々と海水を飲みに訪れる。この日は二つの幸運が重なった。ひとつは台風による高波。ハトはやってきても水が呑めない。だから呑めるまで何度も何度も訪れる。もうひとつはハヤブサの存在。どうやら若鳥が居ついているようだ。この日は何度もハンティングに訪れた。4度目にして漸くゲット。それまでは後からやってくるハトが溜まりに溜まって大変な数になった。

 撮影される方に。海岸はテトラで、自然の岩礁はない。そこは割り切るしかない。一人で撮影している限り鳥自体はかなり近くにも降り立つ。複数ではこうは行かない。光線は東が海、西が山なので午前中は山から飛来する個体を狙えば順光。逆に海上を飛ぶ個体は逆光になる。昼前後になれば北側を東西に飛ぶ個体が撮りやすくなる。午後は光線が逆になるので海側の個体が順光となる。が、私は昼過ぎに撤収したので実際にはどうなのか。午後には飛来する個体数が減少するかもしれない。鳥さえ来れば、夕方の通勤割引を利用して撮影するという手も。

 高速道路を使わない方は国1の東倉沢にある押しボタン信号の脇から海岸に出ることが出来る。ここから由比パーキングまで数百メートルを歩くとよい。しかし、パーキング内の屋上観察所は利用できないので注意されたい。

 由比のもう少し静岡寄り、興津川の北東付近もかなりの数のアオバトが海水を飲みに来る。国1を車で走っていると、必ずその姿を見る。但し、ここはどのようにして海岸に出たらよいのか私には分からない。ことによると由比よりももっと効率の良いところかもしれない。どなたかご存知の方教えてください。

2011.6.25

●アカモズあれこれ

 毎年繁殖に訪れていた道の駅南のアカモズ、昨年の秋に始まったフードバレーの工事で彼らの繁殖場所は消えてしまった。ところが、嬉しいことに今年もめげずにやってきた。でも、どこで子育てを摺ればよいのだろう?どうやら工事区域の更に南で繁殖に入った模様。最善の場所とは言えないが、何とか成功してもらいたいものだ。この番は鳥屋に良く知られているので、今年も主に首都圏から多くのバードウオッチャーが訪れている。やってきた鳥屋は環境の余りの変わりように一様に驚きの声を上げている。工事区域の南の繁殖場所から時々採餌に道の駅東の桜に飛来する。カメラマンはひたすらこの機会を待っているようだ。昨年までのように追い回されることが無いのは逆に彼らにとっては幸いなのかもしれない。

 もう一ヶ所首都圏の鳥屋に知られたアカモズがいる。先日そこを車で通りかかると、平日にも関わらず7から8人のカメラマンが大砲を並べていた。朝霧のアカモズのうち、一番カメラマンに追い回されているのがここのアカモズ。でも、そのお陰で他の番は安泰。これを「観光アカモズ」と言うのだそうだ。情報で走り回るカメラマンには他の番を見つける観察力や技術は無いので、愛想の良い一番が犠牲になって他の番が助かるのでこれでよいと言う人もいる。それならそうであって欲しい。

2011.5.1

●こんな調査もある

 この方、長野在住のTK田さんですが何をしておられるか分かりますか?拾ってきた落ち葉をルーペでのぞきこんでいます。実は陸貝、つまりカタツムリの仲間を探しているのです。ルーペを使わなければ見つからないほど小さなやつを。

撮影し拡大してみました。私の指紋と比較してください。如何に小さいかがお分かりでしょう。
白い方がゴマオカタニシ、赤っぽい方がベニゴマオカタニシというのだそうです。へエー!

代替バッテリー使用感その3

 色々なことが起きました。前回バッテリー残量が1%になってからいつまでも使えると書きましたが、流石に力尽きたので充電をしました。セットで購入した充電器を用いてです。充電完了してカメラにセット。しかーし、表示は1%のまま、フル充電したのにです。暫く、カメラにセットしたり外したり、スイッチのオンオフを繰り返したり。それでもダメ。そこで電池に内蔵されているICチップにフル充電されているというデータが書き込まれていないのではないかと思い、純正の充電器にセットして数秒置いてみました。そして改めてカメラにセット、見事充電量100%と表示され動きました。やれやれ。

 ところが充電量78%まで使ったところでダウン。カメラには何も表示されなくなり、ウントモスントモ動かず。前回同様純正の充電器でフル充電してみた。またまた普通に動く。一体何が起こっているのだろう。こんなこと繰り返していて、カメラ自体が壊れたら元も子もない。不安!どなたかこんな症状を経験した方居ませんか?

