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Live Report 新着  [ ライブレポートの一覧 ]

 ○この最初のページは、いちばん最近のライブ、イベントなどについてのレビューを載せています。
 ○これ以前の分については「ライブレポートの一覧表示」をご覧下さい。

09/11/04 バニラビーンズ 渋谷 HMV(インストア)

「バニラビーンズ プロデュース会議DVD」のプロモーションイベントも最終日(5日目)。渋谷HMVのイベントスペースは、わりと久しぶりに行ったのですが、以前のような目隠しはなくなって、オープンスペースに近い形になってましたね。整理券なしだったので、ほぼ最終入場。でも、ステージが高めなので視界は良好でした。

この日の「着せ替えバニビ」は、最も初期型の衣装である「ユーラヴミー編」。この曲のリリースは、リサさんが加入する前なので、もちろん超レアバージョンである。私にとっても、バニビのライブを初めて見たのが「ニコラ」リリース後なので、この衣装を着たバニビ自体が初めて。ステージに登場した2人を見ると、やはりリサさんの方の丈がやや短く感じる。彼女の方が前任者よりも身長が高いからね。そういう意味では、この日もなんとなくエロかったわ。(^v^)
曲は、「ニコラ」、「ユーラヴミー」のC/W曲「a little crying」、そして「ユーラヴミー」…の全3曲。久々の「a little crying」は改めて聴くと、これもなかなか良い曲だと思った。ところで、今回のDVDイベント、3日目から5日目まで参加したんだけど、そのすべてで「ニコラ」を歌っていたのに対して、最新シングルの「LOVE&HATE」は一回も歌っていなかった。これはどういうことなのか。鳴り物入りで「路線転換」を図ったわりに、イベントでは初期の曲ばかり…。「LOVE&HATE」で新しくファンになって見にきたような人たちにとっては、やや肩透かしだったのではないだろうか。まあ、初期ファンにとっては、最近ご無沙汰の曲が聴けたりしてうれしかったけど…。
MCでの自己紹介。レナさんの推しアイドル「小島藤子ちゃん」は前回と変わらず。リサさんは、「今度のお正月はニースとモナコに行きます!」と発表してた。いいなぁ。コートダジュール。そのせいかリサさん、この日も上機嫌。告知MCではおなじみ拍手の「タモさん止め」もバッチリ決める。また、抽選の私物プレゼントは最終日ということもあって、グレードが大幅にアップ。レナさんは「信楽焼きの狸+直筆の手紙」、リサさんは「ボルドーの赤ワイン(2004年物)」。それぞれらしさが出てる。最後は、ステージからファンをバックに写真撮影…で終了だった(この写真はバニビブログに掲載された)。約20分。

今回のDVDイベントで見た「着せ替え」衣装、やはりどれも1年以上前のものだけあって、劣化が進んでる印象は拭えませんでしたね。色も褪せてる感じだし、形もなんとなく崩れてる。新品の時には華やかに見えても、ステージ衣装って耐久性は考慮されてないんだな…と改めて実感させられました。

開演18時33分→終演18時53分。
 

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09/11/02 バニラビーンズ 新宿 タワーレコード(インストア)

前日に引き続いての「バニラビーンズ プロデュース会議DVD」のプロモーションイベント。この日の「着せ替えバニビ」は「ニコラ編」。会場に着いたら、ちょうどリハが始まるところで「ニコラ」1曲分歌う間に、懐かしい衣装をたっぷり見せていただきました。改めて見ると、けっこうエロい衣装ですよね、コレ。(^v^)

