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1979



一方、新生「STACKRIDGE」も1976年に解散。
解散後、アンディ・デイビスは、アメリカに渡りアンディ・ニューマ-クらとバンド結成の準備をしていたそうだ。
また、アンディは、元String Driven Thing(3rd)のキム・ベーコンのアルバムに参加していた。このアルバムは1979年にコーギスと同じレーベルからリリースしている。
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String Driven Thing Please mind your head |
Kim Beacon Ravenna |
ジェームスは、徐々に音楽の制作意欲が沸き始め、4曲のデモテープを作成し、レコード会社に売り込み、プロデューサーのデビッド・ロードからアンディに「ジェームスと仕事してはどうか」とオファーを受けた。ジェームスもアンディとの音楽活動を切望し、アンディに8ページにもおよぶ手紙を出したそうだ。結局アンディが折れ「THE KORGIS」が誕生した。1979年のことである。
Korgisは、エリザベス女王が愛犬として飼っていた「Welsh Corgi」犬からとり、Kから始まるバンドが少ないことからKORGISと名づけた。スタックリッジ時代とは対照的なスーツ姿のジャケットは、ニューウェイブ時期にとてもマッチしている。ジェームスの長すぎるネクタイがポップさを表現しているようにも思える。しかし、アルバムでは、意外にもアンディの楽曲がストレートなポップで、ジェームスの楽曲はニューウェイビーな仕上がりになっている。ヒット・シングル「とどかぬ想い(If
I had you)」は、アンディがラフマニノフにインスパイヤーされた美しいバラッド。当初、クレジットはアンディの単独であったが後に、トレシー・ウルマンが見事にカバーした時は、ラフマニノフ※も共作者としてクレジットされている。
※ラフマニノフがクレジットに加えられた経緯は、ラフマニノフの遺族(権利継承者)の要求があったらしい。(Thanks to
Mariko Oyama)
ニュー・ウェイブを見事に取り入れたデビュー・アルバムでは、ギターがクレジットされていない。シンサイザーを多用したニュー・ウェイブにはギターが不必要に思わせる戦略をとったのではないか。しかし、「とどかぬ想い」ではジョージ・ハリソン風の素晴らしいスライドギターが楽曲を引き立てている。アルバムから4枚目のシングルカットも「とどかぬ想い」にも通じるアンディ作「どうにもできないこの気持(I just can't help it)」は、シングルバージョンでは、コーラス等が加えられたリミックスで、なんとボーカルはジェームスである。アルバム全体のバランスは、60年代や70年代とニュー・ウェイブを巧みにミックスさせた小粒ながら素晴らしい仕上がりである。当時のSOUNDS誌は10ccを脱退した「ゴドレー&クレイム」と比較して「クレイム君とゴドレー君、君達はもう用無しだ、大いに嘆きたまえ」と大胆なレビューをしている。
『バージョン・テイク違い』
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I just can't help it (Remix) | イントロ、エンデング等でコーラスがリミックスされドラムスが強調されている。ボーカルは、ジェームス。リミックスの表示はない。 |
1980年
先行シングル「永遠の想い(Everybody's got to learn sometime)」が、フランス、オランダ、スペイン、イタリア1位、イギリス5位、アメリカ18位と、世界的大ヒットになった。そして日本でも某カメラ・メーカーのCF曲にとりあげられた。「永遠の想い」は、アンディがコーラスの部分を手伝ったもののクレジットはジェームスだけである。
セカンド・アルバムからは、アンディは、曲作りとプロデュ-サーを希望していたので、リード・ボーカルはジェームスに任せ、全曲ドラムスを担当し、多くの曲でリード・ギターとキーボードを担当する。作曲面でも10曲中4曲を単独で提供するが、プロデュース面ではコーギス名義となり当初希望していた計画どおりいかずジ脱退してしまった。サブ・メンバーの元「Shortwave Band」のPhil HarrisonとStuart Gordonを正式メンバーに迎えた。
もともと、フィルとスチュワートは、共同プロデューサーのDavid Loadとともにデビューの頃からの知り合いでセッションなども行っていた。1stアルバムにも彼らがクレジットされている。ジェームスとアンディは決別したわけはなく、その後も互いのアルバムに参加したり賛辞をあらわしていたりしている。
2ndシングル「If it's alright with you baby」は残念ながらUKチャート56位に留まった。クリスマス・シーズンに合わせてリリースした「Rover's return」は3匹のコーギー犬がかわいらしいピクチャー・スリーブ。B面の「Wish a Merry Christmas」は数少ないオリジナルLP未収録である。作曲はジェームスとフィル。のちに日本で発売されたCD 「The best of the Korgis」に「Wish a Merry Christmas」が収録されたが歌詞も曲も全く違う同名異曲であった。但し、「クリスマス イン ジャパン」とカタカナでクレジットされていたが、のちにジェームスのソロアルバム「JIM'S SPECIAL EDITION EASY LISTENING CHRISTMAS ALBUM」がリリースされた際、「Christmas in Japan」が正式タイトルであることが判明した。
『バージョン・テイク違い』
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Everybody's got to learn sometime
(Edit) |
約30秒ほどのエディットです。各国盤はそれぞれ微妙にフェイド・アウトが違う。CDは、2番がある別テイク。 |
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Wish you a Merry Christmas | アルバム未収録。ミデイアム・テンポのクリスマス・ソング。他に同時期に録音されたと思われる「Christmas in Japan」もアルバム未収録。 |
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If it's alright with you baby
(Remix) |
最初のサビのバックコーラスがない。間奏のシンセがない。 |
1981
前作に引き続いて、ポップなジャケットは中央のダン・ベル「Dumb Bell」と「Dumb Waiter」を関連つけたらしい。アンディは作曲で協力したが、演奏は参加せず事実上脱退する。(アンディのインタビューでは、作曲も協力していないとのこと)コーギスは、フィルとスチュワートが作曲で参加し正式メンバーとなるが、事実上はジェームスのソロ・ユニットに移行する。事実1stシングル「That's Was My Big Mistake」は「James Warren And The Korgis」名義になっている。しかし、ヨーロッパでヒットした2ndシングル「All The Love In The World」で再び「The Korgis」名義になり、以後「James Warren And The Korgis」名義はいっさい使っていない。
さて、前作よりややシンセサイザーの使用を少なめにした分、ジェームスの楽曲の良さがアルバムをとおして引き立っている。ポップな曲の間に美しいバラッドがちりばめられ絶妙な曲順になっている。
フィルとスチュワートが、このアルバムのサウンドを作り上げたのに実際は、殆どクレジットがなかったとのことだが、実際にどの程度参加したかは真相は明らかではない。
『バージョン・テイク違い』
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That's was my big mistake
(Edit) |
全体的に、スピードを早くしたエディトバージョン。 |
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All the love in the world
(Edit) |
間奏のシンセ・ソロをカット。後半はギターのみ。 |
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Don't say that it's over
(Remix) |
間奏が、シンセから、ギターに変更。仏もミックス違いがある。以下の歌詞が違う。 I'm sure that I'm going blind→I swear that I'm going blind Now you've turned your back and egg is on my face→But then I turn my back and someone takes a blaze (Thanks to Mariko Oyama) |
1982
トレバー・ホーンをプロデューサーに迎えたバラッド。楽曲的には素晴らしいできだったがヒットしなかった。ピクチャー・レコードもある。
両面とも唯一の未CD化である。
83年11月にバースで、ライブパフォーマンスした。
1985〜1988
コーギス名義で発表された「True Life Confession」、「Burning Question」は7”の他12”シングルもリリースされた。しかし、’86年に発表されたアルバムはジェームのソロ作品であった。前述のシングルも収録されている。
2007年、ANGEL AIRから待望のCDがリリースされた。ボーナストラックは、スタイルカウンシル風のシングルHow Did You Know?(エディリーダーが参加していた事実が発覚)、They Don't Believe in MagicのB面I'll Be Hereと全くの未発表曲You Made Me Believe 。You Made Me Believe は、ジェームスに言わせるとアバ風らしい。
1989/2005
Clevedonとは、地名でアンディが通っていた学校があった。本人は、アルバム全曲にボーカルを入れたがったがレコード会社の意向で「ニューエイジ風」に仕上げたそうだ。この頃のアメリカのラジオ局は、「ニューエイジ」専門曲が300以上もあったらしく、このアルバムはアメリカでも発売された。美しいストリングスで旧友スチュアート・ゴードンが参加している。
2005年、ANGEL AIRから再発されボーナストラックが2曲追加された。
1992