2011.4.8

●7DのAF性能

 40DとのAF性能の比較をしようと駅前のコロニーで高速で飛び回るヒメアマツバメを撮影してみた。撮れた写真はみんなの写真をご覧いただきたい。

 AFエリアの設定は何がベストか。40Dのときと同様に、全面にすると全く追従しないので中央一点にする。ファインダーで見ている限り、40Dと殆ど変わらず。そこで領域拡大にしてみると、かなりいい感じ。ファインダーで見ている限り常に追い続けてくれる。但し実際に撮影した画像を確認すると、ロングはどうしても歩留まりが悪い。これはセンサーの限界なのかもしれない。少なくともヒメアマの飛翔写真に関しては、カメラの性能よりも近距離を高速で飛翔するヒメアマを如何にファインダーで捕らえるかが問題のようだ。因みに歩留まりは以前40Dで撮影したときと比較して良くはなっているものの、劇的な改善とまでは言えない。ただ、ファインダーで見ていて「うん、追っているな。」と感じられるのは気分は良い。

代替バッテリー使用感その2

 上記のヒメアマの撮影では連写に次ぐ連写。そのため充電後の撮影枚数は1000枚を越えた。長時間にわたって画像チェックもした。それでもまだこの代替バッテリーは切れることがない。バッテリー残容量は最初からずっと1%のまま。前回推測したことが当たっているようだ。実際にはフル充電されていたのだが、ICチップの問題でバッテリー情報が正しく表示されていないだけのことらしい。次回の充電後にどうなるかが楽しみだ。

●春の花は黄色

  

 

 

 

 

 刈り取った葦原にノウルシの
黄色いじゅうたんが広がる。
 ごくありふれた花だと思って
いたのですがじつは希少種。
 静岡県内でも浮島はこの種の
貴重な生息地だそうだ。


 

トウダイグサの仲間。           ノウルシの間にはヒキノカサも咲き始めています。

2011.4.4

●地デジ対応

 直前になったら、とのんびり構えていた我が家の地デジ対応ですが、のんびり出来なくなった。数千円のデジタルチューナーで済ませようと思っていたのだが、もう30年以上も故障知らずだった14インチのブラウン管テレビがとうとうだめになったからだ。と言っても壊れたのはテレビ本体ではなくてリモコン。爪が折れそうになるほど強くボタンを押さないと電源の切入が出来なくなった。どうせ買い換えるのならこの時期、つまりエコポイントがまだ付く時期にと思い立った。

 そもそも家電に全く興味がなく知識がないので、今のテレビ事情を研究するところから始まった。その結果ポイントとなるのはサイズと録画機能と言う結論に。居間は4.5畳と狭いので余り大きなものは返って邪魔になる。それでも32インチ程度は必要かと思っていたのだが、文の抵抗が大きかった。出来るだけ小さいほうがよいと言う。これまでの14インチブラウン管程度を主張。そうなると選択肢は19型しかない。リモコン操作が簡単で割安のBD内臓のテレビが良いだろうと考えて検索すると、19型にはそのような製品はない。最小でも26型以上にしか設定されていない。録画したものをディスクに焼いて保存することは殆どないし、DVDを借りてきてみることもないので、HDDに録画することさえ出来ればよいことになった。そうすると選択肢が広がった。
 レグザの外付けHDD対応が第一候補として浮上。ネットで最安値を検索し、近くの量販店で購入することにして電器屋巡りに出かけた。富士・富士宮地区のヤマダ、コジマ、ノジマ、エイデンをハシゴした。思っていた以上に店の価格差があった。本命のレグザ19RE1Sは最安値がヤマダの33800円。USB外付けHDDは1.0TBでノジマの5880円が最もお買い得。最後に行ったエイデンで外付けHDDが使える19型のアクオスが29800円で投売り?されていた。よし、これで決まりだ!早速買い物中の文を呼びこれに決めたことを説明した。
 店員が手がふさがっていて順番待ちをしているときに、カタログを精査した。イヤー危なかった。何とこいつにはチューナーが1つしかないのだ!つまり裏録ができない。エコポイント切れ寸前で店が混んでいたのが幸いした。結局レグザの19インチをヤマダで買うことにした。取り合えずHDDをノジマで買って帰宅。既に時間が遅かったのでテレビは翌日朝一で購入することにした。