リハが終わって、ついでに…と思って店内で買い物をしていたら、レジに思いのほか手間取り、ステージ前に戻った時にはもうお客さんが一杯。見やすい場所がなく、結局リサさんしか見えないポジションに。レナさんの姿は終始モニター通しで…ということになった。バニビのファンも着々と増えているということなのかもしれない。
この日のセットリストは、「ニコラ」「ノスタルジー」「恋のセオリー」…の全3曲。ニコラ編だから「ニコラ」は当然として、そのC/W曲「ノスタルジー」が聴けたのは久しぶりだった。まさに「清楚でイノセンスな女の子」のイメージの曲。レナさんもそのへんの話をしていて、「『ノスタルジー』いいですよねぇ、高見さん、やっぱ良い曲書くわ〜」とのこと。以前からレナさんは、高見優さんの曲が好きだと何度も公言している。それは今も変わっていないようだった。
さて恒例、自己紹介MCでのレナさんの注目アイドルは、「ええっと…」と少し悩んだ末に、「小島藤子ちゃん」とのこと。一方のリサさんの行きたい場所は「ニースとモナコ」、好きな街は「パリと新宿」。新宿にはリサさん御用達の伊勢丹本店があるから、これはあながちリップサービスだけでもなさそうだ。これ以外のMCトークは、この日はわりとコンパクトで告知関係中心だったと思った。約20分。

終了後のサイン+握手+ビンタ会の後、抽選で私物プレゼントもやってるみたいです。この日の私物は、レナさんが「愛用してたタンブラー」、リサさんは「中学時代から使っていたタオル」。平日だったにもかかわらず、さすが新宿でお客さん一杯の盛況なイベントでした。

開演19時→終演19時20分。
 

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09/11/02 ユンナ、北神未海(CV小川真奈) with MM学園合唱部、渡り廊下走り隊 芝 東京タワー(1階正面 特設ステージ)

文化放送が中心になって仕切っている浜松町と芝エリアのイベント「浜松町グリーン・サウンド・フェスタ 〜浜祭(はままつり)」。その東京タワー会場に、個人的にちょっと見てみたい出演者が集中していたので行ってみました。飛び石連休の谷間の平日にもかかわらず、会場はかなりの盛況ぶり。学生とかだけじゃなく、スーツ姿のベテランオタクの皆さんの姿も多数見られました。