アンディのソロアルバム「Clevedon Pier」発表後、ジェームスとのデモテープが4曲程たまったので、コーギスを再結成することになった。アンディのソロ曲「Hunger」も収録されている。新メンバーJohn Bakerを迎えた新生コーギスは、リードボーカルの殆どを彼が担当した。

本人からの通販でしか入手できない、「Andy Davis Band」のライブアルバム。しかも、本人直筆の名刺つきである。演奏は、アコースティックなパブロック風の仕上がりになっている。
1999/2006


ジムことジェームス・ウォーレンが、クリスマス用にホームレコーディングしたアルバム。デモ風の音だが、これが一層ジムのメロディを引き立てることになった。再結成「スタックリッジ」の楽曲や、ビートルズ、ビーチボーイズのカバー、もちろん新曲もある。
2006年、ANGEL AIRから再発さた。大幅に曲が変更されたし、新曲も6曲追加された。タイトルもスッキリ短縮された。全曲オリジナルになり、ジムのニューアルバムとしてもいいだろう。
2005



なんと12年ぶりのニューアルバムである。2004.1にメンバーのJOHN BAKER氏から私にE-Mailがきました。アンディとジェームスとベイカーでコーギスのニューアルバムを作成中であるとのことであった。驚きとともに、私のページにメンバーのベイカー氏からメールが届くなんて信じられない気持ちでした。これも、インターネットの復旧のおかげですね。
新曲と「This world's for everyone」からの曲とデモ曲などの「Kollection」。KorgisらしくCollectionnではなくKollectionである。
1.IF I Had Youは「The Ultimate Seventies Collection Vol.3」と同じバージョン。いつ録音されたかたナゾでしたが93年にレコーディングされたことが分かった。
8.That's what friends are forは「Andy Davis Band」の曲をリメイク。ジョンがボーカルをとっている。
9.Hold onは、「This world's for everyone」からの選曲である。EU盤は、ギター等をリミックスした別バージョンです。13.All
the love in the worldはバージョン違い。ジョン・ベイカーのボーカルを生かしたバックトラックがいい。14.Wish
you Merry XmasついにオリジナルではありませんがCD化!歌詞も一部違う。シングル「ラバーズ・リターン」の両面扱いで発売されたクリスマス・ソングである。16.It
won't be the same old placeは、個人的にはこのアルバムの目玉である。ジェームスのソロアルバムからの選曲。もちろん初CD化!しかも、これは、未発表バージョンで、デビッド・ロードがリッミクスしたシングルのロング・バージョンである。17.Linesはコーギスと同じレーベルRIALTOからデビューしたプラネットの「LINES」のデモセッション。コーギスのメンバーとセッションしている貴重なデモです。18.Boots
and shoes(Demo)荒削りながら、パンク/ニュー・ウエーブらしい素晴らしいデモである。19.Make
a fuss about us(Demo)これは驚き!「ラバーズ・リターン」のボーカル入りある。