 翌朝、開店前のヤマダで行列に並んだ。なにせ早く店員を捕まえないと、長いこと待たされるからである。開店と同時に店員を捕まえて直ぐに購入。何と、前日よりも更に1000円値下げされていた。更に粘ったのだが、ポイントすらつけさせることは出来なかった。
 レグザ19RE1S:32800円+HDDバッファロー1.0TB:5880円―エコポイント4000点(ワオンに)+リサイクル量2310円=36990円

 設置、配線、設定は簡単だった。レグザは今回の地震(富士宮での)で倒れて液晶が壊れる例が多いと聞いた。確かに台座が楕円形で非常に倒れやすい。勿論ガッチリとネジ止めした。で、これまでのところ問題なく、今までとは比較にならない綺麗な映像を楽しんでいる。録画もとても簡単で不満はない。が、文には不満が。まず、起動やチャンネルの切り替え時にタイムラグがあること。画像が鮮明すぎて、出演者の化粧や肌荒れが分かってしまうこと。

代替バッテリー使用感その1

 北海道で低温性能を試したかったのですが、出番がなかった。その後残り1%まで使い込んで、充電をした。そのときの撮影枚数が1300枚と、純正よりもはるかに多く撮れた。純正は残り10%程度で800枚程度だった。

 さて、充電をしてから2回目の使用時に問題が起こった。カメラに装着したところバッテーリー切れ警告が点滅するのだ。残量を調べると1%と表示される。フル充電したばかりなのに、である。やれやれ一回使っただけでおしまいか?ところがシャッターを切ってみると何枚撮ってもまだまだ撮れるではないか。ことによると充電はちゃんとされていて、残量表示だけが正しく対応していないだけなのかもしれない。このまま暫く使ってみることにするが、何時切れるのかが分からないのは困るなあ。

2011.3.28

●ウルトラトレイル・マウントフジ=UTMF

トレイルランニングというスポーツがあることを知った。昔のクロスカントリーのようなもの?ランニングブームもあり、ランナーの中には都会の舗装路を走るよりも自然の中を走りたいと思う人が居て当然であろう。登山道や林道を走るトレイルランはヨーロッパではかなり盛んらしい。レースもかなり多く開催されている。その中で最大のイベントにウルトラトレイル・デュ・モンブラン=UTDMがある。このレースで3位に入った日本人のプロランナーがこのようなイベントを日本でも開催したいと思いUTMFを企画した。富士山を一周する100マイル=160キロメートルのレースである。詳しくは以下をご覧いただきたい。

http://www.ultratrailmf.com/

このイベントの存在を知ったのは野鳥の会の幹事会にUTMFの実行委員が説明に訪れたからである。内容を知り驚いた。自然環境に配慮するというのだが、とても配慮がされているとは思えない内容だった。野鳥の会の幹事からもその点について厳しい意見が次々と出された。しかし、会として正式に開催に反対するような立場をとることはなかった。恐らく実行委員会には野鳥の会の了解が得られたと解釈されるかもしれない。
 細かな点を言えばキリが無いのだが、問題点は大きなくくりで言うと次の2点に集約できると思う。
 1.開催時期の5月が繁殖期であること  2.参加人員が2000人と規模が大きいこと

子育ての真最中に延々何時間にもわたって続々ランナーが通過し続けたなら、コース脇に巣を構えていた鳥の番は決定的な影響を受ける可能性が高い。計画されていたコースには富士山麓でも最も鳥の生息密度の高い場所が何箇所か含まれていた。また参加者は2000人でも、支援者や大会運営者を含めると一体どれだけの人数になるのであろうか。さらに参加者の何割かは間違いなく試走に訪れるはず。コースにあたるトレイルがどれだけ荒らされるか想像に難くない。

この大会がお手本としているウルトラトレイル・デュ・モンブラン=UTDMのレースの模様はNHKで放映された。その映像を見る機会が得られた。(多分NHKのオンデマンドで見ることが出来ると思われる)しかしこの大会をそのまま自然環境の異なる日本に移植するのは無理があるようだ。UTDMはそのコースの大半が標高の高い登山道を走る。森林限界を超えたところである。影響を受けるような植生や動物も非常に少ない。これに対して富士山周辺のコースでは大半が森の中に設定されているからである。