○「ユンナ」 この夏あたりから日本での活動を再開している彼女。ライブを見るのは約3年ぶりということになる。最初の2曲はピアノを弾きながら歌う。オープニングの「ほうき星」ではバックトラックも併用。ノリのいいアッパーチューンなので、この後に出演するアイドル系ユニットのファンもピョンピョン飛び跳ねながら盛り上がる。2曲目は一転してバラードの「贈りそびれた言葉」。ここはピアノだけの弾き語りで。とたんにオタクの皆さんは関心なくなったみたいに周りの友達としゃべりだす。これだから音楽に興味ないオタクは(以下略)。3曲目からはピアノを片付けて、ハンドマイク+バックトラックでのステージとなる。「Sunday」「好きなんだ」「Girl」…の全5曲。久々に聴いた印象としては、やはり彼女の歌はしっかりしているということだろう。こういう大規模イベントもいいけど、出来れば音楽好きな客層が集まるライブハウスなどでじっくり聴いてみたいと思った。「フラワーボイス」とか「FAB STYLE」とか、あんな感じのイベントに出てくれたらうれしいんだけど…。改めてCDもちゃんと聴いてみたいものだ。約25分。
○「北神未海(CV小川真奈) with MM学園合唱部」 アニメ「極上!! めちゃモテ委員長」のテーマ曲を歌っているユニット。「北神未海」は主人公の名前で、その声(CV)をやっているのがキャナァーリ倶楽部の小川真奈さんだ。バックコーラス&ダンサー的な位置づけの「MM学園合唱部」も、この日出演した4人(あゆべえ・ピーチ・まっちゃん・みっきー)のうち3人がキャナのメンバー。…というわけで、キャナァーリ倶楽部を過去4回ほど見ている私にとっては、わりとなじみのあるユニットだった。1曲目は「めちゃモテ委員長」の新しいテーマ「大好きになれっ!」。センターのオガマナさんはPVと同じ赤のアイドル衣装で華やか。曲自体もノリのいい明快ロックで単純に楽しい雰囲気。2曲目はオガマナさんが衣装替えで抜け、合唱部4人だけで「キレイになりたい」を歌う。いかにもつんく風のマイナーR&B曲って感じかな。ラップ的なパートもある。3曲目からは再度全員で。「めちゃモテ I LOVE YOU」、キャナァーリ倶楽部の代表曲でもある「青春万歳!」、そしてラストはもう一度新曲の「大好きになれっ!」…の全5曲。最後は会場のファンが一緒に歌えるように歌唱指導もあり。最近わりとお気に入りの曲だし、2回聴けて素直にうれしかったわ〜。全体的には、やはりオガマナさんの爽やかキュートな持ち味がよく出てるユニットといえるだろう。なかなか良かったです。約25分。
○「渡り廊下走り隊」 1月のAX(AKB48)で見て以来。というかAKB自体、あのAXから1度も見てないわけなんだけど…。そんなことを考えながら、ここで下手(しもて)側に移動。メンバー4人の中では平嶋夏海さん推しなので、彼女の定位置サイドに移ったわけだ。メンバーがステージに登場しただけで、会場全体からものすごい歓声があがる。この日の一番人気であることは間違いないだろう。セットリストは、「初恋ダッシュ」「白いチューリップ」「恋愛アスリート」「やる気花火」…の全4曲。まもなくリリースされる新曲「完璧ぐ〜のね」を歌わないという“超出し惜しみセット(?)”であると同時に、普段あまり歌わない(らしい)C/W曲の「白い…」や「恋愛…」が入っているというレアな選曲でもあったようだ。見る機会の少ないファンとしては、ここはできれば「ぐ〜のね」聴きたかったなあ…というのが正直な気持ちだったけど、全体的にはとても動きのあるステージで、理屈抜きに楽しめたと思う。もともとアッパー曲しかないし、彼女たちの元気の良さが伝わってきて気持ちよかった。なっちゃん、髪伸びたな〜。MCもなっちゃん中心。さすが。ステージまでけっこう距離があったのでオペラグラスを持っていかなかったのが悔やまれた。用意のいいファンはみんな持って来てたみたい。巨大化した今のAKBを楽しむには、やはりそれなりの装備やノウハウが必要だってことなんでしょうね。約20分。

各出演者のステージが終わった後、進行役の人とのミニトーク。さらに物販や(出演者によっては)握手会などがあるので、妙にインターバルの長いイベントでもありました。この後、4組目としてベリーズ工房があったのですが、新宿のバニビイベントの方を選択し、3組目までで撤収させていただきました。

開演15時→渡り廊下のトーク終了17時30分。
 

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09/11/01 バニラビーンズ 吉祥寺 HMV(インストア)

10月28日にリリースされた1stDVD「バニラビーンズ プロデュース会議DVD」のプロモーションイベント。今回は、都内で全5回のイベントが予定されていて、吉祥寺はそのうちの3回目。日曜ということもあって、けっこう多くのお客さんが集まってましたね。