 自然環境の中で行う活動は多かれ少なかれ環境に対して負荷を与える。登山であれ、バードウオッチングであれそれは避けられない。だからその負荷を出来るだけ少なくして自然を楽しむという姿勢が大切ではなかろうか。どうしても開催するというのであるなら少なくとも繁殖期を避け、コースは舗装路に設定してほしい。舗装路ではトレイルランにはならないかもしれないが。

周辺の自治体を巻き込んでのイベントだけに、批判的な声を挙げにくい状況だが次のような書き込みを見つけた。

http://www.fujisan-net.gr.jp/bbs/index.asp

 

2011・3・21

●今度は地元で地震

 東北関東大震災、原発の事故と続いていた15日、今度は富士宮で。

私は既に床に就いていた。寝入り端というやつか、揺れを感じた。揺れが急激に大きくなりこれは尋常ではないと感じ、飛び起きて文と共にトイレの前に避難した。ここは最も柱が密集していて一番安全だと、以前から話していた所だ。揺れは長くは続かなかった。揺れている間にタンスや戸棚の上に乗っているものが次々と落ちてくる。揺れが収まったときは部屋中にものが産卵していた。しかし、見たところ家具は倒れていない。外の様子を見ようと玄関に通じる障子を開けようとしたが、開かない。玄関のスチール製の棚が倒れて障子をブロックしていたのだ。心配していたパソコンもディスプレイが倒れただけで問題なし。揺れが東西の横揺れで、我が家の家具は南北方向には倒れやすいが、東西方向には倒れにくい向きにおいてあったのが結果的に良かったようだ。また幸運にも富士宮のかなりの地区で停電したのだが、我が家の辺りは電気は使えた。テレビの地震情報によると富士宮は震度6強だとのこと。震源は富士宮の直下と言ってもおかしくない所であった。有難いことに地震直後には友人から安否を尋ねるメールが届いた、身内の誰からも連絡がないのに。その後余震が数回あったが、本震以上の揺れがくることはないはず。取り合えず、布団周りのものだけ片付けて寝ることにした。

翌日は後片付けに追われた。食器が落ちて割れることもなく作業はたいしたことはなかった。と思っていたところ夕方になって被害が発覚。風呂を沸かそうと風呂場に入ると、浴室の床や壁のタイルのあちこちにひびが入っている。壁と柱の間にもかなりの隙間が出来ていた。大家さんから提供されたコーキング剤を詰めて応急修理をした。そのため風呂は翌日までお預けとなった。

隣近所を見て回った。木造の瓦屋根がかなりやられていた。殆どの家で棟の上の瓦が落ちていた。大谷石の塀の倒壊も目立った。しかし、流石に倒壊や半壊と言う家はなかった。どうやら倒壊するかどうかの境が震度6と7の間らしい。

我が家は築30年の二階建て木造アパートの一階。大きな地震が来たら倒壊することは間違いないと覚悟していたので、震度6強の揺れに耐えたのは意外であった。かなり怖い思いをしたのであるが、怪我することなく震度6強を体験できたのも収穫だった。少なくともこれまで全く講じてなかった対策を取ろうという気持ちになったからである。

家の補修の為に買い物に出かけた。ホームセンターはごった返していた。同じように考える人が多いのだ。家具の固定金具、乾電池(特に単1と単2)、懐中電灯、携帯ラジオ等は全て売り切れ。スーパーやコンビニではレトルト食品、カップ麺、パンが売り切れ。何とかならないものだろうか。これではもっと困窮している東北にものが回らなくなってしまう。

最後に、地震の後多くの方からお見舞いを頂いた。お礼を申し上げたい。不安な気持ちになった直後だけに、そのお心遣いが実にありがたい。皆さんも明日はわが身、備えを怠りなく。

2011.3.12

●巨大地震     

 とんでもない巨大地震が発生したものだ。

そのとき私は岩本山公園で鳥を見ていた。突然めまいがした。またメニエルか?いやいや回転性のめまいではない。脳に障害が起こったのか、いよいよ俺も年貢の納め時か?と、その直後富士市の広報無線から「津波警報が発令されました。」の声が。地震だったのか。それにしても大きくて長い揺れだった、と思いながら家のことが心配になった。直ぐ文の携帯にかけるが20度以上の呼び出し音にも関わらず応答なし。その後何度かけなおしても呼び出し音すらせず、全く繋がらない。あわてて家に車を向かわせる。途中の信号は全て消えている。既に停電しているのだ。

家までの15分が実に長かった。文は家の前の屋根つきの駐車場に近所の方と避難していた。無事な姿を見てほっとした。停電していたが幸いにも車のナビでワンセグを見ることが出来た。津波が押し寄せる状況がヘリからの生中継で伝えられていた。スマトラで起きたあの大津波が日本でも起こっているのだ。

テレビで被災状況を見ていたのが間違いだった。停電がなかなか復旧しないのだ。幸いにも水道とガスは使える。食料も買いだめがあると言う。ラジオの電池を確認。念のために電池とろうそくを求めて近くのコンビニに走る。しかし、既にコンビには多くの人でごった返していた。食料は全て売り切れ、電池も殆ど残っていない。勿論ろうそくなど一本も無い。別のコンビニに行ってみたが、外まで行列が出来ている。

そうこうしているうちに日が暮れてどんどん暗くなる。停電は翌日には回復するだろうと腹を決め、あるもので凌ぐことにする。風呂はガスだが、電気でコントロールしているので沸かせない。夕食は買いだめてあったカップめんで我慢する。明かりは漸く探し出したロウソクに頼ることにした。文が10年前に結婚祝いで友人から頂いた洒落たロウソクを探し出してきた。しかしこれは出来れば使いたくない。何とか小さなロウソクで済ますことが出来た。

こうしてラジオに耳を傾けながらカップめんをすするキャンドルナイトは更けていった。

未明に電気は復旧。12日の今朝は被災状況をテレビで見ることが出来た。被災地の方々の一刻も早い救出を祈るばかりである。

2011.2.27

●ガセネタ?

 先日清水の友人からの電話で、「静岡県にバライロムクドリが出ているという話を聞いたのですが、知りませんか?」と聞かれた。「エーッ、静岡県にバライロムクドリが?」と思わず叫んでしまった。「渡来するとしてももっと西の九州や沖縄なら分かるが、静岡で出現したらすごいことだね。勿論知りません。」と、答えた。

 私は珍鳥ハンターではない。このような情報が伝わってくることは通常無い。しかし、静岡でのバライロムクドリとなるとただ事ではないと考え、首都圏在住の情報通に問い合わせた。彼は極めて広い情報網を持ち、信じられないような情報を極めて早く入手しているからだ。しかし、その彼でも静岡のバライロムクドリの件は初耳であった。

 翌日別の友人から「静岡にバライロムクドリが出ていて、渡邉修治一派が情報を隠している。」との話しが飛び込んできた。一体どうなっているのだろうか。もともと私は珍しい鳥を見つけたときは様々な条件を考慮して、問題が無ければ情報は流すが、少しでも問題があれば誰にも話さない。たとえ妻であっても。一部の人に教えて、他の人に教えないということは後々しこりを残すことになるので、絶対にやらない。何よりも卑怯ではないか。このような姿勢が、「渡邉は情報を隠す」という風に撮られているのかもしれない。

 情報を流すかどうかの判断は主につぎの3点による。

 鳥屋やカメラマンが多数集まるような珍鳥の場合、1.鳥が追いまわされないか。 2.環境が荒らされないか。 3.周辺住民に迷惑がかからないか。
教えなかったために他の鳥屋からうらまれないか、などということは考慮すべきではないと思う。厳しすぎますか?

●代替バッテリー

 7D用の予備バッテリーが必要なのだが、純正品は余りに高くて買えない。そこで代替品の購入を検討した。

ネットで検索、クチコミも隅から隅まで目を通した。代替品を使用している友人にも使用感を尋ねた。その結果誰もが、「純正品ではないので自己責任で」というのだが、不具合を訴えた例は殆ど無い。あったとしても、バッテリー情報が表示されない商品がある、純正の充電器が使えないという程度のもので、ボディが壊れたという例は全く無かった。