今回のDVDリリースに伴う一連のイベント、「着せ替えバニビ」と題して、昔の衣装で登場…というのが、もう一つのテーマになっている。比較的新しいファンのために、各会場ごとに違う衣装でステージに登場するサービス企画である。この日の吉祥寺は「Afternoon a Go-Go編」。頭にのっけたサングラスがポイントのわりとレアなバージョンの衣装だ。当時、いちおう私も見てるはずなんだけど、「こんな感じだったっけ?」と意外と新鮮。人間の記憶なんてアテにならんもんです。(^v^;;
セットリストは、その「Afternoon a Go-Go」「あしたはあしたの夏がくる」「ニコラ」…の全3曲。最新ナンバーである「LOVE&HATE」はやらないのに、「ニコラ」はきっちり歌っている。やはり、まだまだバニビの代表曲は「ニコラ」であり、(この日はやらなかったけど)「ユーラヴミー」だということなのかもしれない。レナさんは大勢集まったファンを見ながら終始ニコニコ。自己紹介MCでの推しアイドルは、「モーニング娘。の亀井絵里ちゃん」。「最近の成長ぶりはすごいですよ…」とのこと。一方のリサさんのお気に入りの街は「パリと吉祥寺…」。ご当地ヨイショも自然な感じ。
MC中に、「なんか(ステージの)足元がガタガタする…」というレナさんに、リサさんがビシッと一言。「大事なインストアイベントなんだから、そんなこと気にしてちゃダメ、死にゃせん…」。これにはファンも皆ニヤニヤ。いちおう生活がかかってるはずのレナさんに対して、何かとお嬢様が道楽でやってる…くらいに思われがちなリサさんの方がしっかりした発言…というのはおもしろいだけじゃなく感心させられる。プロ意識、良い事ですよ〜。という感じだったにもかかわらず、久しぶりに歌った2曲目「あしたはあしたの夏がくる」の曲紹介で、タイトルを「『風が吹く』と間違えそうになったわ…」とあっけらかんと発言するレナさん。まあ、このユルユル感もバニビらしくて良いわけですが…。約20分。

終演後は、DVD購入者対象に握手+ビンタ会。前回の「LOVE&HATE」の時は、「ナデナデ」か「ビンタ」かの二択だったのですが、結果的にほぼ全員がビンタを希望したため今回はビンタ一本だそうで。うーむ…。(^v^;;

開演16時→終演16時20分。
 

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09/10/28 the sad sad planet 原宿 アストロホール(ワンマン)

ワンマン20回突破記念!と銘打った「SHOOTING LIVE 〜for you special〜」。個人的には約1年ぶりで9回目のサップラでした。普段はストリートでの活動が多く、ホールで聴けるのは本当に年数回…というバンド。でも、行くたびに確実に充実したライブを見せてくれるバンドでもあります。この日も楽しみにして出かけました。

開演10分前くらいに到着してみると、会場内はほどよく一杯というくらいのお客さん。定刻から8分押しくらいで客電が落ち、バンドメンバーがステージに登場。ライブがスタートしたのは、ちょうど19時10分だった。
メンバー2人に加えて、サポートメンバーでギター、キーボード、ベース、ドラムス。工藤氏はアコースティックギター中心に、曲によってエレキギター。1曲でテナーサックス。ボーカルのそよぎさんは全身黒のコーディネート。
セットリストはこんな感じ。「青いブランケット」「ムーピーゲーム」「やさしき瞳」「手紙」「アフロディーテ」「Total Killing」「マクベス」「ヘブンリーブルー(新曲)」「ランナー」「あなたのためにできること」「空中ブランコ」「カタストロフ」「陽だまりロンド」、そしてアンコールは1曲のみで「雨のコンチェルト」…の全13曲。会場で聴いていた時には、「手紙」と「マクベス」は分からなかったのだけど、後日そよぎさんのブログにセットリストが載っていたので参照させていただきました。
全体的な感想としては、この日も期待を裏切らない非常に充実したステージだったと思った。バラード的な曲は比較的少なく、黒一色のそよぎさんの衣装のイメージそのままに、とても「強さ」が前面に出たサウンドだった気がした。印象的な「青いブランケット」のイントロが聴こえてきただけで、心はグッとサップラの世界に引き込まれてしまう。前半の山場は、工藤氏がエレキに持ち替える「アフロディーテ」から「Total Killing」、そしてテナーサックスの咆哮がたまらない「マクベス」…といったロックナンバーで押しまくったパートだろうか。サウンドのディテールにも細やかな神経が行き届き、ハードでいながら繊細…という2つの要素がしっかり両立している。一部、打ち込みのリズムを加えた曲もあったりするなど、1曲ごとに加味してあるCDとは微妙に異なるアレンジの工夫なども聴き逃せないところである。
中盤以降は、ややシフトダウンしてミディアムナンバーの比率が高くなる。この日がお披露目の新曲「ヘブンリーブルー」や、そよぎさんがMCで「サップラの新しい代表曲になるような気がする…」と言っていた「あなたのためにできること」など。しかし、シフトダウンしたとはいっても、それは楽曲のスピードの話だけであって、まったりリラックスして聴くパート…という雰囲気にはならないのがサップラらしいところ。ピシッと一本張りつめたテンションが常にステージを引き締めている。メンバー紹介などでは、ふっとリラックスした楽しい雰囲気を作り出すそよぎさんも、最初から最後まで緊張感のあるボーカルで素晴らしかった。
終盤はもう一気の寄り。イントロのメロディーだけで盛り上がれる定番のアッパー曲を連発。このへんはもう無条件に「いいな」と思ってしまう。やはりサップラの代表曲というのは、メロディーとアレンジが完全に融合し、独特のドラマチックな世界を生み出しているところに成立しているような気がする。多くのファンが、そういう曲をサップラらしい曲…と思って支持しているのではないだろうか。本編のみ12曲、約82分…というのは、ワンマンとしてはややコンパクトな構成のような気もしたけど、内容的には相当に濃い時間だったのは間違いない。