 純正品が最安値でも6500円はするのに対して、代替品は2000円弱で手に入る。これで特にトラブルがないのであるならば「買い」だ。早速知り合いから紹介されたサイトから購入しようと試みた。が、在庫切れ。充電器とのセット品がプラス200円程度で手に入ることが分かった。純正の充電器があるので、充電器は特に必要なかったのだが、ほかに選択肢が無いので注文することにした。数日で品物が届いた。代引き料を取られたが純正品とは比較にならないほどの低価格の2300円。

 品物が届いてちょっと気になったことが。サイトでの説明では、バッテリー情報がカメラに表示され純正の充電器でも充電できることになっていた。ところが届いた商品に添付されていた紙片には「純正の充電器を使用すると壊れる」と英文で書かれていた。話が違うではないか!と、思ったがまあ専用の充電器とのセットなので「まっ、いいか。」ということにした。

 実際の使用感。バッテリー情報は問題なくカメラに表示された。しかし、フル充電状態でカメラにセットすると、充電状態が100%ではなく48%と表示された。事前に調べたネットのクチコミでも「フル充電の筈なのに80%と表示された」という書き込みがあったので、同じ状況のようだ。しかし、80ならまだしも48%は無いだろう。そのまま使っているのだが、300カット以上撮影してもまだ48%のまま。その後徐々に低下して、800カット撮影した時点で25%。純正品では800カット撮影すると9%にまで低下したので、撮影可能枚数は純正品以上かもしれない。どうやらフル充電しても純正品と同じ電圧まで上がっていないのが48%表示の原因なのかもしれない。何れにせよ今のところ、撮影に支障をきたすようなことは起きていない。来週北海道に探鳥旅行に出かけるので、低温時の性能がどうなのか試すことが出来る。さて、どのようなことになりますことか。

2011.2.25

●ヒレンジャクの性と齢

 山中湖経由で仕事に行くことがあり、折角だから鳥見を。前回に訪れたときから3週間経っていた。カモが激減していた、春がそこまで来ていることを実感。結局レンジャクと遊ぶことになった。幸い鳥屋やカメラマンは殆どいない。自由に観察・撮影が出来た。そこで、撮影した写真を使ってレンジャクの性と齢の識別を試みる。

 

まずは年齢

初列風切先端の白斑がポイント。
外弁@と内弁Aの両方に白斑があるこの個体は成鳥

次は性

ポイントは喉の黒斑の下端
下端の境界がコントラストが強くてくっきりしていたらオス、
不明瞭でぼやけていたらメス
この個体はぼやけているのでメスと思われる。

と、ここまで書くと簡単そうに見える。
確かに年齢は初列先端の白斑で間違いなく査定可能だが、
性別はそう簡単ではない。
どちらともいえない個体があるからだ。
標識調査で手にすると迷うことが多い。
反って野外観察や写真によるほうが分かりやすいようだ。

 

この個体はどうだろう

初列風切先端の白斑は外弁のみ(B)なので若鳥。
2月の撮影なので第1回冬羽ということになる。

次に喉の黒斑下端の境界。
この写真ではちょっと分かりにくいが、明瞭なのでオスと思われる。

その他の特徴を見てみよう。
まず尾羽先端の赤色斑(C)の幅。

この幅がメスよりオスのほうが広い傾向がある。
ただし、かなりの重複があるので明瞭に幅広で
無ければオスとは断定できない。逆に
かなり細くなければメスとは言えない。
この個体は磨耗が激しい。
磨耗していてもこれだけ幅広いのでオスだろう。

最後が次列羽軸先端の赤。
これが性・齢とどんな関係があるのか不明。

 

これまでの話しからすればAとCの特徴から
♂1Wと思われる個体。

ちょっと分かりにくいが次列の一枚の
羽軸先端に赤色斑が見られる@

最後にBをご覧いただきたい。

下尾筒の色ですが、オレンジの個体と
この個体のように赤い羽が混ざる個体がある。
一体これは何を表しているのだろうか。
性や齢と関係があるのか?
はたまた唯の個体差なのか?

繁殖地での調査または
標識調査でRt個体を再捕獲し
データを蓄積する必要がありそうだ。

 

2011.1.27

●撮影場所は伏せることに

 フィールドでの友人と話していたときに話題となったことに、「鳥見スタイルへのHPの影響」がある。以前他の方からも指摘されていたこと。このHPの情報で特定のフィールドに鳥屋というよりカメラマンが集中して影響が出ているという。自分で鳥をみつけて観察撮影するのが本来の鳥見なのだが、殆どの人が情報を頼りのお手軽な鳥見・撮影をするようになりつつある。そして特定の人気の鳥や珍鳥現場に多くの人が集中し、問題が起こる。私のHPが結果的にその片棒を担いでいるという批判である。確かにこの批判は当たっているかもしれない。例えば丸火自然公園の水場周辺の植生破壊は間違いなく私に責任がある。

 鳥屋やカメラマンにマナーの遵守を訴えて解決する問題ではなさそうである。そこで非常に残念ですが、「みんなの写真」の掲載に当たっては撮影地を、場合によっては撮影日も明かさないことにしました。ご理解をいただきたい。

●新しいカメラの評価1

 以前から欲しいと思っていたが金欠のため買うことができないでいた7D。ちょっとした小遣いが入ったのを機に手に入れた。そのファーストインプレッションを。

 最も期待していたのがAF性能、特にスポットAF。精度、スピードともに期待通りであった。もう1つが領域拡大AF。仕事では空抜けで飛んでいる鳥を撮影する機械が多い。これまでのカメラでは鳥が近くて、晴れてコントラストが強いときなら問題なかったのだが、遠距離や曇りのときは歩留まりが不満であった。これが領域拡大AFで解決したようだ。

 連写スピードも格段にアップ。合焦速度も上がったことと合わせて、スカスカ撮れて実に気持ちがよい。

 液晶モニターの解像度が上がって高精細になり、とても見やすくなった。以前ニコンを使っている友人が、「カメラのモニターで画像のチェックは十分」、と話していたのを思い出した。これまでの40Dの4倍の画素数になったので実に細かい点までよく分かるようになった。でも、PCのモニターで見てみると、如何に高精細になったとはいえカメラのモニターではやっぱりダメですね。ま、カメラのモニターで見た時点で捨てる写真の数が増えたのは間違いない。家に帰ってからの作業時間の短縮にはなりそうだ。

 ネガティブなこともある。画素数が1800万となったことでファイルサイズが巨大になり、PCへの負担が大きくなった。DPPで現像するのに時間のかかることかかること!対策としてmRAWで撮影することにした。連続撮影枚数も15枚から24枚にアップするし。せっかくの1800万画素が無駄では?という方も居るかもしれないが。

画質は通常の感度でしかとっていないが、格段に向上しているようだ。次の写真は「みんなの写真」に今回掲載したシロハラの耳羽の辺りを当倍に拡大したものである。ほんの僅かにブレているが、まずまずかな。

 これからいろいろな機能を試してみたい。続報をお楽しみに。

2011.1.24

●大盛り

 このところ山中湖の知り合いを訪ねることが何度かあった。そのときに一緒に昼飯を食べに行った食堂をご紹介したい。場所は山中湖から忍野の集落に向かう途中にある「花の都公園」の交差点の北西角から西に2軒目。

 

我々が大盛屋と呼ぶに相応しい盛りのよさをご覧下さい。

左から牛丼、カツ丼並、カツ丼小。これでいずれも500円。私はカツ丼並みを食べたのですが、残念ながら討ち死に。食べ切れませんでした。
量の多さと共に、値段にも驚きました。因みにたぬきソバが400円でした。プラス100円ならカツ丼でしょう!

もっと驚くのがカツカレー。

どんぶりは多分ラーメン用。ご飯、カレールー超大盛り、それにカツ丼の大きさ!しかも分厚い。
彼は時間はかかりましたが、見事完食しました。
皆さんも是非一度お試しあれ。

追:後でわかったのですが、このお店の名前は大森屋だそうです。びっくりしたなあ。

●釣り糸

 この時期によく目にする光景。野鳥の会でも釣り糸釣り針拾いの探鳥会をやってはいるのですが・・・。
何とかしてやりたいのですが、取り合えず元気に飛んでいるうちは難しい。

映画

 昨秋富士宮のAEONに映画館ができた。
 
私は基本的に映画は見ない。DVDを借りてきて見る習慣もない。映画を見る時間があったら鳥を見ていたいから。
そんな私が唯一見るのがこれ!