アンコールは恒例の大告知大会。曲は「雨のコンチェルト」1曲だけなのに、時間にすると20分近くやっている。そのうちの15分くらいは年明けの次回ワンマンの告知や関連MCなわけだ。この部分は、いってみればファンの集い的な雰囲気。細かいことは分からなかったけど、最近は新宿でのストリート活動がなかなか大変…みたいな話もしていた。警察の規制との闘いみたい。
アンコール終盤には、そよぎさんの誕生日のサプライズイベントもあり。「♪Happy Birthday…」の歌とケーキのろうそく吹き消し。工藤氏が「じゃあ、ここで皆さんに何か一言…」と振るのだが、突然のことに「ええと…」と絶句したままのそよぎさん。無理だと判断した工藤氏、「…ありがとうございましたぁ!」と強引に締める。(^v^) このへんもサップラらしいところである。アンコール、告知大会含め全13曲、約102分。

この日は、「サップラ初のDVD撮影…」も行われており、いずれ映像作品として発表されるみたい。セットリストに、いわゆる「押しの強い曲」が多かったのは、ライブ作品として発表することを意識してキャッチーでアッパーな曲を集めた…という部分もあったのかもしれないですね。それも含めて充実した聴き応えのあるライブでした。

開演19時10分→終演20時52分。
 

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09/10/09 のあのわ、SPANK PAGE 渋谷 CLUB QUATTRO

「JOINT TOUR 2009 星降る夜への音楽旅団」…と題された、2バンドによる全国5カ所ツアー最終日。このところCDを聴いていいな、と思っていたのあのわが出演…ということで行ってみました。客層はわりと大人っぽい雰囲気で、ほどよい感じの入りだったかな。ツーマンなのでたっぷり聴けるぞ〜と期待しながら開演を待ちました。