一昨年の「相棒」劇場版も見た。勿論テレビの相棒も欠かさず見ている。
第二弾だというので楽しみにしていた。シルバー割引が効いて1000円で鑑賞できるのもよい。

で、今回の作品に対する評価であるが、いつもの相棒同様に社会問題を提起するようなテーマを扱っていた。
警察内部の権力闘争や、構造的問題点を。
しかし、結末がいま一つすっきりしないものだった。結局もとのもくあみ、右京の力をもってしても警察の体質を変えることは出来なかったからか。
それよりも小野田官房長を殺してしまったのは寂しい。テレビでも二度とあの飄々とした岸辺一徳演ずるところの小野田官房長に会えないのだから。

2011.1.18

●岩本山の鳥類のまとめ

 今年の岩本山は常連の取り以外にも、多少変わった鳥もたまに見られている。まとめてみた。

常連:トビ、ノスリ、キジバト、ヒメアマツバメ、キセキレイ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ルリビタキ、ジョウビタキ、トラツグミ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、エナガ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、イカル、シメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

常連のスズメが見られないこと、イカル・シメが非常に少ないことが気になる。

常連以外では次の種が観察、撮影されているが何れも必ず見られるとは限らない
ツミ:2回観察。藤棚〜ツツジの斜面の樹幹を飛んでいた。
ヤマシギ:12月に1度だけ。ツツジのトンネルを歩いているときに足元から飛び立つ。
アオバト:正面階段脇のヒサカキの中から飛び出した1回のみ。(他に観察者あり)
アカゲラ、アオゲラ:枯れ池北の雑木林で比較的頻繁に見られた。アオゲラはヤマハゼに頻繁に採餌に来ていた。1月に入って観察頻度が低下。
ヒレンジャク:一度だけ観察・撮影された。詳細不明
ゴジュウカラ:岩本山では初記録。」カラの群れの中に。展望台の北付近での観察が多い。
クロジ:ツツジの下の道。数回観察されているが、最近は出現なし。♀タイプ。
マヒワ:2度観察。上のトイレ脇のオオバヤシャブシ。
カケス:極めて警戒心の薄い個体が居ついている。

2011.1.15

浮島の気になる看板

 まあどうでもよいことですが、浮島で鳥見をしていると目に付く看板がありその内容、というよりも表現に違和感を感じる。取り合えず見ていただきたい。

 ゴミ捨てをしないよう訴えているものです。なかなかよく出来ていると思う。砕けた方言を用いているのだが、その中に丁寧語が入っているのが気になる。
そう「お米」という表現です。静岡だけに「うみゃー米を作ってるずら!ゴミヨーうっちゃるなヨ!」の方が統一感があってよいと思いませんか。

2011.1.11

●続々レンズ

 漸く300ミリの修理が済んで戻ってきた。この間一ヶ月、長かった。実際のところ、暮れから正月に掛けての休みがあったにせよちょっとかかりすぎでは?富士富士宮地区ではキャノンの製品は修理に出すとたいていの場合SCではなく、小池カメラに回される。メーカーからはSCと同等の技術があると認定されているので、腕は確かだという話だ。実際にSCの仕事と比較することは出来ないのでなんとも言えない、技術も、費用も。

 で、直ってきたレンズの使用感であるが、特に劇的に改善されたようには感じない。勿論ピンとリングが回転するときにしていた異音は消えている。AFのスピードに変化があるとは思えない、またISも壊れていたというのだが、これも特段の変化は感じられない。今のところ、「高くついたな。直さずに使っていてもよかったかも。」と思っている。ま、安心感は大きいのだが。

 これで重くて大きいレンズを担いで歩く必要がなくなった。「長いやつを担いだ方が運動になるだろう」ですって?とんでもないもうそんなに若くありません、体を壊すのが落ちですよ。

●花

 岩本山の梅がちらほらほころび始めた。この先梅見客、富士山カメラマンが一気に増えて騒がしくなる。

梅よりも一足早く、ロウバイの黄色い可憐な花が目を楽しませてくれている。一昨年頂上の東側の一角に数十本が植えられたものだ。実はここには以前コナラの林があり、鳥も多かった。ところが木が大きくなりすぎたようである。展望台からの富士山の眺望を妨げるようになり切られたようだ。都市公園であり、富士山の眺望を望む市民が多いこと、花と富士山の組み合わせを望むカメラマンが多いことから仕方ないのかもしれない。いずれにしても鳥屋は少数派であり肩身が狭し。

 

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