○「SPANK PAGE」 男性4人組バンド。初見で予備知識もなかったのだけど、映画の主題歌やCMの曲を担当するなど、けっこう注目株のバンドのようだ。ボーカルはギターとキーボードを半々くらいで演奏。他にギター/キーボード、ベース、ドラムス。メロディアスでスケール感のあるロック。十分イマドキ風でありながら、単純な元気系サウンドとは一線を画したメランコリックな世界観が持ち味だろうか。演奏、ボーカルとも、要所々々での爆発力がある。MCでは、「(松本隆の影響で)曲は歌詞から作るようにしている…」といった話をしていた。個人的には、CMのために作ったという曲がヒネリが効いてて良いと思った。約55分。
○「のあのわ」 ライブはこの日が初見。女性ボーカル/チェロ、ギター、ベース、キーボード、ドラムス。メンバー5人でのステージ。オープニングの登場曲にはミュージカルのサントラ的な曲を使っていた。このバンドが表現しようとしている世界が、そのあたりからも伝わってくるような気がした。同じようなことは衣装からも感じた。セットリストを一気に書いてしまうと、「SPECTACLE」「カエルのうた」「ループ、ループ」「グッバイメロディー」「リズム」「Sweet Sweet」「グリュー」、1曲おいて「星が見える日は」「ゆめの在りか」。そしてアンコールで「Your Song」…という全11曲(8曲目は「すばらしい世界」のような気がしたけど記憶が不確か)。
全体的な感想としては、まったく期待を裏切らないとても充実したライブだったと思った。あらかじめ聴き込んでいたCD自体が、非常に完成度の高い作品なのだけど、この日のステージは、そのCDのクオリティーをきっちり再現しながら、さらにライブならではのダイナミックな要素も盛り込んだ迫力のあるものになっていた。練り込まれたアレンジとバンドの演奏力、そしてパワフルかつ表情豊かなボーカル。どっちもぐいぐい迫ってくるものがあった。特にボーカルは、CDで聴かせた歌唱力そのままであり、素晴らしかった。また、チェロを弾きながら歌う部分と楽器から離れてステージ上を動き回りながら歌う部分、タンバリンを持ったりして客席を煽る部分…など、ステージングのバランスもとても良い。これはバンドにもいえることで、曲によって加わる男性陣のコーラスも雰囲気のあるアクセントになっていたと思う。
もう一つ、惹きつけられた大きな要素は、やはり楽曲の良さだろう。1曲目の「SPECTACLE」がキラーチューンであることは言うまでもないが、2曲目の「カエルのうた」が非常にステージ映えの良いナンバーであることも再認識させられた。そして、シングルでキャッチーな「ループ…」と続くのだから、この最初の数曲だけでも、聴いていてものすごい充実感がある。ボーカルのYukkoさんは、好きなものの一つに「ミュージカル」をあげているが、このバンドの持ち味は、ロックを基調にしつつも、ロマンチックな物語性や世界観を強く感じさせる音楽性、つまりまさにミュージカルナンバーのようなドラマチックな楽曲にあるといえるだろう。
そういう意味では、やはり私の好きなアーチストである瓜生明希葉さんの世界などとも共通する要素は間違いなくあり、こののあのわの音楽を使った舞台が出来たらどんなに素晴らしいものになるだろうか、あるいはストーリー性を伴ったワンマンライブなどを行ったらどんなに楽しいだろうか…などと、想像がどんどん膨らんでいく。目の前で展開されているステージだけでも十分に楽しめるけど、同時にその向こうに架空の物語の世界を、聴く者一人一人がその心の中につくり上げて楽しむこともできる音楽なのではないだろうか。
中盤の「グッバイメロディー」「リズム」では、お客さんもクラップで参加できるパートがあって楽しい。11月リリースの新曲「Sweet Sweet」は、鐘の音など冬をイメージさせるサウンド。オールディーズライクな「星が見える日は」は、ちょっと意外性のある曲で、このバンドの幅の広さが伝わってくる。そして、まさにエンディングにぴったりの「ゆめの在りか」…。アンコールも良かった。最初から最後まで、まったくテンションの落ちない聴き応えたっぷりのライブだった。良かったわ〜。アンコール1曲含めて約60分。

MCはボーカルのYukkoさんだけじゃなく、ギターのゴウ氏とベースのnakame氏も分担してしゃべってましたね。共通してたのは、みんなトークが素直ということ。バンドのキャラクターが出ているような気がしました。前身時代も入れるとけっこう歴史があるみたいだから、その分メンバーも大人なのかも。さて次はワンマンですか。

開演19時07分→終演21時21分。
 


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